「人生テストは続く」中山教頭の人生テスト misakiさんの映画レビュー(感想・評価)
人生テストは続く
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運良く、監督の初日舞台挨拶の上映を観てきました!
制作秘話では、実際に試験でカンニングをした教頭の事件があったそうで、それに目をつけた?方から映画化の依頼がきたそうです。この1つの出来事からここまでお話を作れることが本当にすごいです。監督さんが脚本も書かれたそう。
まず流されやすい主人公の中山教頭がとてもいい。流されやすいからといって、自分の意見が無いわけでもない。押し付けでない教頭の気持ちの出し方、魅せ方がうまい。
その上終始小ネタがあって笑いがある。会場は笑ったり泣いたりととても良い雰囲気だった。
しかし教頭先生の任務が激務すぎて、問題が多発。観てる途中でも一体どこに話が着地するのか先が読めなかった。結果としても、全ての話の回収はできていない。が、人生のテストは各々出されていて、教頭以外の問題はそれぞれが向き合って答えを出していくべきだからそのままなのかなと解釈。
教頭自身はズルまでしたのに試験に落ち、校長にはなれなかった。かと思いきや現校長の罪がバレ、思いもよらぬ形で校長になれた教頭。だけど初日の挨拶から躓く始末…笑。中山校長これからもがんばって!と応援したいし、あわよくばその先も観たくなる終わり方だった👏
最後に…亡くなった奥様とのやりとりは愛しさが溢れていました。黄色い車っていうのは何か意味があるんだろうな。勇気があれば監督に質問してみたかった。
演者のみなさまもとても自然ですばらしかった。
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