劇場公開日 2025年11月7日

旅と日々のレビュー・感想・評価

全204件中、41~60件目を表示

2.5河合優実の無駄遣い

2025年11月19日
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鑑賞方法:映画館

難しい

夏の海辺にいた夏男は、渚と出会い散策した。翌日、再び浜辺で会った夏男と渚は、台風が接近してるのに海で泳ぎ・・・。大学で、つげ義春の漫画を原作に李が脚本を書いた映画を上映し、上映した。冬になり、李は雪に覆われた山奥を訪れ、旅館が満室で泊まれず、おんぼろ宿にたどり着いた。宿の主人・べん造は妻と離婚後、やる気がなく、暖房もまともでなく、夜の食事も提供しなかった。ある夜、べん造は李を夜の雪の原へと連れ出し、鯉を盗もうとした。さてどうなる、という話。

これ、どう見て、どうレビューすれば良いのかわからなかった。
河合優実、シム・ウンギョン、堤真一、佐野史郎など、名優が出演してるのだ、ストーリーが見えない。
昔の囲炉裏があるような日本の家が珍しい人には景色が良かったとか思うかもしれないが、知ってる人にとっては、それで?くらいの感想だと思う。
面白くなくて退屈だった。

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りあの

3.5規格外

2025年11月19日
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鑑賞方法:映画館

知的

斬新

癒される

TOHOシネマの4DMAX対応のシアターで鑑賞

どう考えても規格外の環境で落ち着かない。

ソワソワ〜。モゾモゾ〜。

そんな感覚w

映画そのものも筋展開全てにおいて

そんな感覚に支配されながら観ている感じがした。

とは言え、前半パートの海のシーンと

後半パートの山のシーンが妙に

シンメトリーな設定となっており

マニアックな悦びを感じた。

旅と日々。そもそもどちらも現世利益的な結果が

即時得られるものではない。

それが現実で物語といえ期待するな。

っちゅうことやろうねw

個人的には映像編、

最新型河合優美が観れて良かったヨ◎

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tomokuni0714

4.5旅の力

2025年11月19日
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鑑賞方法:映画館

映画の中の旅は例えばこんな風。
夏の海。強すぎる風、ゴツゴツした浜辺、波の強さ、強い雨、青年との邂逅、荒天の中の海水浴。
冬の山。泊まるところのない心細さ、知らぬ土地での冬の夕方の一人での移動、大丈夫なのかこの旅館、おっさんとの邂逅、夜の雪中行軍と非行。
結果、旅人は自分を取り戻す。
ところで、自分の旅はどうかな。日常以上に求める心地良さ、カネに任せたぜいたく、油断なくスマホで取得する情報、自分の目に焼き付けるよりもスマホに写真を記録。こんな旅では自分を回復することなんてできないね。

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定点カメラ

日本画の静かな世界

2025年11月18日
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鑑賞方法:映画館

若いころガロで読んだつげ作品の映画化と言うので興味を持って見ました。つげさんの漫画にあるある種の猥雑さが全くなくて、別の作品に仕上がっていました。特に、ほんにゃらら洞の冬編が原作を上手く換骨奪胎して詩的な仕上がりだと思いました。

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couchipotato

5.0この映画のよさを表現できず、自分の文才のなさに絶望する

2025年11月18日
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鑑賞方法:映画館

何と居心地よい映画だろう。
第一部というべき、海に関する物語は、ストーリーらしきものは十分に描かれないまま、唐突に終了する。ここで圧倒的なのは、河合優実さんの存在感だ。その後、幕間と言うべき、現実パートを挟み、舞台は冬の雪山へ移る。
ここからの第二部が最高である。
シムウンギョンさんと堤真一さんの何気ない素朴なやり取りがシアター内の笑いを誘い、事件は大ごとになることなく、穏やかに終わりを見せ、一つの旅路の終焉を見せる。

「ケイコ目を澄ませて」は岸井ゆきのさん目当てで見たものの、静寂の中で息づく情念のようなものに心を打たれました。
「夜明けのすべて」はウェルメイドなつくりになりながらも、他の映画では絶対に見られない柔らかな空気感と関係性が描かれております。

三作目はシュールで実験的でありながらも、独特とテンポ間と空気感、そしてユーモアさにあふれている居心地のいい映画でした。
三作とも全然違う作風ながら、三宅唱さんという監督らしさを明確に感じられるものです。
過去作も見返したいし、本作も何回か足を運びたい。
そして、次回作も楽しみにしています。

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よして

3.5どちらかと言えば玄人向け作品だと感じた

2025年11月18日
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知的

難しい

癒される

この映画は「つげ義春」の世界観や映像美を鑑賞する方が合っているのだと思うのですが、如何せんストーリー的には尻切れトンボの印象が否めなかった。エンディングタイトルが出て「えっ?これで終わり?」と思ってしまった。あまり起承転結を求める作品ではないことはわかるのですが、つげさんの世界観の下地が無い人には正直あまり楽しめない気もしました。イタリアの映画祭で最高賞を獲ったんですよね。イタリアでこうしたロードムービーが評価されるのも何となくわかります。はるか昔に「ストレンジャーザンパラダイス」が流行った時に消費ブームのパーツ?みたいに騒いでいる人が周りにたくさんいました。この作品は賞も獲ったしアチコチで取り上げられていますが同じようにならないことを祈ります。それだけ「つげ義春」さんの世界は広く深く玄人向けだと言えるのかもしれませんが。

