劇場公開日 2025年7月4日

ハルビンのレビュー・感想・評価

全72件中、1~20件目を表示

3.0ちょっと心情的に複雑です

2025年7月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

いい勉強になりました!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
nami

4.0日本人が観ても、立腹はしない程度の"抗日映画"

2025年7月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

糞アン・ジュングンを扱った映画である事は、予告編を観て知っていましたが、いちおう鑑賞しました。

音楽的なセンスはなく、ただ音の強弱に頼る演出は稚拙だったが、
撮影は、非常に繊細で、画面にはとても良い配色を出しており、非常に素晴らしかった。 <撮影賞>

糞テロリスト安重根は、映画の中では、まるで ゴルゴ13の様に、最初から祭り上げられてはいるが、
テロリストたちは、お互いを「同志」と呼び合う 共産主義者(ロシアの犬)設定であり、純粋に孤高の英雄扱いされているペテロ 安重根は 、ソ連の犬の中の鉄砲弾・捨て駒である事を映画の中で認めている点は、高く評価できる。

当時のテロリスト達が、装備しているのは、ロシアから供与された「モシン・ナガンM1891」の筈だが、
映画の中では、その特徴的な引き金前の形(トリガーガード)を見れなかったのは、残念
映画では、適当に そのへんの小銃を小道具として使ったのだろうが、
せっかくの"大迫力な白兵戦"だっただけに その辺は残念だった。

映画の中で、伊藤博文元総理 と 日本国 が、敵視される冪 "鬼的存在" に成っていなかったのは、意外だった。
撮影・企画段階が前尹錫悦大統領政権時だった為かもしれない。

伊藤博文 元総理を演じた リリーフランキーさんは、完璧に 仲代達也さんを演じていました。
そういう意味で、高評価します。    <助演賞>

日本人少佐を演じていた パク・フンさん、とても 面白い演技をしており、将来が楽しみです。

この映画を観たら、「朝鮮併合」の前段階である「日露戦争」の映画「203高地(1980)」を観ると良いと思う。
間違っても、アレな偏光NHKドラマ「坂の上の雲」は観てはいけない。

コメントする 3件)
共感した! 11件)
YAS!

2.0独立後のビジョンが見えない

2025年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

シナ山の戦い? 森辰雄? 聞いたことがないと思って調べたけど、何も出てこない。
モデルと思われる人さえ分からない。

歴史的事件を題材に、実在の人物を主人公にしながら、創作エピソードを多用するのは良くない。
「このような事があったと思われる」という空想で印象操作。慰安婦や徴用工の映画とかと同じ手法。
確信犯でしょうね。

韓国は戦後の戦争責任を免れるために、「朝鮮は植民地であり、戦争被害国である」という立場をとったので、「朝鮮人は常に迫害を受け、日帝と戦い続けていた」という主張が必要になる。
今後もこのような映画が作られ続けることでしょう。

独立を目指す気持ちは尊いと思いますが、その先にどのような国を目指していたのか。
この映画ではそれが全く描かれていません。

独立後、どのような政権を誕生させるつもりだったのか。
仮に日本が朝鮮の独立を認め、投資したインフラを寛大に全て譲渡してくれたとして、それを維持、管理、運用できる人材はいたのか。

東洋平和論を説いたアンの何らかの思想が聞けるかと思いましたが、全く触れられませんでした。
先のビジョンも無く子供のように独立を願っても、応援したい気にはなれません。
単にテロリスト称賛映画になっています。

伊藤博文はこの映画が描く時代の40年以上も前にイギリスに渡り、世界の民主主義や憲法を学びました。映画なら『長州ファイブ』を観て欲しい。
伊藤のような人物が日本には山ほどいて、明治維新を成し遂げました。

同じことが出来る人材が、当時の朝鮮にどれだけいたのか。
仮に日本が手を引いていたら、内戦になってロシアが攻め入っただけではないでしょうか。
実際に1950年にそうなりました。

清やロシアよりは日本に頼った方がマシだと考え、併合に協力した人たちは、「親日反民族行為者」として現代になってから罰せられ、汚名を着せられています。
当時の視点に立って冷静に考えないと、韓国の戦後は永遠に終わらない。
いつまでも歪んだ歴史観を持ち続けることになる。

