Dr.カキゾエ歩く処方箋 みちのく潮風トレイルを往くのレビュー・感想・評価

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3.5悲しみを乗り越え

2025年9月28日
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ジョニーデブ

4.0がん3、震災7くらい

2025年9月19日
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鑑賞方法:映画館

地元がスタート地点だから、みちのく潮風トレイルは知ってはいるけれど、遊歩道のように整備されてあるものだと思ってた。

自分はいずれ癌になると言われていての初期の癌だったから、化学療法もないし、映画に出てくるがんサバイバーの方々のような辛い経験はあまりない。
とはいえ癌の種は持ったままだから、いずれどうなることやら。

被災地を巡り、被災者と話し、思いを聞く。
10年以上経っていても、やはり心残りは消えないけれど、いつまでもふさぎ込んでいられない。
出会った人たちの言葉が胸に響いた。
震災遺構というものは、悲しい思いを呼び起こしてしまうかもしれないけれど、後世に伝える教訓として残していかなくてはいけないものなんだな。

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コビトカバ

3.5死者と歩く

2025年9月11日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

垣添先生が311の死者と一緒にみちのく潮風トレイルを歩いているようにみえました。だからなのか、311の被災者は垣添先生を通して死者と会話をしているようでした。

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ミカ

4.0処方箋に書かれていたのは、希望。プライスレス。

2025年9月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

癒される

みちのく潮風トレイルが以前から気になっていたのでとても観たかった映画でした。

がん専門医である御年82歳になるDr.カキゾエが、青森県蕪島から福島県松川浦まで全長1025kmを歩き通す様を追ったドキュメンタリーです。

ドキュメンタリー映画としての完成度には色々と言いたいことがありますが、Dr.カキゾエの生き様そのものの前では些細な問題に見えます。
いや、冒頭のDr.カキゾエの言葉とあまり関連しないように見える序盤の進行に批判的になっている観客を中盤以降でグイグイと惹きつけるその手法は、所謂ヘタうまというものかもしれません。

「私はガンの専門家だから、ガンなんて早期発見できれば少しも恐ろしものではない」
その言葉の裏の意味が中盤以降でDr.カキゾエの半生がつぶさに明かされるにつれて違った意味を持ちはじめます。
そして、トレイルが辿る東日本大震災後の遺構とがんサバイバーの関連がボンヤリと浮かび上がってきます。

なんでもない市井の人の語りに、目頭が熱くなることしきりでした。

天災や病気で、否応なく人は命を失います。とても人間の力でそれを食い止められるものではありません。
だからこそ、せめて人間が人間の命を大量に奪う戦争や貧困を我々はなんとか止めなければいけないのではないか。
ちょっとトンチンカンですが、そんな想いを胸に劇場を後にしました。

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さとうきび

2.03.11の記録を歩くロードムービー

2025年8月16日
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鑑賞方法:映画館

最初はパンフレットを見て、みちのく潮風トレイルを歩くのがメインだと思って観にいったが、どちらかと言うと歩きながら3.11の関係者の人々と会い、聞き取りしながらのロードムービー

パンフレットには全部歩いたような書き方があるが全部を淡々と一人で歩いた訳じゃないし、歩いたのは一部でドキュメンタリー映画としては作り込み的な演出も多かったので、どちらかと言うとTVの旅紀行的な映画かな

まあ、そこら辺も差し引いても3.11から12年後の三陸の海の美しさや街並み、防潮堤、人々の声が聞けて良かった

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moonsing

5.0美しく説得力のある東日本大震災の映像記録

2025年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

癒される

がん治療の専門家である垣添忠生医師(82歳)が、八戸から相馬まで1025キロの「みちのく潮風トレイル」を歩いたロードムービー。三陸の景勝地や出会った人々との語らいから、多くの気づきが貰えました。挿入される俳句も非常に印象的で、シーンの情景を際立たせていました。

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masa