フォーチュンクッキーのレビュー・感想・評価
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なんとも言えない愛おしさが漂う
ジャームッシュやカウリスマキを思わせるオフビートなドラマでありながら、決して二番煎じというわけではなく、主人公ドニヤの感情がことのほか抑制されているのには理由がある。舞台はアメリカの中でもアフガニスタンからの移民、難民が数多く暮らす街。当然、ドニヤも言い知れぬ「過去」を抱えているわけだが、それを大袈裟に明かしたりはせず、あくまでセリフの中で香らせながら、静かに”いま”を紡いでいく。そのやりとりが面白い。身の回りの仲間たちも派手さはないが、みな実直に日々を生きる人たちばかり。そして何より、フォーチュンクッキーの「文言(メッセージ)考案」の仕事を通じてドニヤの感情が徐々に前向きな変化を遂げていく様が素敵だ。彼女がどうか幸せでありますように、と応援せずにいられなくなる。シンプルで簡潔。それでいて個々のキャラへの愛情がこみ上げ、モノクロームに滲む優しさと柔らかさがずっと心に留まり続ける名作である。
しずかな提示
アフガニスタンからアメリカに来た女性
カリフォルニア州フリーモントのフォーチュンクッキー工場に勤めていたドニヤは、アパートと職場を往復するだけの単調な生活を送っていた。母国アフガニスタンの米軍基地で通訳として働いていた彼女は、そこでの過酷な経験により慢性的な不眠症に悩まされていた。ある日、フォーチュンクッキーに入れるメッセージを書く仕事を任されたドニヤは、新たな出会いを求めて、その中のひとつに自分の電話番号を書いたメッセージを紛れ込ませた。やがて彼女のもとに、ある男性から会いたいというメッセージが届いた。さてどうなる、という話。
ストーリーとしてはどうって事ないんだけど、アフガニスタンからアメリカにやってきた女性、という所に興味を持った。
そのドニヤ役がアフガニスタン出身で国営テレビ局のジャーナリストだったアナイタ・ワリ・ザダだというところが一番の見所だろう。
タリバンが支配するアフガニスタンだけでなく、アフリカの内戦状態の国、軍事政権下のミャンマー、イラクやトルコのクルド、などなど、自国での迫害を逃れて他の国に移ってる人は世界中にたくさん居ると思う。
ほんの一握り、実際にタリバンの迫害を恐れ、アフガニスタンから脱出した女性による演技で、また世界の中の日本を考えさせられた。
日本人ファーストはわかるが、行き場のない人たちを助ける事は、日本人には出来ないのだろうか。
そんな事を思い、心に響いた。
世界がモノクロでしかないこともあるよね?
人間を丁寧に描いているというところに惹かれる。誰しもそんなにわかりやすいキャラではなく、超人も超悪人も超人も登場しない自然体で、でもドラマがそこに確かにあるっていうのがいい。こういう作品をみると、日々がモノクロで、砂を噛むようで、眠れなくてでも思い巡らしたくもないような、そんな時を思い出す。きっと誰しもそんな時があって、フルカラーとまではいえないにしてもささやかな彩りを大事にしたいなと思ったりできるわけで。モノクロで描かれるドニアのフリーモントの日々が少しでも色づけばいいなと願うような気持ちになる。
あまり前情報なしにみたので、ジェレミー・アレン・ホワイトが登場して見知らぬ街で懐かしい顔に会ったようにホッとする。彼の不器用な雰囲気がとてもいい。
なんとなくやなやつに見えた精神科医も彼なりにドニアの心を楽にしようとしているのだろうし、クッキー工場のオーナーの妻も、彼女なりに何か変化をもたらそうとしたのだろう(多分)。
個人的には『白い牙』よりも『荒野の呼び声』派なのだけど、ドニヤが白い牙と自分を重ねそれを口に出せたのならそれでいい。彼女の流した涙はとても美しくて、でも辛いものだった。
辛いことを忘れられないでいるのは悪いことじゃない、むしろそれも必要。ただ、幸運をさがしていけばいいんだよね?
