バレリーナ The World of John Wickのレビュー・感想・評価
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ハルシュタット、大丈夫なのでしょうか?
あんな風光明媚な景勝地、1000年だか200年だか続く暗殺カルトの総本山にしちゃって。
ちょっと前までなら人気の観光地でしたが、最近では聖地巡礼を狙うぐらいさびれっちゃったのか、
よく街の人が許しましたね〜
JWとは3作目とクロスオーバーしてたみたいですね、もう一回観なくなります、パラベラム
相変わらずチャド・スタエルスキのアクションは綺麗ですね、振り付けというか殺陣というか。
日本刀で戦うシルエットは画面がアートでした
火炎と手榴弾の戦いシーンも楽しめましたー
Halsey, Amy Lee のHand That Feeds、爆音で聴けて最高です
続編あれば観たいです!
とても面白かった
ジョン・ウィックシリーズの外伝作品、位置づけ的には3と4との間とのこと。
父親を殺した相手への復讐に終始話が一貫しており、とてもシンプルかつ9割くらい戦闘だったのでは?と思えるレベルでドンパチしていた。
戦闘もジョン・ウィックシリーズの泥臭い戦い方だけでなく爆破や火炎放射などの派手なものも結構あり面白かった。
小難しいこと抜きで戦闘シーンを沢山見たいんだという方にはとてもオススメしたい。
勿論、シリーズを見ている人にはあの人が出てきたなどもあるのだが、比較的カメオ出演で出てくる程度でジョン・ウィックがこの世界で最強さえ事前に抑えるか話の流れでわかっていれば、シリーズを全く見ていない人でも恐らく問題なく観れると思われる。
シリーズ全てに言えることだが、流血表現や挿した目つぶしなどの多少のゴア表現はあるのでそちらは耐性か覚悟は必要だと思われる。
個人的にはノーマン・リーダスの活躍はもう少し欲しかったとは思ったが全体的にとても満足している。
ジョンウイック3部と4部の間のお話のスピンオフ!
ネタバレ含みますので閲覧ご注意を。
やっぱりいつものコンチネル見られるのは最高!
今回の敵として出てきた教団はバイオ4のプラーガ抜きが分かりやすいかも。
そりゃ誰かが探りに行っても集落全体が教団じゃ帰って来ないわとw
今回の主人公のイヴは普通の生活をさせたくて姉妹だったけど殺しをまだしてない妹だけを連れて父親と逃げてきたけど裏切りは許さない教団が住まいを襲うところからスタート、イヴだけ助かりルスカ・ロマで裏世界の訓練に明け暮れる。
途中ジョンウイックとしてこの話居るの?って思ていたあたりで本編主人公のジョナサンも出て来てアクションシーンもあるのでやっぱりジョンウイックだわってなるw
シリーズお馴染みの耐久力高過ぎのお相手も健在。
ちょっと残念だったのが物語の本編に繋げる為に設定練っていたせいだと思うんだけどイヴが訓練こそ終えているものの実践経験値が明らかに足りてなくて苦戦するシーンが多い。
ジョナサンとも一戦軽く交えるけど簡単に寸止め2回は食うくらい。
復讐はかなったけど賞金かけられちゃったからこれからが大変endで終わり!
身体を張ったアクションこそがアクションだ!
予告の「トロン」、映像革命とうたっているが全然ワクワクしない。CGでなんでもできる時代、俳優・スタントが現場で身体を張ったアクションこそがアクションだ。
とはいえ前半、アクションも変わり映えしないなぁと思っていたら、後半の手榴弾アクションや、1 vs 村人全員、火炎放射器バトルは面白かった。
残念だったのは、ジョン・ウィック何しに行ったのか、登場で盛り上がるかと思ったら、アクションも緊張感もあそこで一度途切れてしまった。
シリーズ化してほしい。
真田さんやドニー・ウェンが主役のスピンオフも作ってほしい。
ベビわるとコラボしてほしい。
キノフィルムさん、こういうエンタメ作品も配給してくれてありがとうございます。
(二回目)
いろいろと趣向を凝らしたスタントマン泣かせ(スタント冥利に尽きる?)のアクションだけでなく、テレビのリモコンで殴るたびに画面が変わったり、お皿割り合戦とか結構遊んでる。 ジョン・ウィック・ワールドは、ダークな世界観だから、これはこれでいいんだけど、「バレリーナ ザ・ワールド・オブ・ベイビーわるきゅーれ」とか「ジョン・ウィック ザ・ワールド・オブ・ベイビーわるきゅーれ」とか(無理だろうけど)あったら、もっと遊べるし、アナやキアヌ・リーブスももっともっと魅力を発揮できるんじゃないかな。 無理だろうけど。
スピンオフというかジョン・ウィックの新作
それくらいジョン・ウィックしてました。
ハイテンポでわらわら湧いてくる敵をその場にあるもので次々倒していく。
これが観たかったんです。もう、たまりません。
中盤の武器屋での手榴弾、終盤の刺してひねって撃つ、これがお気に入り。
ジョン・ウィックワールドをしっかり堪能させていただきました!
