劇場公開日 2025年8月8日

キムズビデオのレビュー・感想・評価

全45件中、21~40件目を表示

3.5ニュー・ビデオ・パラダイス

2025年8月16日
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かつてニューヨークに実在したレンタルビデオ店、キムズビデオの膨大なビデオライブラリーの行方を追うドキュメンタリー作品です。まず、胸を打たれるのは、世界各国から希少なビデオをかき集める韓国移民のキムさんと、そのビデオライブラリーを惜しんでイタリアまで追いかけるレッドモン監督、この二人の限りない映画愛と情熱です。確かに配信サービスの方が便利なんだけど、ビデオカセットやDVDのように手に取れる形があるからこそ、映画作品を実体のあるものとしてとらえることができると思いました。(わたし自身、いまだに本当に好きな作品のDVDを買っています。)正直、映画の作り方としては粗さが目立つけど、それを補って余りある映画への幸福な情熱が感じられて、いい気分でした。

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シネマディクト

4.0配信kills the Video Store

2025年8月16日
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鑑賞方法:映画館

いやー面白い! 大量のビデオテープとDVD奪還作戦! ウソのようなホントのような話。
80年代NYにあった伝説のビデオショップ「キムズビデオ」。店内の映像から、そのタイトル数とジャンルの膨大さが伝わってくる。バンドが演奏してたりして、映画オタクだけじゃなくカウンターカルチャーオタクも引きつけてたのかな。いやもう収蔵数5万超に及ぶ映画たちと同じ空間にいるというだけでワクワクするよねー! 映画オタクとしては。
謎めいたキムさん、シシリーの顔役、一度もカメラを見ない警察署長、役者やのー(ちょんわちょんわ)!
ヒッチコックやらゴダールやらチャップリンやら、映画の神々が降臨する。そして強奪する。脱法ドキュメンタリー。権利関係の弁護士が大活躍したに違いない。

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くーにー62

3.0どこまでが真実かという面白さ!

Kさん
2025年8月16日
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鑑賞方法:映画館

リアルドキュメンタリーと思わせつつ、
創作が入っていて巧みな構成でした。

映画のワンシーンを引用して
説明するシーン大好きです!

大型の作品よりコアな作品を好む
自分としてはかなり刺さりました。

価値観がわからない人に渡ってしまうと
無関心で雑な扱いをされ放置…。
とても悲しい気持ちになりました。

5万5000本だなんてまさに宝の宝庫。
映画愛あふれる監督の熱意が伝わってきました。

特典の特製VHS背面用ラベル嬉しかったです。
考えてくれた方ありがとうございます!
上映館もっと増えてほしい!

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K

3.5モキュメンタリーじゃなくて?

2025年8月15日
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マジでこれが全部事実なら
イタリア人があまりにもおおらかというか大雑把というか

それでいいんだ?(笑)

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龍神

4.0事実は映画より奇なり

2025年8月15日
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鑑賞方法:映画館

驚く

こんな事が起きちゃう(起こしちゃう)のか!というまるでフィクションのようなノンフィクション映画。

自分がキムさんだったらあんな懐の深い振る舞いはできないな…

映画とVHSに心狂わされた監督のトンデモな作品。

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はちつー

2.5確かに数奇な運命。

2025年8月14日
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鑑賞方法:映画館

だとは思うけどそれがこの作品の魅力かと言うと…自分には良さがよくわからなかった。価値あるビデオがたくさん、と言うけどそのビデオ達の価値の説明がほとんどないから感情移入できなかったしな〜。

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peanuts

4.5コーエン兄弟

2025年8月14日
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鑑賞方法:映画館

80年代のレンタルビデオ勃興期はこの映画同様、海賊版やダビングされたビデオテープが貸し出しされていたことを思い出した

我が故郷の岩手は当時民放2局しかなかったため、ある繁華街(大通りデスネ)にあったレンタル店では東京のTV番組のダビングテープが

当時中高生だった自分、プロレスコーナーで「世界のプロレス」のVHSを発見して一人興奮した記憶がよみがえる

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たれぞう

3.0奇妙な運命

2025年8月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

驚く

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MOVIE FUN MAMIKO

3.0Rental

2025年8月14日
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ブレミンガー

4.0面白かった

2025年8月12日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

驚く

めちゃ面白かった
先が全く読めなくてハラハラドキドキ

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むーらん

3.0伝説のビデオ店

2025年8月12日
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鑑賞方法:映画館

これ本当に脚色ナシのドキュメンタリー?