【"どうしようもなく、幸せになりたい。”今作はアメリカ軍通訳として働いていたアフガン女性がフォーチュンクッキー製造に携わりながら、ptsdを克服する様を描いたラストが静かに沁みる作品である。】
■カリフォルニア州フリーモント(今作の原題は”FREMONT”である。)のアフガニスタンコミュニティで暮らすドニヤは、母国で行っていた米軍通訳時代の仲間の死や、米軍に協力していた事で一部から非難されていた体験が原因で、不眠症に悩まされている。
勤め先のフォーチュンクッキー製造工場で、単調な仕事を行う中、ついクッキーに”どうしようもなく、幸せになりたい。 電話番号・・”・・の紙を入れてしまうのであった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・モノクロで序盤は淡々と物語は進む。彼女の同僚のチョイ太った親切な合コンに誘ってくれる女性、フォーチュンクッキー工場の主の中国系男性との会話がポツンポツンと交わされる。
因みに中国系男性の妻は、少し彼女に意地悪である。
珈琲の自販機が壊れた時に、彼女に2ドル50セントで珈琲を売るのである。
・その中で、徐々に明らかになるドニヤがアフガニスタンで暮らしていた時に受けた心の傷。
ドニヤはナント8カ月も心療内科の順番待ちをしている。だが、ある日、知り合いのキャンセル番号を持って心療内科のセラピストの診療を受けるのである。
そして、セラピストは”困るんだよね。”などと言いつつ、彼女にジャックロンドンの名作”白い牙”の話をしたり、自分で考えたフォーチュンクッキーに入れる文言を彼女の前の机に並べたりするのである。
・彼女は或る日、意地悪なフォーチュンクッキー工場の主の妻の言いつけで陶器屋に鹿の陶器を取りに行き、街の外れの自動車整備工場にオイルチェックのために立ち寄り、親切な自動車整備工の青年と出会うのである。
そして、青年はタダでオイルチェックを行い、珈琲を彼女に勧めるが彼女はやんわりと断るのである。
だが、彼女は青年にランチに誘われると一緒に行き、離れた席に正対して向かいお喋りをし、一緒に工場に戻って来ると最初は断った”無料”の珈琲を青年と一緒に飲むのである。そして、彼女は青年に鹿の陶器をお礼に上げると、青年は”欲しかったんだよね。”と言いそれを貰うのである。
その時の彼女の表情は、今までにないほどに、穏やかなのである。
<今作はアメリカ軍通訳として働いていたアフガン女性がフォーチュンクッキー製造に携わりながら、ptsdを克服する様を描きながら、フォーチュンクッキーに導かれたかの様なラストの親切な青年との出会いが、静かに沁みる作品なのである。>
<2025年8月3日 刈谷日劇にて鑑賞>
まさに運命
前半というより大半はどんよりしているというか、
主人公ドニヤが前職の影響により不眠症に陥っているし、
日々の生活も同じことの繰り返しで憂鬱な感じだ。
そんな中、フォーチュンクッキーに入れるメッセージを書く仕事を
任されるわけだが、そこに自分のTEL番メッセージを紛れ込ませ
ここから物語が展開していく。
で、自動車整備をしているダニエルと出会うというわけだが、
この二人のやりともすごくいい。
ドニヤが嘘ばかりつくのも照れかくしだろうし。
そういう心の機微が見れるのもいいのだ。
やっとここにきて救われる感じがした。
こんな運命的な出会いなんて出来過ぎだけど、
ドニヤには幸せになってほしいので、これでいいのだ。
一歩踏み出す勇気が大事なのだな。