続編あるかもですが、アナがキアヌみたいにもう嫌だと言わないかが心配です。
ジョン・ウィックなんて飾りです
勿論ジョン・ウィックの世界観を見たくて見に行った訳ですが。
世界観もそれなりに楽しめたのですが、本命はジョン・ウィックでも度々出てきた、オモシロバトルでした。正直そこにはあまり期待してなかったのでとても嬉しい誤算でした。
クライマックスの火炎放射バトルは屈指のオモシロ要素かもしれません。
まだ、もう少し続ける気もありそうなので、過度な期待はせずに待っていたいと思います。オモシロバトルを。
アナ・デ・アルマスによる豊富なアクションが見どころ!
『ブレードランナー2049』で一目惚れして以来、アナ・デ・アルマスには注目している。
大作の主演をはるアナ・デ・アルマスを観ることができるのは感無量である。
冒頭のイブ(アナ)の父親が殺されるまでは、わりかし普通のアクションで、
さほど目を見張るシーンはなかったかなぁと。普通のアクションの印象。
そこからウィンストンからルスカ・ロマに入れられ(といってもイブ自らの選択)
バレリーナと殺し屋の訓練を受ける場面がめちゃめちゃよかった。
こういう修行シーン、ベタだけど好き。
本作はベタじゃなくて、えげつない戦い方を叩き込まれるイブの成長が楽しい。
キリッとした銃の構え方や躊躇なく銃を撃つ、
男の股間を蹴る&踏む!、ハンマーで殴る!、手榴弾を投げまくり爆発させまくる!
火炎放射器vs火炎放射器!、火炎放射器vs消火栓!
※火炎放射器を見つけたときのイブのセリフ『Cool(サイコー)」も最高!
皿を割りながら頭を叩きまくる!
もうめちゃめちゃ面白かった。イブのビジュアルとのギャップがすごくいい。
ジョン・ウィックもおまけ的に出てきてくれたが、その割には長尺の出演だし、イブを援護するしで
ファンとしてはうれしかった。
というわけで、ストーリーがどうのと言うよりも、
とにかくアナ・デ・アルマスのアクションを堪能する作品。強くないけど絶対負けない。そこがいい!
本作は映画館で観るからこその醍醐味があるので、ぜひ映画館で!!
パンフ&イブのアクスタを買った!
8/24おかわり鑑賞にて特に後半のイブのアクションを
再度堪能。日本刀とスケート靴⛸️もサイコー!!
