噛む家族

劇場公開日:

噛む家族

解説・あらすじ

人を見ると噛みつきたくなってしまうゾンビの家族を主人公に、SNSと隣り合わせの現代社会の中で、誰もが簡単に他人を攻撃し追い詰めていく様子を描いた異色のゾンビ映画。多くの若手監督や若手俳優を輩出してきたインディーズ映画の登竜門である第18回田辺・弁慶映画祭で最高賞の弁慶グランプリのほか、観客賞、キネマイスター賞、フィルミネーション賞、わいず倶楽部賞の計5冠に輝いた。

人を見ると理性を失い、噛みついて感染させてしまうゾンビの家族。今までは人目につかないよう、家の中から一切出ることなく静かに暮らしていたが、外の世界を知らない娘のため、父親は人間と共存したい、自分たちを受け入れてほしいと考えるようになる。そんなある日、家の前で起こった事故の被害者に娘が噛みついてしまったことから、このままゾンビ感染者を増やしていこうと試みる父親。SNS上では物珍しいゾンビに対して、多様性の時代だと一時はもてはやされるものの、ふとしたことでゾンビ一家が炎上し、それを潮目に世論は大きく変化していく。

監督は、前作「ホモ・アミークス」も田辺・弁慶映画祭のコンペティション部門に入選した馬渕ありさ。田辺・弁慶映画祭の受賞作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2024」(24年5月9日~6月5日=テアトル新宿/24年6月20~26日=テアトル梅田)で劇場上映。

2024年製作/49分/日本
劇場公開日:2025年5月9日

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映画レビュー

2.5親父のBANはチ◯ビじゃね?

2025年5月11日
Androidアプリから投稿

楽しい

普通の人間をみると自我をなくして噛まずにはいられなくなるゾンビ家族の話。

人間をみなければ見た目以外は普通だけれど、画像でも動画でも人間をみた自我を失い、噛まれた人もゾンビ化するという設定の中、いつからかはわからないけれど、ゾンビ状態で暮らす3人家族を軸にみせて行く。

グロい描写は皆無のコメディで、なんだかんだとゾンビが増殖して行くけれど、流石天丼わかってますねw
そしてそして、サングラスして夜なら大丈夫ってことですかね?なんて思ったり。

ありがちではあるものの一応風刺も利かせていてなかなか面白かったけれど、ちょっとオチが弱いというか、これもありがちなオチのないネット記事は要らんかったかな。

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Bacchus

5.0人類との共存を目指したゾンビと偏見する人類の、どちらがモンスターだったのだろうか?

2025年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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日吉一郎