独特の間、雰囲気が、独自固有な映画だと思う。
確かにジム・ジャームッシュ
こういうの好きです
説明するのが難しい(めんどくさい?)ので、
よく言われてるみたいではありますが、カウリスマキの雰囲気です。
でも、彼よりはとっつきやすくて、女優はかわいいです。
何よりいいなあ、思ったのは脚本です。
あれは脚本と言うのかな?出演しているオジサンたちのせりふが、とにかく、とても渋くてかっこいい、やさしくて面白い。クッキーに添えてある言葉もとってもナイスです。
毎日、なんだかなあ…って感じでやり過ごしている人生下り坂の皆さんにもおすすめです。
ただ、しかし、
映画のチラシのコピー・文章がチンブ、何コレ!?という代物。
映画を観ずに、情報だけ集めて適当にやっつけた手抜きもいいところ、って感じです。
記念に取ってはおくけど、残念であります。
ディップスティック😎
"The Boss"
オフビートな人生
クッキーを混ぜるのは手動、焼く機会はペースゆっくり、袋詰めも手動と今だにこんな工場あんのかな?ってなるけど、アメリカの地方都市ならまあ、あるか〜。
モノクロのこの淡々とした感じ、ジャームッシュを彷彿させる(話はパターソンが近いかな)けど、クスッとくる部分は少ない。割と全体に真面目。
主人公のアフガニスタンのエピソードはすぐに「コヴェナント/約束の救出」を思い浮かべて、うわぁキツイ…てなった(全然毛色の違う映画だけどおすすめです)けど、それを淡々と語るのが逆にリアル。
一度だけ、同じアパートに住む子持ち女性の旦那に、女性とのつきあいを阻まれて(疎まれてる?)声を荒げるシーンがあるけど、あれは裏切り者扱いされてるのかな?
クッキーに忍ばせた電話番号が幸せを運んでくれる…なんて夢展開がアッサリと中盤で砕かれるのも人生そんなもの。それでも勇気を出して動いたことが別の展開をもたらすところが微笑ましい。
オーナーが紳士で素敵だったので、鹿持って帰らなくてもクビにしないでほしいな。
中華料理店でいろんな人たちがクッキーを割って読み合うやりとりのシーン、ホッコリしました。
昔中華街で出た時のメッセージはかなり謎だったな〜。
長らく食べて(割って読んで)ないので、フォーチュンクッキー欲しさに中華街に行きたくなった。
小粋な短編小説!
封切りからだいぶ経っているのに満席! こんなに人氣あんの? うっすらと近くの席から漂う“ワキガ“が館内を汚染している。同時に効きすぎるエアコンが、関節に沁みて……
おそろしく生産性の低いクッキー工場! 教養を活かせない単純作業で、くさっていたドニヤだったが、専任者の急死で(死に方、笑)適職を得ることになった。“中庸“を説きながら仕事に就かせる経営者は紳士然とした中国人。
”物書き”のつもりも、せいぜいが、ややウケ程度のドニヤ。セラピー医師の提案した箴言(港の船〜)にも醒めた面持ち。威厳を持ってマウントをとりたがる医師が、白い牙の読み聞かせ中、自ら、感極まってしまい、それを汲んで共感してあげるドニヤの余裕は好対照で小気味良い。
ある日、ドニヤはクッキーの文句に自分の携帯番号を紛れ込ませたことを、経営者夫人に知られてしまい思いっきり嫌われる。
その後、ドニヤの携帯にデートの誘いがあるのだが(自室で晴れ着のシミュレーションが初々しい)
果たして、相手の“鹿“なるものの実体は………
陶器店店員の話から、“夫人の計略”だと覚ったドニヤは、もう”クビ”などお構いなしに、その置物を、出逢ったばかりの整備士の彼にプレゼントしてしまう。恋の予感?