伊藤が「ここ(ハルビン)は清国の領土でしょう」と問い、ロシア外相が「では朝鮮は誰の土地だ?」と返す場面があります。韓国の映画としてはなかなか突っ込んだシーンだと思いました。
韓国では多くの人が観た映画ということなので、どう受け留めたのかが気になります。
このシーンだけでも、当時の政治情勢で朝鮮が独立を維持することは難しいと解るのではと思います。

ChatGPTに「日本が朝鮮を併合しなければ、現在の朝鮮半島はどうなっていると思いますか」と訊いてみました。
回答されたシナリオは4つ。

①ロシアの衛星国(可能性:高) 親露政権、後にソ連化の可能性も
②中国の影響下(可能性:中) 清国の属国的立場の継続
③独立国家として存続(可能性:低) 自主改革は困難、政情不安定
④冷戦で南北に分断(可能性:中〜高) 別の形で分裂の可能性大

コメントする (0件)
共感した! 7件)
じろぞう

3.0歴史モノではありません ノワール? 任侠モノ? サスペンス? あたりと思えば そこそこ楽しめるかも でも本質はアン•ジュングンの英雄譚(韓国の皆様にとっての ですが)

2025年7月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 11件)
Freddie3v

3.0何を描きたいかは理解できるが韓国国民にしか心情は伝わらないのではないか?

2025年7月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

まず、本作への批判として、史実と異なる、捏造である、というものがあるがこれは言い過ぎだと思う。つまり本作はアン・ジュングンという韓国人にとっての義士の姿を通して独立運動への思いを語っていきたいという目的で制作されている。つまり個人像なり国家観なり歴史観なりを定めた上で様々な史料をつなぎあわせたフィクションであるわけでそれが許されないのならば「竜馬がいく」だって「坂の上の雲」だって否定されることになってしまう。
さて本作で注目すべきところは、ハルビンでの暗殺そのものではなくその前後にある。
最初の方で、大韓義軍が咸鏡水道に進出して日本軍と戦うところがあるが、そのような大掛かりな武力衝突は記録されていない。また劇中でムサンでの戦いがあったことも触れられているが(コン夫人の夫が戦死する)ムサンは慶尚南道なので南部で戦闘があれば当然記録が残っているはずだがそれもない。
要するに1909年の段階で朝鮮の独立を目的とした交戦集団が組織的に存在していたかどうかということである。もちろんアン・ジュングンの「大韓参謀中将」という肩書もそこに依っている。これらはアン・ジュングン自身の伝記(「獄中記」)に由来している。
そして、アン・ジュングンの処刑後に、チョ・ウジンが演ずるキム・サンヒョンに対して森中佐が接触を命ずる「キム・グ」という人物だが、この人は「金九」。1919年に上海で設立される大韓民国臨時政府の首班である。つまりアン・ジュングンをつなぎ目として独立運動が継承されていることを表現している。
だから、この映画の主題は、独立運動ないし抵抗運動が日韓併合以前の相当早い段階から民族の意思として「組織的に」始まっており、1945年に日本が連合国に敗れ韓国が独立するまで連綿と続けられたという歴史観にある。アン・ジュングンはキーマンの一人ではあるものの決して単独の活動家とかではなかった。彼はあくまで独立運動の組織の一人であったということである。
多分、韓国社会においても、アン・ジュングンはもちろん、初期の独立運動についてよく知らないという若い人が増えているのだと思う。そこを思い起こさせるための企画という意味合いが強いのだろうが、その心情は日本人としてはやはり共有できないなというのが正直なところです。
映画の他の部分については主題を伝えたいという気持ちが強すぎて、ドラマ演出にしてもモンゴルやラトヴィアでのロケ映像にしても皆、中途半端な印象を受けた。
最後に、韓国人の役者が喋る変な日本語だけど、朝鮮の人が聞くとああいうふうに聞こえるのだと思う。特に今回は軍人の会話が多いのだけど、妙に抑揚のない感じね。あれが冷淡で無慈悲な印象を与えるのでしょう。だから作り上げたいイメージとぴったりなので意図的にそうしているんだと思いますよ。

コメントする 1件)
共感した! 3件)
あんちゃん

3.5背景の薄い勧善懲悪

2025年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映像はすばらしい。
砂漠や凍った河の広大な景色や構図はもちろん
衣装、建物、内装の質感の作りこみがすばらしく、
茶、白、黒のような地味な配色のシーン多いが画面に見入ってしまう。

