バレリーナ The World of John Wickのレビュー・感想・評価
全117件中、61~80件目を表示
良い意味で期待を裏切った出来作
本作、面白かったです!
「ジョン・ウィック」ワールドの、スタイリッシュで痛快なアクションとストーリー構成が期待以上に良い出来でした!
時期的に不利であったためか(夏休みなどの夏季休暇期間中のため、各映画館は多分ファミリー層や流行をターゲットとした作品の上映を優先したと思える。)、または前作から離れた「スピン・オフ」のような作品のためか、私の知る大きな映画館では上映しておらず、鑑賞前から余り期待感を持たず鑑賞に臨みましたが……面白い!
話の流れとしてはわかりやすい導入。
前作のジョン・ウィックの導入が、スタイリッシュで激しいアクションであったため、正直本作の導入のアクションに、少々物足りなさを感じてしまいました。
ですがその後、イヴの初任務。
ジョン・ウィック・ワールド全開!
「青」を主としたファッショナブルかつノリノリのミュージック、そして狂った舞台。
最強ではない、何回も反撃受けながらのお約束の「ジョン・ウィック撃ち」炸裂!※このシーンで笑みが漏れました。
初任務舞台の去り際、車突っ込まれてからの反撃!
ジョン・ウィック・ワールドらしい、無茶苦茶なアクション(笑)
しかも物語の構成も、しっかりと構築している姿勢が見えたと個人的に感じました。
ジョン・ウィックの、ちょい出現シーンとルスカ・ロマの存在には、時系列的な「本筋」との交わりがスマートに描かれており、また逆に、「本筋」上では不明確(謎)であった、ルスカ・ロマの組織の全貌がしっかりと観れて良かった。
バレリーナは、ただ育成されてた訳では無かった事が明確に感じることも出来た事が、本作における導入の成功と思えます。※同時にジョン・ウィックがこの後も出現することへのワクワク感も改めて持てた。
その後も時系列的にちゃんと意味のある、コンチネンタルの名脇役シャロンが出演していたことも、素直に喜べました。
実は鑑賞前、キャスティングにシャロン役だったランス・レディックさんが居たことに、「もしかして、パラレルワールド的な、いま流行りのマルチバース的なお話?」……と、不安が有りましたので。
その後の流れも分かりやすい展開で良かったのですが、唯一物足りなかったのは、ノーマン・リーダス父さんと、カタリーナ・サンディノ・モレノ姉さんの、「引き際」があっけなかった事。
リーダス父さんは、戦闘のシーンで明確な「死」が描かれていなかったから、まぁ生きているだろうとは予想していましたが、「教団」と「娘」との繋がりがあまり深く描かれていない印象だったので、ラストに感動が無かった。
また、モレノ姉さんは、亡くなるのが早すぎた。
イヴが主宰の娘であることや、モレノ姉さんと姉妹であることの「映像」が少なく、これまた数分で亡くなられたので、いまいち「運命」や「血族」に感情移入できなかった。
ですが、アクションは間違いなく最高!
後半に入っても、無茶苦茶(いい意味です)なジョン・ウィック・ワールドアクション。
そして、ジョン・ウィックとは敵対するのは分かっていましたが、あの展開は上手い!と思いました。
ジョン・ウィックが圧倒的に強く、イヴは歯が立たない。
でも、流石ジョン・ウィック、「復讐」に理解があり、時間制限を設けながらも、密かに援護する期待通りのナイス・ガイ。
さらに、少しですがジョン・ウィックと敵のアクションを映像化してくれたことにも、歓喜。
それに、ジョン・ウィックがイヴと表立って共闘しなかったのは良かった。
あれで共闘なんかしたら、「ご都合」的な流れになってしまうから。
そしてイヴと「教団」の、火炎放射器vs火炎放射器。
からの、火炎放射器vs放水器!
最高にクールな展開に興奮。
ラストのラスト、イヴと主宰の対峙。
よくある権力者の「うんちく」が始まり、私の気持ちが「めんどくさいな」と思った矢先、イヴも一撃!