日々の不安や不満は誰にでもある。一歩踏み出し行動することで殻を破れる。脚本が示唆するものは平易で優しい。
彼のように、こんな台詞言えたらね〜
『コーヒーは無料だよ、“次に来る時“もね』
明るい午後の裏庭にたたずむドニヤが居た。
寝てたのか? おれ
ちゃんとストーリーを把握していなかった。
あの「鹿」は奥さんのたくらみだったのか。そこがすっぽりと抜け落ちていた。
寝てたのか? おれ。
もう一度見なおす気力もないし、お金もない。やれやれ。
犬も歩けば棒に当たる 船も海に出れば鹿と幸運に当たる
原題は “Fremont” 。アメリカ カリフォルニア州のサンフランシスコ湾南東岸にあるフリーモント市のことです。私は映画の題名または原題が地名の場合には、地図とネット検索でその地を予習してから観に行くようにしています。今月は『ハルビン』を観る前にハルビン市の人口が約7百万と知り、中国ってやっぱり人が多いなあなんて思っておりましたが、こちらのフリーモント市は人口約23万、人口の半分くらいがアジア系で、全米で最もアフガニスタン系の人口が多いそうです。南に30kmほど走るとシリコンバレーの有名都市のサンノゼです。フリーモントはシリコンバレーの北の端といった感じなのでしょうか。テスラの工場があるそうです。この映画の終盤に主人公のドニヤ(演: アナイタ•ワリ•ザダ)がドライブして移動するシーンがあるのですが、予習のかいなく、どちらの方向にどれくらいの距離を走ったか、よくわかりませんでした。
さて、このドニヤ、アフガニスタンのカブールにいたときは米軍基地で通訳をしていたとのことで、2021年にタリバンが政権を奪取した際には、親きょうだいとも離れ離れになって、命からがら、アメリカに逃れてきたのでしょうね。アメリカの協力者であったこと、インテリ女性であることを考えると、タリバン政権下のアフガニスタンに戻って生活するのはほぼ絶望的で、このままアメリカのアフガン•コミュニティで暮らしてゆくほかはなさそうです。
で、彼女は中国深圳出身のちょっと人格者風のおじさん(演: エディ•タン)が経営するフォーチュンクッキーの製造工場で働いています。ひょんなことから、クッキーに入れるメッセージ制作の担当となりました。彼女は故国から逃れて来てから、かなり精神的に危なかったと思うのですが、彼女にとっては外国語である英語での一文を何種類もつづるというのは精神的な危機脱出に対して多少なりとも意味があったのかもしれません(まあでも、彼女はちょっとした「職権濫用」をしますが)。
ドニヤはアフガン•コミュニティでは浮いてる感じがあります。よく話をする友人の夫から疎まれたりもします。典型的なムスリム社会ではインテリ女性は疎まれる存在なのでしょうか。まあ米軍の協力者だったと思われているのもあるとは思いますが。
うまく眠れないという自覚症状があるドニヤは睡眠薬を処方してもらおうと精神科のドクター(演: グレッグ•ダーキントン)のところに行きます。ですが、このドクター、薬を処方せずに、ドニヤとの対話を試みます。あげくのはては、自分がお気に入りの本(ジャック•ロンドンの “White Fang”「白い牙」でした)をドニヤに読み聞かせて自分のほうが感極まったりもします。なんかこのドクターの診療ぶりはドニヤの回復にはちっとも効果がなかったみたいな描かれ方でしたが、私は少しは効果があったと信じたいです。
結局、ドニヤは上記の「職権濫用」のせいで、フォーチュンクッキー工場経営者の意地の悪い奥さんに罠を仕掛けられてしまいます。まあでも、そのおかげで、自分で車を運転してちょっとした旅行をすることになります。この旅行の準備あたりで彼女が精神的に自立してゆく様子が見てとれます。そして、目的地に向かう途中で自動車整備庫をひとりで切り盛りしている青年(演: ジェレミー•アレン•ホワイト)に出会います。で、目的地に行って、罰ゲームの景品のような陶磁器製の鹿の置物を手に入れ、帰り道にはまたあの青年のところへ……
こう言った話がモノクロの画面にのって淡々と語られてゆきます。まあ一言で言って「普通にいい映画」みたいな感じで私は好感を持ちました。この作品の監督はババク•ジャラリ、1978年イラン生まれの46歳。確かに、ジム•ジャームッシュ味だとか、アキ•カウリスマキ味だとかを感じるのですが、この映画を見る限りはそれらの単なる亜流にはならずにババク•ジャラリ調の語り口みたいなものを感じさせます。淡々としているが、素朴で率直な感じ。ユーモアも洗練されてはいないけど、素朴に押してきてクスッと笑いを取る感じ。次回作も楽しみです。
