「よかった」脱走 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
よかった
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脱北ものは大好物なので下半期一番の期待作だとワクワクして見に行く。夜中宿舎を抜け出して脱北の準備を進めるところは期待以上にワクワクしたのだけど、その計画があっさりめちゃくちゃになる。部下のやつ、なんてことをしてくれてんだと思ったがそもそも雨が降ったくらいで破綻するような計画ならそもそも無理ではないだろうか。プランBを用意していてほしい。
その後は、保安部に異動となって部下のあいつを連れ出すなど、それまで周到な計画をしていた人とは思えない荒っぽい行動を取る。あっさり見つかって手際よく追い込まれる。敵は敵でなかなか大変なのだけど、大味な展開となりもうちょっと理詰めのヒリヒリするサスペンスが見たい。
地雷で豚が死んでみんなで食べるの楽しそう。国境を超えると救助の電話があって救出してくれるシステムになっているとは、韓国は脱北ウェルカムだったのか。
エンドロールの後、主演の二人のおまけ映像がある。ストイックな北朝鮮兵だったのに、チャラい。見たくなかった。
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