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hey

3.0つげ義春と旅

2025年11月17日
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知的

幸せ

癒される

つげ義春が好きなのだが今作はまさにつげ節全開
今作を観賞して物足りない人も多いだろうし
刺さる人には物凄く刺さる作品だと思う
「リアリズムの宿」が大好きな自分にとって
このさざ波のような作品は癒し効果がありあっという間に見終わってしまった

序盤に個人的お気に入りの神津島の赤崎遊歩道が出てきて感傷深かった
つげ義春が訪れた場所の聖地巡礼もいいかも

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よう

3.5傷ついた言葉

2025年11月17日
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日本では、傷ついた時にどうして東北へ行くのだろう。
険しい山、硬く締まったように感じる海、朴訥な人々、突き放されているようで見守られているようなそんな感覚が傷心の人びとを招くのだろうか。

この映画は主人公である脚本家の李(シム・ウンギョン)は自身に迷いがある。自分が書いた
脚本に自信が持てず才能が無いと自嘲する。
彼女が書いた脚本の映画世界は暖かく気候の良さそうな島なのに台風で大雨が降り、大風が吹き、海は荒れ、魚の死骸や土左衛門により死が想起される。
冷たい世界。彼女は映画の中に自分を観ている。
恩師が亡くなり形見として貰ったカメラを持ち旅行に出ることを思い立ち山形へ。
雪の積もる山形は風が強く寒いが、手に取った雪は白く冷たく優しい。
そこで出会う宿屋の主人(堤真一)は何があったか詳しくは語られないがいろいろあったようで時の止まったらような茅葺き屋根の家で 1人で宿屋を営んでいる。
人生を達観しているのかと思ったがそんなことはなく、本当にしょうもない親父である。
しょうもないが人の温もりを感じさせてくれる。

李はこう独白する。「日本に来た時の驚きや恐怖はなくなり、感じたことは全て言葉が追いついた」(この引用は正確じゃないと思うがこんなかんじのこと)。
脚本家であるということもあるだろうが彼女は言語による観念的な視点で世界を見ている。シム・ウンギョンはそんな李の姿をよく演じている。
全てに言葉が追いついたと言う割には、彼女は自身に関わるごく簡単な質問に答える際に言葉を詰まらせ即答できない。言いたいことがあるのに言葉に出来ない。
この映画には日本語、イタリア語、韓国語、山形弁、そして李の韓国人として第二言語として学んだ日本語が存在する。
李が感じる言語的で観念的な混乱を山形での触覚と行動の体験が回復させる。
観客も彼女と同じように五感を刺激され記憶にある自然世界の感触を思い出すだろう。

彼女は自分で思うほど自分を言葉に出来ていない。
自分が何であるのか。
それを見つけられる気がするから人は旅に出る。

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紅の猫

3.5癒される。

2025年11月17日
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ボブす

3.5画作りや脚本に驚きはない。 三宅監督だから撮れた!というショットが...

2025年11月17日
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画作りや脚本に驚きはない。
三宅監督だから撮れた!というショットが少ない印象。図ってか図らずか、俳優の映画に仕上がっている。
スランプに陥った脚本家が"言葉"と"世界"との距離をはかる。シム・ウンギョン、河合優実、堤真一の演技が素晴らしい。

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えーが宅

3.5味わい深い。 仕事をしていて適性や才能と向かい合ったことがある人に...

2025年11月17日
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味わい深い。
仕事をしていて適性や才能と向かい合ったことがある人には響く。
そうでなくても独特な空気と時間の流れを持つ作品なので
流れていく日々に
一旦止まって休憩を置く、呼吸を整える、切り替えるにぴったりな映画だなと思った。

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とりから

4.0無力を感じる力

2025年11月17日
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原作つげ義春というところからして、なんともまぁ凄いものに挑戦したものだと、監督に脱帽。撮影も大変だったのではないかと想像します。
「ねじ式、赤い花」の解説を糸井重里さんが書いているがそのタイトルが「無力を感じる力」。うまいタイトルだと思いました。

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mugirin

4.0冒頭のハングルの筆記シーンで同期完了

2025年11月16日
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 原作は未読(だと思う…)、原作者について少しだけ。
 読んでるこっちと作品世界とが地続きになっちゃう強い錯覚を覚えるのがつげ義春の真骨頂に感じていて、起承転結とか伏線とか、テーマとかが全くないわけでもないが、そうしたことがどうでもよく貪り読んでしまう魅力に堪えない無二の作家です。
 監督もそれがやりたかったのかな。知らんけど。

高級鯉料理。夜間の行軍。深呼吸中の肺のような海。カットはほどほどのやつを適当につないどったらええねん。ほんだら話のひとつやふたつ書けるやろ。

あら不思議。みたいな?