裏切り者を探す汽車のシーンは連結車両を活かした構図が面白い。

一方で、歴史認識や日本人役のカタコト日本語は脇に置くとして、
肝心な物語の構成やキャラクター造形が薄く、理解が難しい。

まず統治下で圧政に一般市民が苦しんでいる様を描いたシーンが無いので、
大韓義軍の彼らの動機が伝わらない。
(民族独立はわかるが、伊藤博文の過去の王による愚政の指摘に対する答えがない)

日本人の現地軍人は、わかりやすい単細胞な悪人すぎるし、
拷問シーンも苦痛、過酷さが伝わらず中途半端。

肝心なアン・ジュングンも高潔な英雄ならば、
そもそもなぜ政治的な交渉ではなく、暗殺という方法を選んだのか、
冒頭シーンの流れからすると、仲間からの批判を逸らすための
ターゲット設定のようにもみえてしまう。

映像の美しさでなんとか見続けられた映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
HK

4.5一級のサスペンス映画、歴史劇として見るなら「要注意」

2025年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ドキドキ

 伊藤博文暗殺に至る「手に汗握るサスペンス」反日義兵の指導的地位に有るアン・ジュングンは、捕虜の釈放問題で仲間から嫌疑を掛けられる。その汚名を払拭するには何としても日帝の首領伊藤を撃たねばならない!しかし、仲間の中にも日帝の密偵の気配が・・・。舞台はウラジオストク、満州鉄道の車内、そして襲撃現場!裏切り者は誰か?武器の入手は出来るのか?襲撃方法は?・・・更に、義士アン・ジュングンを演じるのは、「私の名前はキム・サムスン」「シークレット・ガーデン」「アルハンブラ宮殿の思い出」なんと言っても「愛の不時着」のヒョン・ビン!何の文句が有ろうか?伊藤博文(リリー・フランキー)以外は韓国訛りの変な日本語・・・何て事は韓流ドラマでもう慣れっこ!実在しない森少佐の執拗な「アン・ジュングンはどこだ???」のリフレインが次第に心地よくなる。舞台も、美しく凍った豆満江(勿論、別の場所だろうが)、レトロ感溢れる満鉄の客車、ラトビアで撮ったロシアの町並み、そして史実ではあり得ないモンゴルの砂漠!・・・と、カメラマンの腕の見せ所も満載!

 サスペンスやアクションとして見るのなら十分楽しめるが・・・但し!歴史劇として見るなら要注意で有る。砂漠のシーンだけで無く、登場人物も含めてかなりの部分でフィクションが入っている。やっぱりこれを、「伊藤博文暗殺事件」として見るのなら、しっかりと勉強する事をお勧めしたい。私も、ソウル南山にある「安重根義士記念館」(場所は何とあの「キム・サムスンの階段」を登り切った場所・・・分かる人にはワカル!)に行ったが、その「英雄視」ぶりは半端ない!昔、千円札になっていた伊藤を殺した人が、一方では義士として讃えられるには余程の理由が有ったと言うことだ。

 日朝(韓)のボタンの掛け違い。遡ること、明治維新が成った直後、朝鮮と日本の間に起きた「書契問題」にそのルーツは有るのだろう。江戸時代、日本と朝鮮との関係には通信使の来訪は有ったが、直接には対馬藩が窓口となり日常的な国家間の交流は無かった。それが、明治維新を契機に正式な外交関係を持とうと日本側が文書を送ったのだが、それを受け取って貰えなかったと言う事件が「書契問題」だ。理由は、文書に「皇」の文字や「勅」の文字が有ったからだ。清国の冊封を受けていた朝鮮にとっては、この文字が使えるのは清国だけだと云う言う事だ。確かに、これを事大主義と言う事は出来るが、これが中華圏の国家存立の方法であった。更にやはり未だ朝鮮は、鎖国を解いていないと云うことも理由として挙がった。遠くない昔、砲艦外交によって国を開いた日本では、同じ方法をとってまで朝鮮を開国させようという機運が高まり「征韓論」にまで発展した。その後、江華島事件で事実上の「砲艦」による条約締結があり。その次に起こる、日清(朝鮮の脱冊封化=独立)・日露(大韓帝国の利権の所在を問う)の戦役では、朝鮮・・・後の大韓帝国を入れる事も無く、下関・ポーツマスの条約が成立するに至る。朝鮮は日本の意志によって冊封国から独立国、独立国から保護国へと変質し、常にそこには伊藤博文という存在が有ったのだ。

