劇場公開日 2025年6月27日

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価

全443件中、1~20件目を表示

4.0どんなホラーよりも恐ろしい

2025年7月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ドキドキ

実際にあった事件なので、結末は知っている状態で見た。
だからこそ、何が目的なのか、なんでこんなことをするのかがわからず、理解できない人を相手にする恐怖感がすごい。
この事件の被害者の方々を思うと、想像を絶するつらさだったんだろうなと、本当に胸が締め付けられるし、自分だったらと思うと怖すぎる。

柴咲コウさん演じる氷室律子側の視点では、氷室律子はごく普通の母親で、綾野剛さん演じる薮下誠一が極悪非道の教師。
しかし薮下誠一視点だと、真逆になる。
この構成は『怪物』と少し似ているなと思った。
しかし『怪物』とは違うのは、早い段階で真実が明らかになる点。そこからはもうずっとスクリーンに釘付けだった。

柴咲コウさんと綾野剛さんの演技合戦が凄まじく、お互いの視点での演じ分けも、見た目が同じなのに全く違う人に見える。
ふたりの迫真の演技も相まって、一層この事件の理不尽さへの憤りや、恐怖感が増した。

そして、この事件はメディアの責任も大きいことを描いている。
『フロントライン』でもメディアのセンセーショナルさだけを追い求め、真実と異なる報道の非道さを描いていたが、こちらの作品はさらに上をいくと思う。
メディアの持っているペンはナイフで、放つ言葉は銃弾だという意識を持って仕事をしてほしい。

また、カスタマーハラスメントやらモンスターペアレンツやらの言葉も市民権を得た昨今、明日は我が身かもしれないので、BtoCビジネスをしている人たちは、クレーム対応の初手がいかに大切かを痛感する作品にもなっていると思う。
そういう点でも気付きが多い作品だった。

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AZU

3.5「真実」はどこにあるのか。観る者の心を試す129分。

2025年6月29日
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ななやお

4.52003年に起こった実話。想像を絶する、決して他人事ではない「ダイナミックな法廷劇」。

2025年6月27日
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本作は、設定としては非常に難易度の高い法廷劇と言えるでしょう。
というのも、小学生が教師から体罰や自殺強要を受けたとして、週刊誌で大きく報道されて、実名報道で「殺人教師」というレッテルを貼られてしまうからです。
そして連日ワイドショーなどで大きく報道されて、裁判に賛同した全国の弁護士が500人を超える規模で集結し、大規模な「弁護団」を結成します。
その一方で、「殺人教師」とレッテルを貼られた教師の方は、自身の弁護士すら見つけられない状況で、裁判に臨むことになるのです。
「外堀を完全に埋められた状況」で、男性教師はどのように裁判を戦えばいいのでしょうか?
このような設定になっているので、本作の結末は明らかなように思えるのですが、実はタイトルにもあるように、本事案は「ウソで塗り固められた“でっちあげ”」だったのです。
つまり、原告の「完全に思えるほど外堀を埋められた状況」VS被告の「証明はしにくいけれど実際にやっていない」という、極めて被告が不利な構造が本作で描かれているのです。
始まってすぐに柴咲コウが演じる被害者の母親が宣誓し、供述を始めます。そのため、そこからしばらくは、「被害者の母親の供述をもとに描かれるシーンである」という点に注意が必要です。
また、裁判で訴えられているのは、男性教師だけでなく、管轄している「市」も一緒に訴えられているのです。
そのため、終盤の「判決」の際には男性教師だけでなく、管轄する「向井市」(ムカイシ)も登場するので混乱しないようにしておきましょう。
本作を見ると、誰もが被告になり得るような社会の構造が見えてきて、決して他人事ではない作品だといえます。

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細野真宏

3.5両者目線で見る事の大切さを考える

2026年1月10日
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氷室家側の供述から映画は始まり生徒を虐める先生の印象をまず観客に植え付ける。
途中で見るのを止めようかと思うほど理不尽な教師を綾野剛が演じている。
もう十分に教師が嫌いになったところで今度は教師側の供述に変わる。
一貫して母親の表情が無く怖い。この母親ちょっとヤバい人なんじゃないのか?と言う疑問を沸かせる。
もし最初に教師の虐めシーンを見ていなかったら初めからこの母親おかしいとすぐに思っていたはず。

結局怪我は母親の虐待なのか、それとも怪我などしていないのか?
ランドセルは先生に捨てられたのか、本人が無くしたので捨てたれたと母親に嘘をついたのか、それともそもそもランドセルが無くなった話自体がでっちあげなのか?ハッキリしない部分も多いが引き込まれる作品ではある。

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おこげ

4.0良い作品ですが…

2026年1月10日
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悲しい

怖い

辛い作品でした。
見ていて心が痛みました。
最初の綾野剛が強烈すぎて、見るのを止めようかとも思いました。

映画の切り口って、これで正解なのでしょうか?
監督は、この映画を通じて何を言いたかったのでしょうか?

綾野剛が可哀そうってだけで終わるの、もったいないです。

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takichi

5.0綾野剛

2026年1月10日
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こんなに途中で退場したくなる映画は、そうないように思います。それだけ人を信じることの大切さと、信じられない人の無念さを感じられる映画でした。

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まさ

4.5これは社会派ホラーでは...