最高なタイミングでイヴが撃ってくれたと、個人的に一番感情移入ができた一コマでした。
さらにさらにジョン・ウィックのルスカ・ロマ・ディレクターへの報告。
ジョン・ウィックの正直な報告と、ルスカ・ロマ・ディレクターの、すんなり聞き入れた一幕に、ジョン・ウィック最強最悪の「存在感」がクールに感じました。
以上、本作期待以上の面白さでした。
……でも、個人的には「ジョン・ウィック」がまた主人公での続編が良い(笑)。
イヴも良いのですが、まだジョン・ウィック(キアヌ・リーヴスさん)の引退は早い気が。
次回作を創るなら、今度は二人の「共闘」で良いかなと(でも、そうすると時系列的に複雑になるかな)。
ともあれ面白かったです!
こういうのは結果よりも過程だからね
主人公が勝つのは分かってるわけだから、どう勝つかが問題
圧倒的に勝つ
ボロボロになるが何とか勝つ
のどちらに近いかだけど、今作は、程よく危うさの漂う主人公の強さがよかったと言えると思う。
まさに「痛快さ」を表現したアクションシーンの数々だよね。コミカルに描く気はなくても「フッ」となってしまう様々な格闘シーンは見ていて痛快だったよね。結構エグい手法だけど、グロさを前面に出さない演出もOK!
さらに、印象的なセリフが散りばめられているのもよかった。グッとくるセリフがね。
存分に楽しめたので満足ではあるけど、気になるところもいくつか。
1子役に華がない
2なぜジョンは味方したのか
3ラスボスのあっけなさ
4後半のパパ生きてんのかよ
1は個人的な感想だから異論はあるよね。3はまあ、許容範囲。でもこれらを踏まえても、
よかった!
ラスト続編あるっぽいのは久々に「観たい」と思えたな。あの子どもも成長してバディになるのも、アリなんじゃない?
2025年度劇場鑑賞39作品目(40回鑑賞)
こりゃメチャクチャ面白いわ‼️
朝っぱらからR15+指定のドンパチ映画かぁ〜 ʅ(◞‿◟)ʃ ヤレヤレ、と思ったらメチャクチャ面白いじゃん。
「ジョン・ウイック」の特徴として、
①主人公補正が本当に酷い(褒め言葉)
②整合性無視の素速い展開(褒め言葉)
③物語の半分近くは銃撃戦(褒め言葉)
④続くのか終わるのか不明(褒め言葉)
とあるが、この全てがテンコ盛りの上に、今回のクライマックスはなんと火炎放射器による銃撃戦(?)と手榴弾による爆破合戦いう超派手なビジュアルで、もうおまえら最高かよ❗️
これがまた、見ていてバカ負けするほど素晴らしい👍
なんというか取り敢えず見て欲しい、絶対に笑うから🤣
PS 全編を通して八面六臂の大活躍アナ・デ・アルマスより、最後にチョイと顔見せしたキアヌ・リーブスの方がギャラは高かったりして😛
もっとやれるハズだ
このシリーズのファンとして、殺し屋の世界の重々しさと簡単に吹き飛ぶ命の価値観が守られていたのは高く評価したい。ジョン・ウィックの登場シーンが多かったし、1作目のオマージュもありファンサービスが良かった。
ラストバトルが殺し屋しかいない因習村のようなステージで四方八方から襲われ続けるのも良かった。ただ、火炎放射器(?)が異様に長かったのと、ラスボスがあまりに弱すぎたのがマイナス。
最後にスピードが落ちてしまった気がして、もっとやれる映画だったと思う。
終わらないホームアローン
ジョンウィッグシリーズのスピンオフ作品。父をある組織に殺された主人公が、殺し屋として修行し、その組織に復讐する物語。
私はジョンウィッグシリーズを鑑賞したことがない。本作の簡単なあらすじを確認して、興味を持ったので鑑賞することにした。
結果として、登場するキャラのバックボーンや設定が不明だったため、単純にアクションのみを楽しむことになった。