伊藤は、日韓協約締結時にこう言っている。

「現に韓国人未開なりといえども、之を侮辱し之を 瞞着(まんちゃく)するは、決して我が陛下の大御心にあらず、宜しく之を指導してその発達を期せざるべからず。今や列国環視の際なれば、若し之を侮辱するが如き事あらば、直ちに我が国威を失し我が国家の不利益言うべからざるものあらん。故に予は新条約の遂行に㐁巡せざりしと同時に、韓人の境遇に対して真に胸中万斛ばんこくの涙なき能はず。諸君も宜しく深く陛下の大御心の存する所を奉戴ほうたいし、能く韓人を保護し、之をして存立せしめざるべからず」

これでも何と不遜な態度と思うが、自身が統監となって弾圧をしても義兵運動は止まず、人心の掌握は出来ず、大韓帝国皇帝の高宗自らが協約の無効を世界にアピールするに至る。その後、三次協約で性懲りもなく内政への関与を深めるが、その時はこう言っている。

「要は最初に韓国の独立を承認したるは日本にして韓国人にあらず。韓国が今の如く自ら独立する能わずんば日本はその承認を取り消すに至ることあるとも、韓国は何等の異議を挟むを得ずと言うにあるなり」

「世界の大勢を見よ。いかなる強大国といえども今日は未だ一国をもって世界の太平を維持する能わず。・・・これ同盟国の必要なる所以にして、もし一衣帯水を隔つる韓国に他国の一指を染むるを許さんか、日本の独立を危うする恐れあり。日本は断じて韓国の日本に背くを許す能わざるなり。しかれども日本は非文明、非人道の働きをしてまでも韓国を滅ぼさんと欲するものにあらず。韓国の進歩は日本の大いに望む所にして、韓国はその国力を発展せしむるため勝手の行動をなして可なりといえども、ここに唯一の条件あり。曰く韓国は常に日本と提携すべしという事これなり」

伊藤は、この時点ではまだ統監としてやっいけると思っていたようだが、同時にこうも言っている。

「韓国に関する条項は本条約中に規定し、之に加うるに本野公使の稟議の如く公文を交換して、[将来の発展]なる語は[アネキゼーション]迄も包含する旨を明らかにするを最も得策なりとす」という意見を述べ、「韓国の形勢今の如くにして推移せば、年を経るに従って[アネキゼーション]は益々困難なるに至るべし。故に今日において我が意思の在る処を明らかにし、予めロシアの承諾を得置かざるべからず」

 アネキゼーションとは「併合」の事である。これが伊藤の対韓国政策である。これに対して、義兵の一人として一矢報いたのがハルビンでの事件である。勿論、これを暴挙と見るか義挙と見るかは色々な考え方が有るとは思う。

 最後に、伊藤の師匠にあたる吉田松陰の言葉を記しておこう

・今急いで軍備をなし、そして軍艦や大砲がほぼ備われば、北海道を開墾し、諸藩主に土地を与えて統治させ、隙に乗じてカムチャツカ、オホーツクを奪い、琉球にもよく言い聞かせて日本の諸藩主と同じように幕府に参観させるべきである。また朝鮮を攻め、古い昔のように日本に従わせ、北は満州から南は台湾・ルソンの諸島まで一手に収め、次第次第に進取の勢を示すべきである。

・朝鮮と満州はお互いに陸続きで、日本の西北に位置している。またいずれも海を隔て、しかも近くにある。そして朝鮮などは古い昔、日本に臣属していたが、今やおごり高ぶった所が出ている。何故そうなったかをくわしく調べ、もとのように臣属するよう戻す必要があろう……。

(以上「幽囚録」より)

コメントする 1件)
共感した! 4件)
椿六十郎

0.5捏造の映画

2025年7月13日
Androidアプリから投稿

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
すし

4.0韓国の近代史はやはり興味深い!