狂気じみた映画愛からくる突拍子もない行動やイタリア人の尋常じゃない寛容さ(というか興味のなさ?)などに驚かされる。

物語としては本当にドラマティックで、ルパン並みの大胆さでマフィアが絡むイタリアの島から大量の「お宝」を盗み出し、ブラックジャックの様に結果として後から両者が良いように丸く収まるという出来過ぎなくらい痛快なストーリー。

オーナーだったキム氏は如何にもって感じの韓国系移民だけど、失礼ながら映画好き特有のオタクっぽさを全く感じさせず、風貌や佇まいはビジネスマンの様で興味深かった。

90年代は自宅の近所にも著作権ガン無視の海賊版や販売しているはずがない映像が収まってるVHSが普通にレンタルするお店があり個人的にはホントに良い時代だったが、新生キムズビデオは現代でもその存在意義を見出す事ができるのだろうか。

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カツベン二郎

4.0あっという間に駆け抜けた87分間!

2025年8月12日
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鑑賞方法:映画館

え?なに??
え?ホント??
どうして?え?え?
ってなってるうちに
最後のおゎぁぁぁぁぁあーに到達してたw
なんぢゃそりゃww

映画が好きな人なら見ておいて損はない作品。
これを観たときほど『もっといっぱいホラー観ておけば楽しめただろうに!!』と後悔することはないと思えるほど、過去作いっぱい登場☝️ほとんどが観たことない作品でした💦←そりゃ仕方ないわな。やっぱり“映画における印象的な名場面”って圧倒的にホラー作品に多いのねー(シミジミ)

あまりにモキュメンタリー仕立てのぶっ飛んだ話だったからつい映画のラストが本当なのか検証しちゃったわよ!ネタバレ回避のためにリンクは貼らないけど正真正銘のガチでした💜事実は小説よりも奇なり。

#ホラー好きに観てほしいオマージュフル作品 #ドキュメンタリー作品

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らまんば

4.0面白いとはいえ・・・

2025年8月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

驚く

ビデオの魅力を知っている自分にとって、非常に興味深い作品でした。巨大レンタル店への畏敬、発見発掘する喜び─一日中入り浸り・・・見るのが目的なのか選ぶのが目的なのか・・・延滞して見ずに返すなんてざら・・・そんな記憶が蘇りました。
大切だったものを大事に思うことは至極当然だと思うのですが、いくら思い入れがある、希少価値が─といわれてもビデオなどが遺産とするのはちょっと・・・しかも、海賊版やその複製品すら含まれているのに─。映像作品は価値あるものと思えますが、パッケージそのものを永遠になどとは思えないのですが、まぁそれは人それぞれの価値観の違いがあると思うので─。
その思い入れを奪還しようと奔走する映像は、ビデオを知る知らない関係なく、かなり面白いのでは。キムズビデオの取引に隠されたウラの話も結構興味深い。一方的な目線であるとはいえ、リスペクトの無さ、無礼な態度、単なる道具等々、めっちゃムカつきます。だからといって犯罪はダメだと思うのですけど、爽快でした。半ばその危ない行為を肯定するような作りにしなければならなかったとは思うのですけどねー。とはいえ、何気に取材や撮影は相当の勇気が必要だったのではと察せられます。所々でかなりドキドキさせられましたし─。
解決したような微妙な落ち着き方もまた・・・恥の上塗りというところもあってちょっと笑えましたが・・・その未来は決して明るくはないなぁなんて思ってしまいました。
でも、色々とその想像力と行動力には脱帽です。

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SH

2.5キムズビデオ、その運命より魅力が観たかった

2025年8月11日
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鑑賞方法:映画館

オープニング、街ゆく人々へのインタビューや元店員たちの証言。
その誰かが言っていた、変な映画で学ぶ秘密基地の様な存在。
時代の流れで消えていったレンタルビデオというカルチャー、その究極といった魅力を郷愁とともに感じたかった。
ただ映画はその運命を辿る外側が中心で、本当に見たかった内側への切り込みが物足りなさ過ぎた。

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ケージ

4.0うっひょー、山のようなVHSビデオwww やっぱ物理の力よw ミニ...

2025年8月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

幸せ

うっひょー、山のようなVHSビデオwww
やっぱ物理の力よw
ミニシアターも消える世界
レンタルビデオって何?ってなっていくよなあ。
出向いて、手に取って、運んで帰って
ガチャガチャデッキに入れて再生ボタン
ルールは守んなきゃいけないがw
クレイジーな場所の素晴らしさよ!