評価点4.5→満点に変更💯
【”血塗れホワイトスワン。”美しきアナ・デ・アルマスの殺し殺し殺し、更に殺し殺し殺しの超絶アクションを愛でる作品。が、それが彼女の今後のキャリアを考えた時、”穴”・デ・アリマス。ホント、スイマセン。】
ー まずは、長年NYコンチネンタルホテルの慇懃なコンシェルジュ、シャロンを演じて来たランス・レディックさんの早すぎる死に、哀悼の意を捧げます。-
■幼き時に父親を謎の集団に殺されたイヴ(アナ・デ・アルマス)は、孤児を集め暗殺者とバレリーナを養成するロシア系犯罪組織「ルスカ・ロマ」で13年間厳しい訓練を受ける。
ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)を生み出した組織であり、イヴは暗殺の技術を学び、父親殺しの組織のアジトに単身乗り込むが、彼女の前にジョンが現れ、”出口の扉は開いている・・。”と告げるのである。が、イヴはその言葉に背を向けるのであった・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・物語は、大変にシンプルな構成である。
一言で言えば復讐物語である。故にアナ・デ・アルマスの全体の9割を占める登場シーンは、ほぼ激烈なアクションに費やされている。
■アナ・デ・アルマスを初めて劇場で観たのは「スクランブル」である。綺麗な女優さんだな、と思ったがまだ端役であったために印象は薄い。
彼女の名が、一気に世界に広まったのは「ブレードランナー2049」である。”K”(ライアン・ゴズリング)の癒しホログラム”ジョイ”として登場した時は、余りの美しさにビックリし、ウットリと大スクリーンに見入ったモノである。
その後の彼女の活躍はご存じの通りである。
・だが、今作の公開が発表されて少し懸念していたのは、彼女の演技力である。
美しさと努力で現在の地位を築いて来た方だが、演技力は「ナイブス・アウト」を除いて、製作サイドの要望が大きいのだろうが、ルックス重視で這い上がって来た女優さんであったからである。
■そして、今作。
ご本人も相当に鍛えたと思うのだが、ほぼアクションシーンである。
今作が「ジョン・ウィック」のスピンオフなので、当たり前だが殺し殺し殺しの連続超絶アクションの、オンパレードである。
火炎放射器やスケート靴によるアクションなど斬新だったが、徐々に作品のトーンが単調な感じになって行ってしまった気がしたのである。
<アナ・デ・アルマスは、今後更にビッグスターになって行く事であろう。次作は是非、ヒューマンドラマか、恋愛ドラマでその美しさを前面に出した姿を大スクリーンで観たいモノである。>
無計画で無謀過ぎ
父を目の前で殺された幼いイヴは、伝説の殺し屋ジョン・ウィックを生み出した組織ルスカ・ロマでバレエのレッスンの他、格闘技、銃などの殺しのテクニックを磨き、暗殺者として認められていった。ある殺しの仕事で倒した男に、父を殺した男の手首にあったクロス傷が、その男にもあった。コンチネンタルホテルの支配人・ウィンストンを頼り、父親の復讐に立ち上がったイヴだったが、教団とルスカ・ロマは、以前から相互不干渉の休戦協定を結んでいた。復讐心に燃えるイヴは、教団の拠点にたどり着いたが、裏社会の掟を破った彼女の前に、伝説の殺し屋が現れ・・・さてどうなる、という話。
父を殺され、タイガーマスクの虎の穴の様な組織でレスリングじゃなくバレエと殺し?を仕込まれたイヴが父親の復讐をしようとするんだけど、まず、バレエは何の関係があるんだろう?
足先から血を出してまで特訓したのは何だったんだ?
そして、いくら父親の復讐をするといっても、あまりに無計画、無謀過ぎた行動にちょっと白けた。
何度も殺されそうになったし、最後もジョン・ウイッグに助けられてたし。あんな殺し屋居るか?と観ててガッカリだった。
確かに、アナ・デ・アルマスは可愛くてアクションも良かったけど、ストーリーが・・・。
キアヌ・リーブスはチョイとしか出演してなかったが、やはりカッコよかった。
アナ・デ・アルマスのファンで彼女を観たいなら良いけど、そうじゃなかったらオススメしない。
背中に刻まれた羽を広げて舞え!
幼い頃、手首に刻まれるX傷跡のある組織の男に父を殺された過去を持つイヴ・マカロの話。
組織「ルスカ・ロマ」にて殺しの基本を学び暗殺者の道を選び12年後、とある仕事で殺した相手の手首にX傷、伝を辿り調べればルスカ・ロマと休戦協定中の組織(教団)、…関わるなというディレクターの言葉を無視し父の復讐へと組織の拠点へと向かうことになるが…。
「ジョン・ウィック」スピンオフ作品、とりあえず子役から12年後へのキャスティング完璧でしょ!主演の美女は誰だっけ?って調べればノー・タイム・トゥー・ダイの彼女か!
この彼女の美貌とアクション、相手に食らいつく諦めない目、イヴを止めに来たジョンウィックとの殺り合い、格上相手と分かってても諦めない姿にゾクゾクした!