2025年7月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 伊藤博文の暗殺は勉強不足であまり詳しく知らない。特に韓国側の犯人の事は。アン・ジュングンや仲間達の行動がどこまで史実でフィクションなのかもよくはわからない。
 韓国からしたら侵略してきた日本は憎むべき国で悪く描くのは当然だろう。日本もどの戦争にしても自国の行った残酷な部分は隠している事もあるだろうし、教育の場面でも語っていない事もあるだろう。だから日本を悪く描いた他国の映画でも観るべきだよな、と私は思う。終戦を迎えるこの時期、戦争に関わる映画も増えるから、辛いけど、色々観るべきだよな。
 韓国軍の日本軍の泥まみれの闘いはなかなかの迫力だったし、氷の上を歩く場面や砂漠を馬で走っていくところとかも絵的にも見応えあり。
 出演者もヒョンビンはじめ良かった。チョン・ウソン、好きな俳優さんだけどわかりませんでした。伊藤博文のリリーさん、ちょっと線が細くない?と心配でしたが、やはりリリーさん、さすがです。しっかり伊藤博文でした。

コメントする 2件)
共感した! 8件)
アンディぴっと

3.5ヒョンビン見たさに

2025年7月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

驚く

韓流ドラマで馴染みの役者さんがたくさん出ていて、特に森少佐との確執は、アルハンブラ宮殿の思い出を思い出した。 ストーリーは安重根が英雄として描かれているので仕方ないのかもしれないが、ちょっと無理があった(最初にあれだけ生死をかけた戦いから始まってその後は虫も殺さぬような聖人として描かれるところ)。また伊藤が、義軍らが外国侵略者にたいしては断固戦うが、内政に対しては大人しいと言っていたが、当時の侵略者の言い訳そのものであり、実際そう思ってやっていたことなのだろうと感じた。ラストはなかなか意外性があって良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Naotanjr

4.5アン・ジュングンはどこだ?

2025年7月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 5件)
共感した! 19件)
大吉

2.0立場ではなく単純に面白くなかった

2025年7月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

朝鮮が植民地統治されていた時代、安重根が伊藤博文を暗殺した。これは歴史的な事実。この歴史的事実を映画化する、このこと自体がなかなか攻めた姿勢だ。しかも日本で公開することも。
韓国で安重根は英雄的な存在であることは知っていた。だから本作も彼の英雄的行動を描いたものであることも予想がつく。実際、ほぼ予想した雰囲気の物語だった。ただ、予想以上に面白くない。この歴史的事実に対する立場の問題ではない。ただ、ドキドキ・ハラハラするような展開ではなかったということ。
日本軍は、安重根をあれだけ警戒し捜索していた割に、あっさりと伊藤博文を暗殺させてしまう。そりゃ歴史的には暗殺されたことは事実だから、それを覆すような展開に名はならないと思っていたがあまりにもあっさりしていて拍子抜けした。
本作の面白みは、実は誰が日本軍の密偵なのかということなんじゃないかと感じた。密偵にさせられる後半のくだりは緊迫感があったし、肉を食らう際の人間の素の姿をむき出しにした描写がよかった。
でも、最終的に安重根の高潔な姿勢や考え方をアピールする終わり方だった。韓国人の誇りを刺激するような内容だったということ。それ自体は悪いことではない。面白くなかったことが残念なだけだ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
kenshuchu

4.0トンデモ日本世界観は京城クリーチャー😂

2025年7月11日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 11件)
ユメ

ハルビン

2025年7月11日
スマートフォンから投稿

笑える

史実とは違う荒唐無稽なフィクション。
伊藤博文は植民地化に反対していた。
安重根は伊藤博文の顔も知らずに、銃を撃ったとされるが、伊藤の体内からは安重根の使用した銃とは違うソヴィエト製の銃弾が発見されたという。犯人はソヴィエト側で安重根は囮で使われたのだろう。
結果、植民地化に拍車がかかってしまったという皮肉な事態になってしまう。

という史実があるのだが、韓国人からしたらどうでもよいのかな。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
タック

5.0「学生の勉強を思い出す」

2025年7月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

今年207本目。

学生の日本史を思い出して行く作品。そこが肝なのであまり書かないようにしたい。腹へった、メシ食おう。ここが一番のセリフ。本当においしそうに食べます。食べることは生きることだと思います。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ヨッシー

5.0日本ではあまり知られてはいない歴史

2025年7月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

面白い作品だった。史実に基付きつつも、エンターテイメントとして、とても興味深く鑑賞した。政治的な内容もあって、公開されるのかとも思っていたが、杞憂に過ぎず、楽しむことが出来た。リリー・フランキーの伊藤博文がなかなか秀逸だった。演技力の無さがこの人の持ち味のようで、雰囲気が演技力のような稀有な俳優だと感じた。気負わない木偶の坊然たる印象がこの人の強みである。前半の戦闘シーンが見せ場の一つだったと思うのだが、やり過ぎな感じもあり、今一つ興が乗らなかった。それを補って余りある雄大な風景の撮影、特に砂漠を行く4人のカットがとても美しく、気に入った。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
shanti