ともあれ、この物語の主人公ドニヤはとんでもない貧乏くじを引いてしまったような人生で、酷い状態で故国を離れ、アメリカにやってきても同胞のコミュニティにもうまく馴染めず、孤独を抱えて生きてきました。実は精神的にもけっこう危ない状態だったのかもしれません。でも、彼女は港に錨をおろしたままの船にはなりませんでした。勇気を出して海に出ました。あなたのほんのちょっとの勇気とほんのちょっとの偶然から、あなたに幸運が訪れますーーあなたが次に中華料理店に行ったとき、フォーチュンクッキーから、そんなメッセージが出てくるかもしれません。
こういう作品もいいですね
前半はとにかく動きが静かだよね。
主人公の置かれた状況が少しずつ分かってくるけど。
経営者の奥さんがちょっとイジワルなのいいね。
1ドル25セントのコーヒーを2ドル50セントで売りつけたり。
「ブラインドデートするわ」から一気に動くね。
途中でオイル交換で寄った整備上での台詞のやり取りも全部いい。
「コーヒーを飲みにこないか」に「I don't like coffee.」で返すのいいね。「そんなわけないじゃん」と観客だけは思う。
ラストの「鹿」を呼び出してからのスカッとする展開もいいよね。
フォーチュンクッキーはやめて、整備場で働くのかな。
主演女優は雰囲気があって、とても良かった。また観たいと思ったよ。
みんなクッキー部分は、食べないの?
初期のジムジャームッシュっぽいと聞いて鑑賞したが、間合いとか、とぼけた笑いの感じとか、本当にその通りの雰囲気だった。
「アフガニスタン紛争」の陰や、移民難民問題、白人労働者の問題などが見え隠れするが、それを飛び越えた「ガールミーツボーイ」が味わい深かった。
<ここから内容に触れた感想>
○アメリカ軍の通訳を務めていた主人公が、今アメリカで暮らしている理由は、タリバン政権になって命の危険があるからという理由だろう。
彼女自身の危険や、家族と一緒に暮らせない理由をつくったのは、すべてアメリカの責任だと思うのだが、その補償は難民としての受け入れだけで、あとは自己責任ということなのだろうか。
更には、スパイの可能性を疑われ監視対象の可能性だってある。
大学を出て通訳の仕事が担える実力を持ちながら、彼女の就いている仕事との不釣り合いに、アメリカでの移民難民の状態をみる思い。
○同じアフガン人の中では、厳然としたイスラムの男尊女卑に晒され、仕事先では、中国人経営者の妻から搾取や蔑みの対象になっているという、中々ハードな生活を送っている人物として描き出される主人公。
しかも、アメリカは、最初に侵攻してきた敵国。
それ故に、不眠症にもなるだろうけれど、精神科のドクターとのやりとりが、回数を重ねるうちにどちらがカウンセラーなのかわからなくなるところが面白かった。
○自動車整備士の置かれている状況で、経済的な厳しさを描きながら、不貞腐れた嫌な奴にせず、彼にド正論を喋らせる脚本が大好き。是非是非、二人には幸せになってほしいと思わせる、爽やかなラストカットがよかった。
○ただし、とても静かな映画なので、油断すると、私同様、時々意識が飛ぶ人もいるかも…😅
鹿
一つの恋のメロディ‼️❓
アフガニスタンであるとか、PTSDであるとか、フォーチュンクツキーとか、関係なくこの女性の佇まいと生きていく姿に引き込まれたな。大昔、小学二年生の担任の先生に似てたな、もう少し痩せてたけど、どちらかとゆうと清原伽耶に似てたかな、関係ないけど。この女性に惹かれるのは、ニュートラルな性格と考え方があるのかもしれない、境遇で、人に対する偏見が無い、ある意味、騙されやすい感じがして危ない、でも、なんとなく幸福になりそう、🙈予感がする。ただ、引き込まれたな、茫然自失だな、何千本と映画観てきて、ただ、引き込まれたのは初めてだけど、なんだかほのぼのとした、はるばる観に行き良い気分でした、本当にありがとうございました😊😭
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