ほぼ流れ放しのBGM、シーンシーンで変わる音楽がまた効果的に効いてて観てる私を熱くさせてくれる。
とりあえず中盤辺りでクソ面白すぎて続編観てぇ~、途中でいいから終わってくれないかなぁ~何て思ったら、ラスト「標的」にされちゃって…ありますね続編!超期待!!
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8/26 ~2度目の鑑賞~
主演の彼女の美貌と熱い戦いにやっぱ面白い!2回目観て解ったのは…終盤ラストの高台から援護するジョン・ウィック、初鑑賞の時はなんだかんだ言っても援護に回ってあげていい奴くらいに思ってたけれど…あくまでも時間オーバー(0時00分)した際にあの高台からイヴを射殺する為にいたのね!火炎放射器持った男を殺る前に時計を確認して23時56分だから男を殺した、イヴと約束したルール内だけで動いてたのね彼は。
配信はすぐされるかもだけどBlu-ray買う!
オルゴールほしい
公開初日初回モーニングショーで観てきたよ。しっかりジョンウィックシリーズの雰囲気そのままでかっこいいアクションシーンが観れたので満足。面白かった!
父親が殺されて復讐する…っていう、とっても簡単なストーリーなので頭は使わない。イヴ(アナ・デ・アルマス)の殺し屋修行を見て、初仕事請け負ったら自分と同じような境遇の父娘に出会って、そこから父親殺した奴を殺しに行く。その間イヴは何人も何人も銃やら刃物やら色々で殺すんだけど、投げられたり飛ばされたりもするので骨か強い子だな〜って思いました。
ジョンウィック(キアヌ・リーブス)は後半ちょこっと出てくるけど、なんかもう仙人ぐらいな貫禄でちょっと助けてくれたりもする優しい男でした。好き。
ラストの方で火炎放射器みたいなのと消火ホースみたいなのの戦いが始まって、なんかちょっと面白かったです!人が燃える描写好きだから楽しかったな〜
ノーマン・リーダス生きてて良かった!お友達もバレリーナになってて良かった!って平和に終わるかと思ってたら今度は自分に賞金賭けられて終わってました。まあまあまあまあ…まだまだシリーズ続きますよね!楽しみに待っとこ。
森羅万象…積むのには時間が掛かる。然し、瓦解する時は一瞬。
父を殺された女性の復讐譚。
殺ったら殺り返されるが暗殺道…修羅の道!
てか、
今作のヴィラン?
【教団】と渾名されるアサシン村さぁ、、
アレって…【西洋版の忍び里🥷】みたいでしたね。
って云うより、まんまアサシンクリードか!😁
それこそキ〇〇ト教が一国の長よりも権力があり、政に迄ああだこうだと口出しして、独断で法すら改悪出来てたウン百年前の中世に、邪魔者や異端者を人知れず暗殺する為に出来た…的な🤔
ホント好きだよねぇぇ〜🤣🤣
ハイ!大好きです!
頸だけ落としても、ヒドラの様に新たなアタマが生えてきて、不毛な殺し合いは収まらない。
主人公の事情や復讐なんて、村の子供たちには知ったこっちゃないワケで…
パパンやママンを殺された怒りと憎しみを滾らせて、
10年もしない内に彼女の前に現れる…復讐の輪舞曲🤞
てか、スタッフにワンピのサンジを好きな人が絶対いるやろ!
ディアブルジャンプ!