本作は、スピンオフ作品であるため、当然だがジョンウィッグシリーズを鑑賞していることが前提として作られている。本作のみでも楽しめるよう最低限の説明はあるが、間違いなく過去作を鑑賞してからの方が楽しめるだろう。それは、周囲の評価と私の評価の差が大きいことから伺える。
鑑賞して、第一に感じたことはバトルシーンの多さである。基本的には、主人公は敵組織から追われており、登場人物の9割が敵である。そして、突如として銃がぶっぱなされて戦闘が開始する。華麗に敵を倒し、またすぐに静かなシーンから銃撃戦が始まる。基本的には、終始この繰り返しとなる。これだけ書くと、単調で退屈しそうに感じるが、そんなことはない。使用武器の多さや殺し方が多種多様であるため、観ていて飽きが来ない。女性主人公が、複数人を相手をバンバンなぎ倒していく様は愉快である。
特に、銃火器使用シーンが見どころである。終盤に火炎放射器が登場するが、あんなに威力があるものだと知らなかった。アクション映画やゾンビゲームなどで色々な武器を知っていたが、対人への火炎放射器があそこまで即効性のあるものだとは知らなかった。ゲームだったら、一回クリアすると使用できるようになるチート武器だろう。これを、最後はお互いが持ち合ってバトルするため、迫力は充分であった。
そもそもスピンオフ作品しか鑑賞しないでレビューを書くこと自体がおこがましいことだと思うが、ごく一部私のような本作から本シリーズに入り込む人もいると思うのでご容赦願いたい。
バレリーナという優雅なタイトルからは想像できない、むしろその正反対のような作品であった。武器マニアやリアルなサバゲーを鑑賞したい人にはおすすめである。
これだよ!これ!のアクション映画
ジョン・ウィックシリーズは一通り見たけど、いずれも力作で時間が経つと繰り返し見たくなるような魅力が詰まったシリーズだった。そのスピンホフの今作もまた期待を裏切らない快作だった。とにかくアナが扮するイブのアクションシーンが美しい。イブは殺し屋になりたての新米だから滅茶苦茶強いわけでないけど、ジョン・ウィックのように「断固たる精神で必ず任務をやり遂げる」というスピリットが十二分に備わっていて、どんなことをしてでも必ず敵を打ち倒そうと創意工夫を凝らす姿が非常に良かった。個人的に笑えたのはお皿のアクションシーンだった。お互いに皿をぶつけ合うシーンは非常にシュールだったけど、これでも真面目にアクションしているという何とも奇妙な空気感が微笑ましかった。そして、クライマックスシーンの火炎放射器バトルはまさにジョン・ウィック4の階段落ちバトルに続くアクション史に残るバトルシーンだった。火炎放射の火はCGでは無いらしい。防火ジャケットを来て、本物の火炎放射器を使った特撮だったのとのことだ。日本の昔の映画「魔界転生」の炎上する城の中のラストバトルを思い出させた。今は鬼滅の刃無限城編と国宝が流行っているけど、それに埋もれてしまうのが勿体ないぐらいの快作だった。まだ見ていない人は是非見に行ってほしいと思う。オススメです。
ただのアクション映画
「バレリーナ」というタイトルだから、かつてのジョン・ウー監督作品のような美しさとか「マトリックス」のような奇抜なアクションを期待したのですが、ガチャガチャした
アクションばかりで見ていて疲れました。
ラストは(予告編でもありましたが)火炎放射。
火の吹き合いで怪獣映画かのようでもありました。
まさかの、タルコフスキーとキートンに出会う驚きの2時間‼
てっきりアクション映画と思っていたのだが、なんと「タルコフスキー好き‼」映画だった。序盤で、映画館?に「タルコフスキー アンドレイ・ルブリョフ」とあるので(字幕翻訳が無ければ気づかなった。上映時間3時間20分の大作、未見)、ちょっとびっくり。なぜタルコフスキー?