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満天

3.0太ももと膝小僧

2025年11月16日
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河合優実さんのちょっと短すぎませんか?と思うスカートからあらわになる太ももと膝小僧が画面いっぱいのためそれに夢中になってしまって全く話を覚えていないが、すごく良かったと思っている
佐野史郎が双子で登場し
流石にこの設定は何か意味があるだろうと思ったが結局意味は無かったすごくシュールだがそれは笑ってしまった

「ケイコ目を澄ませて」を観た上で
この監督の作品ならばと思って観に行ったのだけど
何か心奮うようなものは無いが自分に嫌気が差したり自信が無くなってる時に観たら少し肩の荷が下りるような気がする心にやさしい映画でした

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sasaki

3.5独特の世界観。

2025年11月16日
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難しい

映像効果のためか映画館のせいかわからないが、全体的に画面が暗くて何だかよくわからなかった。生粋の東北人のワタシだが、ボソボソとした訛が所々よく聞き取れなかった。でも堤真一さんはホントに東北の山奥のオジイにしか見えず、凄いと思った。原作がつげ義春だけあって、暗さと侘しさが伝わってくる映画だが、主演のシムさんは好感がもてた。

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渡り鳥

3.0良い映画とは

2025年11月16日
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旅と日々、まさに題名通りの印象。特別何か面白いとか感動したとかいったことはない。でも、何かいいもの見せてもらったなと感じた。作中にいい映画とは?という問いかけがあったが、自分にとっては見終わったあと余韻に浸れる時間が長いほどいい映画ではなかろうかと思う。なの本当に良い映画かどうかは時間がたたないと実際のところはわからないのだろうなと。日々仕事とそのストレスに追われている自分にとってはとりあえず明日から頑張ろうと思わせてくれた。
(内容はそういった感じでもないのですが・・・。)

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nagaduki

3.0難しいことは考えず、スクリーンを眺めていよう。

2025年11月16日
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鑑賞方法:映画館

ここ3ヶ月精神的に不調で、映画鑑賞する気が起きなくなっている。ただ、週刊文春の映画評価があまりにも高かったので鑑賞してみた。

特別大きな事件が起こらない。人生の迷路にはまり込んでしまった人間が描かれている。気楽に見たらいい。残念ながら、私の心を癒やしてくれなかった。映画のように行かないのが、人生だ。

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いなかびと

4.0夏と冬 虚と実 ユーモアと悲哀 雪景色と鯉泥棒 見事な対比

2025年11月16日
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笑える

知的

癒される

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野川新栄

3.0何も考えずにゆったりと観るといい

2025年11月16日
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癒される

 どういう意味かと考えずに、気楽に観ると良い。特別なことは何もなく、余韻も残らないが、嫌な気持ちにはならない。疲れた心を癒やすにはちょうど良い作品。

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セイコウウドク

3.5河合優美が出てきた前半は耐えられたが、後半は眠くなってしまった。。

2025年11月16日
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前半は、ある韓国人女性脚本家の書いた脚本の映画の映像と、脚本家の女性の話が交互に進む。
脚本は韓国語、心の中の言葉は韓国語、日本にいる彼女が実際に話す言葉は日本語。
そして後半は、その脚本家の旅が描かれる。

河合優美が出てきた前半は耐えられたが、後半は眠くなってしまった。
予告がすべてだったかな。
それ以上、超えることはなかった。

河合優実は良いですね。
決して美人じゃないけど、雰囲気のある女優さん。
『少女は卒業しない』を劇場で見て以来、『ひとりぼっちじゃない』『あんのこと』『ナミビアの砂漠』『八犬伝』『敵』『悪い夏』と映画館で見てきた。
彼女目的で見に行った映画も多い。
それ以前に劇場で見た『僕は、線を描く』『ある男』にも出ていたみたいだけど存在を認識していなかったので気づいていなかった。
ドラマの『ふてほど』で大ブレイクして、もはや知らぬ者がいない大女優という感じですね。

エンドロールでチラッと山形という文字が見えたからロケ地は山形なのでしょう。
あの古民家宿はさすがに存在しないでしょうね。
日本昔話に出てくるような雰囲気。
都会の人のイメージで田舎の雪国の宿として使われたんだろうけど。。
外国人が描く日本のように、北国の人間としては違和感を感じた。

そして、もっと旅感を出して欲しかった。。
旅を感じるシーンが少なかった。
電車に乗ってるシーンとか、旅で来てるって感じが欲しかったかな。

昔、退職する上司が『旅に出ろ、街に出ろ、人と会え』と書いた色紙を記念に事務所に置いていった事がある。
それ以来私の中で『旅』は重要な人生・生活の中での一つの要素となっている。
『旅』とはなんぞやと考えさせる映画なのかと期待して行ったのだが。。

三宅唱監督の『ケイコ 目を澄ませて』『ケイコ目を済ませて』は映画館で見て面白かったと記憶している。
次回作に期待したい。

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はりー・ばーんず
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