イヴの背中の文章「Lux In Tenebris」の意味を知りたければ、「ヨハネによる福音書」第1章5節をググってみてね
2025.8.22 字幕 MOVIX京都
2025年のアメリカ映画(125分、G)
『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ作品
父の復讐に燃えるバレリーナを描いたアクション映画
監督はレン・ワイズマン
脚本はシェイ・ハッテン&エメラルド・フィネル
原題は『From the World of John Wick: Ballerina』で、「ジョン・ウィックの世界から:バレリーナの章」という意味
物語は、ヨーロッパのとある場所にて、組織から逃げるハビエル(デヴィッド・カスタニェーダ)とその娘イヴ(Victoria Comte、成人期:アナ・デ・アルマス)が描かれて始まる
複数人が海から屋敷に侵入し、そこで銃撃戦が始まってしまう
イヴは隠し部屋に隠れるものの、父の危機に際して声を出してしまい、組織の主宰(ガブリエル・バーン)に見つかってしまった
その後、父は屋敷に仕掛けた爆弾を起動し、何とか娘を逃すことに成功した
警察に保護されることになったイヴだったが、そこにコンチネンタルホテル・ニューヨークの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)がやってきた
彼はイヴをコンチネンタルに招き、そこでルスカ・ロマのデイレクター(アンジェリカ・ヒューストン)に遭わせた
イヴはルスカ・ロマと共に生きることを決め、そこから暗殺者としての修行は始まっていく
それから12年後、修練を積み重ねたイヴは最終段階まで駒を進めていく
指導者のノギ(シャロン・ダンカン=ブルースター) に鍛えられたイヴは、最終試験として、元ルスカ・ロマのペトラ(Rila FUkushima)と相対することになった
その試験をクリアしたイヴは、ようやく初めての任務を言い渡されるのである
映画は、ジョン・ウィックの生きている世界線の物語になっていて、そこで父を殺されたイヴが暗殺者となって復讐を果たそうとする様子が描かれていく
父を殺したのはオーストリアの山奥にある村を牛耳っている「教団」で、その主宰が黒幕となっていた
イヴはその地で生まれ、本来ならば教団の暗殺者となるはずだったが、運命とは皮肉なもので、不干渉相手のルスカ・ロマの暗殺者になっていた
彼女が暗殺者になるのは彼女自身の選択であるものの、主宰はそれは運命だと言い、イヴの敵は自分自身だと言い放つ
彼女はそれを否定し、劇中で偶然絡むことになった少女エラ(Ava Joyce McCathy)をその道から救うことになったのである
基本的にサクサクと殺していくアクションものなので、それをどれだけ堪能できるかという作品になっていた
イヴ自身が軽量の女性のために、男に投げ飛ばされまくるのだが、異常なタフさで何度も復活を果たしていく
殺し方も色々と凝っていて、本作の見どころと言えば火炎放射器対決だろうか
主宰の右腕であるデックス(David Robert Maaser)との対決があるのだが、ぶっちゃけ「スタントマン大変だなあ」と思って見ていた
誰も怪我しなかったのかな、と不安になってしまうほどで、火炎放射器でトドメを刺すシーンもエグいし、手榴弾で木っ端微塵にしてしまうシーンも結構ある
なので、このテイストを楽しめる人にとっては十分な仕上がりになっていると感じた
スピンオフとしても可もなく不可もなくといったところで、ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)もガッツリ登場するし見せ場も十分にある
彼がイヴに肩入れする理由はわからないが、主宰との直接対決をさせることを重視していたので、そのための援護をしているのだろう
最終的に主宰をどうするかというのがイヴの最終決定となっていて、それは教団の的になる覚悟を持つかどうかというところにかかっていた
そして彼女は選択をして、ダニエル(ノーマン・リーダーズ)に追加された賞金よりも高額なものが賭けられることになったのである
いずれにせよ、劇場で楽しむ作品となっていて、ゲームのように人が殺されまくる映画となっている
R15+は残酷シーンのレーティングなので、間違ってもイヴのエッチなシーンを期待してはいけない
微塵にもそう言ったシーンは皆無なので、ある意味振り切っているようにも思える
ちなみにハビエルの背中に刻まれていたのは「Vincit Qui Se Vincit(自分自身を制する者が真の勝者である)」という言葉で、イヴの背中に刻まれたものは「Lux In Tenebris(暗闇の中の光)」だった
これは新約聖書の「ヨハネによる福音書」第1章5節に由来するものだが、そこに字幕がないのは不親切だなあ、と思った
アナちゃんの“キレッキレのアクション”をひたすら愛でる!