3.0上手に日本語を話す役者さんを起用して欲しい

2025年7月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
月光仮面

3.0韓国寄りの捏造とか言う奴いるけど

2025年7月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

例えば自分が住んでる土地の持ち主が急に隣のオッサンの土地となることに納得できる?って話。
それを隣のオッサンが「あなたの土地はウチの傘下になるのと苗字もウチの苗字になるから」って言われて「はい」って思うわけないじゃん。
そういうの考えたらわかるじゃん。
だから、いくら日本人が「併合」って言っても韓国語さえ禁止してたんだから侵略でしょ。
日本ではあまり知られてない、知ろうともしない日本政府の捏造と隠蔽。
これを「韓国人の自己都合史観」て言ってる奴は普段から立場の弱いマイノリティや言い返し辛い立場の人をイジメてる側なのだと思う。
日本の歴史観こそ「日本政府の自己都合」だと思う。
ワタシは日本人だけど、それ考えたら韓国人に偉そうになどできないよ。

映画内容は正直、目立った特筆できる所はなかったけどね。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
JiroGracie

4.5安重根と伊藤博文。暗殺の事実は知っているが、それ以上のことは知らない。日本人も見るべき映画。

2025年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 1909年10月26日、伊藤博文がハルビン駅ホームにて短銃で暗殺される。暗殺したのは、日本でも有名な安重根(アン・ジュングン)。大韓義軍に加わり日本兵と戦いながらも、ある事を契機に仲間から排除される。しかし、祖国独立のため多くの同胞の死を無駄にしたくないと、再度立ち上がり同志との葛藤の中で暗殺を決意し実行に至るまでを描く。重厚で絶え間ない緊張感が全体を覆う。スリリングで映像も素晴らしく、韓国側から歴史を描いた日本人も見るべき映画。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
M.Joe

2.5歴史ではない。99%虚構ーーなのはいい。でも杜撰。

2025年7月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

「インディ・ジョーンズ」がナチス・ドイツ相手に活躍する、みたいなのを目指した感じか。
「ジャッカルの日」・「ミッション・インポッシブル」・「ディア・ハンター」的要素も盛り込もうとしたかな。

虚構でもいいんだけど、
それが杜撰で、説得力に欠ける。

最初の方の戦闘場面は、まず「攻撃してください」と言わんばかりの日本軍幕営地。
そして戦闘は、千年前ですか、と言いたくなるようなグチャグチャの密集白兵戦。
しかも敵味方入り交じったところへ銃を撃ってみたり。

万国公法に則って「捕虜として釈放」っていうのも意味不明。
単純に捕虜でよかろうが。
でも、釈放しないと物語が始まらない、という都合があったんだろう。

日本語が話せないのに日本人になりすまして列車に乗ったり。
(本物は偽装も何もなしで列車移動してる)
7日前になって慌てて爆薬を調達することになったり。
「最大の馬賊の長」となった元義勇軍兵士が飲んだくれでしかなく(そんなんじゃ統率できないだろうに)、唐突にロシアンルーレットを強要しようとしたり。

そして「日本人」役の日本語のひどさ。
せめてキーパーソンの森少佐ぐらいは日本人の役者にしようよ。
ちなみに森少佐は、途中で韓国語を理解しちゃうし。
(実は通訳不要だった――という描写はなかった)

「アン・ジュングンはどこだ」という台詞(日本語)は何十回言っただろう。
しまいには笑えてきた。
(ちなみに事実は、無名の人だったので、日本政府はそもそもその存在じたい把握してなかった)

他にも枚挙にいとまがないが、
暗殺シーンが、杜撰の極致。

  *  *  *

きっと一番の意図は、
李舜臣――安重根――金九(キム・グ)という「英雄ライン」を示したかったんじゃないかな。

なお、
李舜臣は、文禄・慶長の役(壬辰・丁酉の倭乱)の時の朝鮮の将軍。のちに「救国の英雄」とされた。

金九は、のちの大韓民国臨時政府主席で「抗日の英雄」。昭和天皇の暗殺を指示したことがある。

コメントする 1件)
共感した! 7件)
島田庵
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。