2026年1月10日
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映画食わず嫌い

4.5画面内の人物に文句を言うような大人になってしまいました私も

2026年1月10日
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泣ける

怖い

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ュュゅ

5.0ここ数年でベスト1かも

2026年1月10日
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鑑賞方法:VOD

ドキドキ

いやー、舐めてたわ。どうせ初めは「怪物」とかのパクリかなあ、と思っていたけど、こりゃあすごいわ。演技ももちろん、脚本も完璧。配役もどんぴしゃ、、、

もしかして綾野剛、この役のために太った?それくらい冴えない中年男性をよく演じ切ったわ。あの嫌われ役の記者を演じた亀梨もよかった。ドンピシャ。

ただ一番不気味だったのは、柴咲コウの旦那だわ。あの色黒具合は普通じゃないわ。あれがもっと切れ者だったら、綾野剛側、負けていただろうな。

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Koji

4.5綾野剛がすごい

2026年1月9日
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怖い

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奈央

3.5綾野剛は天才

2026年1月9日
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鑑賞方法:VOD

「監督 三池崇史」ってだけで見る気失せるんだが、法廷劇なので動きが少ないせいか悪くなかった。

とはいっても綾野剛のおかげかな。演技力が年々すごいわ。
常にかっこよく見られたいアイドル気分の俳優(佐藤●など)とは違う、これぞ俳優。役の幅が広いね。【綾野剛】が全く主張してこない。お見事。夫婦の絆にちょっと感動しちゃったな。

殺人教師のレッテル貼り、顔写真実名を晒し、人の人生をめちゃくちゃにしたライターの西岡研介はいまだに謝罪していないってエンドテロップいれればよかったのに。

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デスデス

4.0小学校教師の男性が、保護者からの「でっちあげ」の告発によりどん底に...

2026年1月9日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

驚く

小学校教師の男性が、保護者からの「でっちあげ」の告発によりどん底に追い詰められるスリラー。
綾野剛の演技が真に迫っていて、すごく感情移入して見ることが出来ました!
事実に基づいているとのこと、怖いですね。。

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あつし

3.0なかなか良いけど

2026年1月9日
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お父さんは、何もしてあげられなかったのか?

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ボケ山田ひろし

3.0出だしの綾野インパクトが強烈過ぎた💀

2026年1月8日
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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

3.5最後の着地が心地いい裁判映画

2026年1月8日
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前半かなり「怪物」と被り、既に見てたかと錯覚した。物語に人物配置、カットなんかも似てる構図が多く、既視感を覚えた

実話ベースとはいえ、かなり極端で記号的なキャラがいてノイズを感じる前半

ただ後半からは裁判映画となり、裁判ものとして凄くいい着地になるのでかなり好き

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るる

4.5でっちあげられて

2026年1月8日
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鑑賞方法:VOD

序盤のでっちあげという言葉を使った二つのストーリーで、綾野剛演じる正反対の教師がまるで別人でビビった。殺人教師そのもののクソ教師と爽やかな先生の使い分けが見事だった。その後は殺人教師にでっちあげられた先生の苦悩の日々と裁判だがこれが実話だとは知らなかった。良い弁護士に出会えて本当に良かったと思う。ただ10年後の薮下先生が歳とりすぎててヨボヨボだったが、10年位で急激にジジイになるわけがないと思ったのはマイナスポイントだった

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ゆうき

4.5演技が凄かった

2026年1月8日
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ノンフィクションと聞き内容も気になっていたので
事件の結果を知らずに拝見しました。

冒頭の柴咲コウ視点と、その後の綾野剛視点。
どちらの俳優も目つきだけで、同じ役なのに
視点が変わった
ことがすぐにわかりました。

また、どちらの視点から見ても、役者が冷たいというか、中身が無いような不思議なイメージがあったのですが、勝手な想像ながら、あくまで片側の意見だけを見せていて、深く相手を理解できていない、という意味を込めたあの演技なのかな、と思いました。

最近見たどのホラー映画の幽霊より柴咲コウの冷たい睨みが1番怖かった。

後記者の配役が亀梨だったから凄いキーマンぽい感じしてたが
只々いやなやつなだけだったのは視点がブレるので配役ミスな気がした。

すごく評価しているのに、★0.5足りない理由は、本当の事件の終結があまりにも胸糞だったからです。

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ね

4.5穢れた嘘、穢れなき声

2026年1月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

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近大

もう一つの「揺さぶられる正義」

2026年1月3日
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鑑賞方法:映画館

 生徒の母親の妄想的作り話により、暴力教師の烙印を押され、校長に責められ、教育委員会の処分を受け、マスコミに叩かれ、SNSでボロクソに言われた教師が無実を証明し名誉を回復するまでの実話に基づくお話です。

 こんな事が本当にあるのならば、自分は間違っていないと信じそれを主張しても何の役にも立たず、抵抗のしようもありません。また、周囲も誰の言い分を信じてよいのか当惑するでしょう。事なかれ主義ではなく、真摯に一人一人の声に耳を傾けるしかありませんが、それが本当に機能するのかどうかも分かりません。

 その一方で本作などを通じて、クレーマー・毒親と言う認識が一層進むと、真摯に学校に疑問を呈そうとする親御さんを委縮させる事にもなり兼ねません。じゃあ、一体どうすればよいのでしょう。ドキュメンタリー『揺さぶられる正義』にも通じる問題提起です。

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La Strada

3.5柴崎コウがぴったりすぎ

2025年12月22日
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鑑賞方法:映画館

ライン漫画で読んでハマって購入。綾野剛で映画化されると聞いて楽しみにしてました。どのキャストもイメージぴったりで映像化に成功してる。さすが三池監督。特に柴咲コウが虚言癖の母のイメージそのもの。息を吐くように嘘をつき、表情を変えない、お化けより不気味で怖いよ。PTSDの嘘が暴かれるところはもっと深掘りしても良かったし、もう一段どんでん返しが演出できるとより良かった。漫画を超えてないため、若干厳し目の評価です。

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モロッコガール