今が旬のハリウッド・スター、アナ・デ・アルマスによる“キレッキレのアクション”をひたすら愛でる——本作の魅力はこの一点に尽きる。
本作が帯びるイメージは、彼女がアクションの片鱗を垣間見せていた『グレイマン』(ルッソ兄弟監督、2022)の延長線上にある。もっとも、本作で彼女が「組織での初仕事」として披露するセクシーなアクションシーンなどは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で彼女が短くも鮮烈な印象を残した出演場面を想起させるけれど。
団子の串刺し式に見せるアクションシーンの量・質が、本作と地続きである『ジョン・ウィック』シリーズを踏襲しているのはもちろんだが、そのノリはどこか近年の韓国アクション映画をも思わせる。たとえば、硬質なノワール映画『ただ悪より救いたまえ』やコメディ要素を加えた刑事アクションもの『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』といったファン・ジョンミン主演作2本を思い浮べてみるとよい。
一人VS多数で繰り広げられる肉弾戦。やたらとトンカチで応戦したり、スケート靴のブレードでメッタ斬りにしたり、手榴弾を相手の口に突っ込んで木っ端みじんの肉片にしたり…と激痛が走るようなグロいショットの数々も、韓国ノワールの系列だと思えばスンナリ納得がいく。そのノリでいくと、火炎放射器で次々と人間を丸焼きにする残酷描写だって許容できる(苦笑)。ただし武器としての火炎放射器はアクション全体のキレやスピード感を減じているようにも見えるが。
その傍ら、鍋やフライパンでひっぱたく、あるいはお皿を投げつけ合う、といった戦いっぷりはスラップスティックに近づき、どこかユーモラスだ(そういえば劇中、キートン作品もチラ見せしていたね)。
また、彼女のガンアクション(ガンフー)もなかなか堂に入ったもので、安心して見ていられる。唯一の不満は、日本刀の立ち回りがほぼ「突き(刺突)」ひとすじで、『レッド・サン』のミフネみたいだったことくらいか(しかも世界のミフネほど腰が入っていないから、刀を軽くあてているようにしか見えない)。
そんな本作だが、ストーリーの方はかなり粗っぽさが目につく。たとえば、なぜ暗殺者教団は、幼い頃の主人公や中盤以降出てくる少女にこだわるの?(教団にとってリトル・ブッダみたいなもの?)とか、主人公の父親は娘を庇って殺されたのに、後年おなじような騒動を起こしたノーマン・リーダスの方は…とか。あるいは、再会後のお姉さんあっけなさすぎるよとか、キアヌ・リーブスはやけに素早くニューヨークからオーストリアの山深き村へ移動できたねとか。まあ、いちいち挙げていったらキリがない。
またもや引き合いに出してすまないが、『ただ悪より救いたまえ』のように濃密な物語をつくれないなら、腹を括って徹頭徹尾アクションで魅せる方向へ振り切ればヨカッタのに、とさえ思う。
ともかく、アクションシーン以外でのレン・ワイズマン監督の演出は終始もたつき気味で、観客に考えを巡らせる隙を与えてしまう。なんでも一説によると当初、本作の初号試写を観たプロデューサーのチャド・スタエルスキが、『ジョン・ウィック』シリーズに傷がつくことを恐れ、本作に大幅な再撮影/再編集を加えたとかなんとか…。あるいは、そんなことも完成作に影響しているのかもしれない。
ついでに告白(?)しておくと、自分の顔認知能力が低いせいか、「暗殺者教団」の首領に扮したガブリエル・バーンと「コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク」の支配人役を演じるイアン・マクシェーン、この二人が判別しづらい。顔だけでなく、たたずまいもどこか似かよっているのだ。そのせいで映画冒頭に前者が登場した時は、すでにシリーズでお馴染みである後者の若かりし日かと早合点。さらに次のシークエンスで後者本人が現れると、今度は「そうか、ふたりは兄弟なんだな」と勘ぐったほどだ(笑)。
それはさておき、アナ・デ・アルマスと同じ1988年生まれのハリウッドのトップ女優というと、エマ・ストーン、アリシア・ヴィキャンデル、ヴァネッサ・カービーなどが思い浮かぶ。1989年生まれにまで広げると、エリザベス・オルセン、ブリー・ラーソン、ダコタ・ジョンソンらも加えることができるだろう。
