「いま観てきた映画は「本当の映画」ではない。」2025年7月5日午前4時18分 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
いま観てきた映画は「本当の映画」ではない。
都市伝説は知らなかったが、不気味な穴のみを写したポスターの雰囲気と粗筋に惹かれて鑑賞。
えっと…主役のコが可愛かったです、うん。
冒頭の場面、廃墟の穴、繰り返される刺殺の描写、ハルカの部屋の異常、赤いコートの女、部屋凸動画、地震…
色々やるけど何一つ繋がってこない。
刺殺のことなんて主人公が認知してる様子すらないし。
各キャラ、特に主人公の言動や行動も不自然だらけ。
助けを呼ぶ相手がカイト先輩なのはまだしも、なんで鍵開いてんだ。
(「お前」呼びさせてるし、彼氏設定でいいのに)
「泊めて」なら分かるが、逆に危険な家に同僚を呼ぶ。
その際のインターフォンには武器を取ったのに、家に侵入された動画を見た後は手ぶらで挑む。
証拠映像あるのに警察は呼ばず、男に同行も頼まない。
無断欠勤しといて、謝罪どころか社長を無視して穂花にのみ話しかける(連絡しなかった理由も皆無)。
終盤にはベッドに人がいそうなのに逃げもしない。
必要ゼロなのに「つめて」と言うカイ君や、連絡すらせず23時に晩御飯を差し入れる父などにも違和感。
家なのにプラフォーク使ってるのも謎。
カイ君による手持ちカメラ映像は、明らかに襲われて怪我してるのに探索続行(しかもクソ長い)。
大半が人的ホラー寄りで個人レベルの出来事なのに「世界は変わる」と言われても…
そもそも同じ誕生日の人なんて腐るほどいるでしょ。
3.11もまったく関係ないし、結局人災なのか天災なのか怪異なのか超常なのか、何を想定したのかも分からない。
カイトとカイで名前が似過ぎなことに意図はあるの?
5人しかいないオフィスに空調の壁付けリモコンが6つもあったり、滝の側の職場に徒歩通勤??
薄っい母娘愛シーンも不要でしょ。
演技も大概だったけど、脚本からロケーションから色々とヒドかった。
『2025年7月5日午前4時18分』以降に観れば理解できる?