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とり

3.5刺さる人には刺さる それでいいでしょう

2025年8月11日
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鑑賞方法:映画館

面白かった。編集もテキパキとしていて。ニューヨークにある伝説的なレンタルビデオショップ。その店舗内の映像が出てきた時、東京にも似たようなところがあったな、といろいろ思い出す。VHSテープはそれだけでも青春だ。モンタージュされて出てくる見たことも聞いたこともない映画のリスト、映画ってほんとうに世界中に転がってる見果てることのない人たちの残した夢の産物(残骸)なんだな、と思った。

そしてこの懐かしいレンタルビデオ屋は当然なくなってるのだけど、そのビデオを残そうという動きがあって、それが一度着地する。しかもイタリアのあのゴッドファーザーの地元シチリアのサレーミに保管されるという。そんな都合のいい話があるのかと思ってそこを追跡してみると、、ということなのだけど、そこはイタリア人らしいアバウトさで放置され、見るに見かねてそれを奪還しようというシネフィルならぬビデフィルたちの冒険。キム社長もうさんくさいが金持ちはだいたいうさんくさい。この辺の適当な資本家側とマニアックな現場の人たちの差は世界中どこでも同じ。自分たちの行動をだいたい映画作品になぞらえてしまうのもシネフィル的で微笑ましい。うらやましいのはそれらの映像をドーンとはめ込めているところ。せっかくなので引用されている映画の作品名も翻訳したらいいのに。ラストの奪還作戦に出てくるイタリアの仮面文化にあわせて、伝説の映画人たちのお面も微笑ましい。なんかホドロフスキーのリアリティのダンスを思い出した。

よくよく考えたら映画好きでもなければVHSなんかもゴミでしかなく、このドキュメンタリーもシネフィルでなければなんでもない話なのだけど、そこからみたら「たまらないもの」なんだよな。映画館に置かれてた80年代の洋画のVHSテープの箱を見て、もう二度とショップでパッケージの背表紙を見ながらまだ見ぬ映画を持って帰るかどうするか想像する時間はやってこないんだな、と、かつてそれに費やした時間を思った。そのほとんどが自分の青春だった。

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ONI

4.5タイトルなし

2025年8月10日
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鑑賞方法:映画館

正当性よりも愛すべきおたくばかとして楽しむ映画かなと思いました。終わり良ければ全て良し。
キムさんは色々修羅場を潜り抜けて来たんでしょうね。控えめながら怪人物感が光ってました。
その昔、高円寺にあったオービスを思い出し懐かしくなりました。

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よす

4.0この作品に全力を捧げた愛すべき変態たちが報われる、そんな世の中であって欲しいと感じる。

2025年8月10日
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ドキュメンタリーとして観ていると映画以上のアツい展開が繰り広げられる。愛すべき変態のストーリー。自治体側の対応も分からないこともないが、都合が良過ぎるとも感じる。
コンテンツを愛する気持ちとコンテンツを利用したい気持ちは相計れないが、共存することがコンテンツの発展に繋がっていくことを感じるアツい作品。
この作品に全力を捧げた愛すべき変態たちが報われる、そんな世の中であって欲しいと感じる。

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モトコ

4.0驚愕のビデオ里帰り計画

2025年8月9日
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鑑賞方法:映画館

かつてニューヨークにあった伝説のレンタルビデオショップ「キムズビデオ」を巡るドキュメンタリーでした。名作・珍作・海賊版を織り交ぜて5万5千本ものビデオを所蔵し、25万人の会員を抱えていた「キムズビデオ」でしたが、時代の流れには抗えず2008年に閉店。本作は、その膨大なコレクションが何処へ行ったのかを探すお話でした。
調べていくとイタリア・シチリア島に移設されていたことが分かり現地に飛ぶと、ビデオは現存したものの保管状態は劣悪。しかも一般に公開されることを条件に移管されたはずが、地元の政治も絡んで非公開の状態になっていることが分かりました。そのため監督はこれをニューヨークに里帰りさせることを思いつき、計画を実行するのでした。

そして本作の肝は全編に渡って挿入される数々の名作。流れに沿いつつ随所に過去作品が使われていて、この編集だけでも一見の価値がありました。

ただビデオをニューヨークに里帰りさせる方法は、映画撮影を装ったとは言え泥棒まがい。チラシには「この物語はフィクションではありません」と明記されているので、これを信ずるならば、よくまあ国際問題になることもなく丸く収めたものだと驚きました。というか、あまりにリアリティが欠如していて、モキュメンタリーを疑いたくなるほど劇的な流れではありました。

そんな訳で、本作の評価は★4.0とします。

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鶏

2.5素晴らしい情熱。映画としては並。

2025年8月9日
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わかとあきら