しかし、同世代の彼女らが文字どおり体を張って主演を務めたアクション映画となると、ヴィキャンデル主演の『トゥームレイダー ファースト・ミッション』を除き、ちょっと思いつかない。女性主演のアクション作品が生まれにくいハリウッドのそんな現状を鑑みると、アナ・デ・アルマスが本作でやり抜いたことの「意味合い」もひと味違ってくるし、「アクションこそすべて」と割り切って眼福に身をゆだねれば、十分にお釣りがくるのではないか。
以上、試写会にて鑑賞。
P.S.アナちゃんを瞬時に組み伏せ、圧倒的な技量差を見せつけるキアヌ=ジョン・ウィックは、ほんま天下無双や。
Fight Like A Girl
ジョン・ウィックシリーズ4作を経てのスピンオフ、主役を務めるはアナ・デ・アルマス、このシリーズのスタイリッシュなアクションが大好物なので一足早く試写会で観れるのをワクワクして待っていました。
特典はポストカードでした。
幼少期に父親を殺されたイヴがジョン・ウィックを育てた組織「ルスカ・ロマ」で育成され殺し屋になり、暗殺組織をぶっ潰しに行くという王道の復讐劇です。
コンチネンタルもしっかり登場してくれますし、しっかり地続きの世界だなぁと感じれました。
組織と組織同士での暗黙の了解をイヴがぶち破ってしまったがために、イヴが狙われるという緊迫感もとても良きでした。
華麗な感じで薙ぎ倒していくのかなと思って観ていましたが、結構泥臭く立ち回っていき、その中で小技を仕込んでいたりとするので、ジョン・ウィックに通ずるものもあれば、ジョン・ウィックとは違うアプローチで攻めてくるのもスピンオフらしさがあって良いなと思いました。
武器屋で武器を仕立てていくのもジョン・ウィックらしさ全開でしたし、その武器屋にまで敵が押し寄せてくるのに物理でGO!する脳筋っぷりも良きでした。
途中で入った喫茶店で続々と殺し屋たちが参戦してくるのが超楽しかったです。
基本的に真正面からぶつかってくるのを真っ向からぶっ飛ばしていく殴り殴られ蹴り蹴られ、弾丸の撃ち合いもスリリングでしたし、皿で互いをぶっ叩きまくるのも面白いですし、良い具合に敵サイドの連携が取れていなくて自滅していったりとコメディにも事欠かなかったです。
容赦なく骨をボッキボッキ折っていくのも最高です。
今作の最大の見どころはなんてったって火や爆弾を用いた戦闘スタイル!
手榴弾を巧みに使い分けながら、トラップに使うベターなやり方もあれば、敵の体に巻き付けたり、扉と壁の間に押し込めたところに手榴弾を設置して壁を人ごとぶっ壊したりと
終盤に畳み掛ける勢いで火炎放射をぶっ放しまくって殺し屋たちをを燃やし蹴散らしていく絵面がド派手で超楽しかったです。
向かってくる敵全員を燃やし尽くしながら、敵も火炎放射器を持って対抗してくるのもめっちゃ面白いですし、ほんなら水で対抗したるわ!とホースを持ってきて火の勢いをとどめながらの反撃とかもう楽しすぎて楽しすぎて。
ジョン・ウィックも刺客的立ち位置で参戦しつつも、イヴを導く立場でもあり、圧倒的強者感も醸し出していたりと絶妙なバランスでの登場でした。
ちょっと疲れた感じでバスを降りてきたジョンの哀愁漂っている感じも良かったですし、スイッチが入って敵をバッタバッタ倒していくのも爽快でした。
ジョン・ウィック4作目に比べると上映時間もはるかに短くなっていたのでスパッと終わってくれますし、この後の展開も匂わせてくれる絶妙なバランスで作られており、アクション大好き人間としてもしっかり楽しめる構造になっていて良かったです。
イヴのこの後も観ていきたいですし、ジョン・ウィックシリーズの今後もやはり気になります。
独自の世界観から紡がられる過程は楽しいですねと再確認しました。
鑑賞日 8/13
鑑賞時間 18:30〜20:35
鑑賞方法 先行試写会にて
英語を話すのに... 何故か? パパって... ズッコケた
アクション・フィルムのほとんどが... 特に嫌いなキアヌの映画には「エクスプロイテーション映画」の不思議な無理な作りをしている。だって『ジェラシックパーク』でことごとくレビューを... ぞんざいにされた恨みつらみから、それを晴らすために!!!
自爆装置の前にセキュリティーセンサーを付けなさい。お城のような邸宅が無駄になります。
映画としたら、つかみはキングの『Firestarter』で途中のシノプスは、お金が枯渇すると何時も繰り返す女性アサシンもの『Nikita』風で... あとはおバカさんたちが喜べばそれでいいかなって! あとは(繰り返し)他のレビューを見てくださいってか!?
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