タルコフスキー映画では、水と炎で物語が織られ、主人公はさ迷い歩くのが常だ。
イブが父殺しの手がかりを求めてホテルに侵入する場面では、しきりに雨が降り続いている。先ほどタルコフスキーの文字を見ているので、水が気になって仕方ない。
最終盤、敵側の火炎放射器に対抗するため、イブは消火用ホースの水で応じる。炎と水があり得ぬ形でぶつかる姿は圧巻だ。
さすがのタルコフスキーも想像していなかった場面ではなかろうか。
中盤ではキートンの映画(後に香港時代のジャッキー・チェン作品で見事に引用してみせているあれです。)がでてきて、おやおやどうした事だ。アクション映画じゃなかったの?と不思議な気持ちになる。
ワイズマン監督は、ダイ・ハードの主人公の台詞は全て覚えていると豪語し、それが幸いしてか「ダイ・ハード4.0」を監督している。どうもシネマディクトっぽい人のようだ。本作がシネフィルの感じがするのもそのせいかもしれない。
まさか「ジョン・ウィック」シリーズでタルコフスキーとキートンに出会うとは、驚きの二時間でした。
やはりコンセクエンスから逃れられないのがこの世界
キアヌ・リーブス主演のジョン・ウィックシリーズ初のスピンオフ作品、今回はスタエルスキ監督は製作側に、キアヌは共演と製作総指揮として参加をし主演はアナ・デ・アルマス演じるイヴが父親の復讐を果たす物語となっている。
物語としてはジョンウィックシリーズの3作目と4作目の間を繋ぐ作品でありこれが実質の遺作となったシャロン役ランス・レディク最後の出演となる。
幼い頃に謎の組織に自宅を襲撃され父親を殺害されたイヴはニューヨークコンティネンタルホテルの支配人ウィンストンに引き取られルスカロマに入所をし殺し屋としての訓練を受け成長し任務を遂行していくうちに父親を殺害した組織の手がかりを入手するがその組織はかつてルスカロマと敵対関係があり今は相互不干渉の協定を結んでいた組織とわかりディレクターからは止められるがコンティネンタルホテルのウィンストンより情報を入手し独り東欧へと旅立つ・・
ジョン・ウィックシリーズは既に殺し屋として出来上がっていた主人公の復讐劇であるがバレリーナは幼い頃に父親を殺害され殺し屋として成長していく過程を描いており何処となく日本映画の修羅雪姫や女囚さそりの世界感に近い雰囲気がある。
メイキング映像として彼女自身がトレーニングしている姿が動画サイトに載っており格闘技は87Elevenのスタンスチームでトレーニングし射撃訓練はシリーズ通してタラン・バトラーが担当しておりキアヌ以上のスキルを見ることが出来る。本家のジョン・ウィックは銃と格闘技を融合したガンフーが売りであるがこのバレリーナではガンフーはもちろん、手榴弾やクレイモアの爆発物を使用したグレネードフーがありあの近距離で爆風から耐えるために狭い空間上で緻密に計算されたアクションを展開している。更にアクション終盤では火炎放射器を使用したファイアーフーも披露しておりアナ自身が防火服を着て防火ジェルを塗りアクションを熟すシーンは必見、しかも実際に人間に向けて噴射しているのでリアルに人が燃えているが無論スタント役の人はちゃんと防火服やグローブをしてるが実際に人を燃やすのはワイズマン監督の拘りだろう。彼女自身のアクションの中心はほぼその場にあった銃器や道具、鹵獲したモノで行われており使い方としては非日常な使い方が多くでも地味に確実にダメージを与える攻撃である。でも地味に1番痛々しいのがイヴと刺客がお互いに皿を近距離で投げつけて割合うシーンが1番リアリティあるだろう。
実はこの作品で惜しくもカットされたシーンがありジョンとイヴの父親が旧知の仲だったことがわかるシーンとセリフがあり『パラベラム』と『コンセクエンス』をつなぐという重要な役割を果たしていたそうだがそのシーンはジョンにとある日本人が日本語で話し掛けジョンも日本語で答えるそうだが円盤発売時にその未公開シーンとして収録されている事を期待したい。そしてキアヌ演じるジョンが物語の中でイヴとどう関わるかは劇場にて確認をしてもらいたい、やはり伝説のババヤガには誰も叶わない、彼のコンセクエンス、彼女のコンセクエンスはやはり自分自身から逃げ切れない事。それはこの物語の中で自分自身が証明しておりそのコンセクエンスからは自身の死以外からは永久に逃れられないのである。その物語の結末はこれからのイヴの成長により決められるのだろう。
良かった
復讐をする女の話
•今回は最強の主人公というわけではないから、切羽詰まった感じがあって面白かった。あと急所を狙ったりと見ていてこっちが痛くなる描写もあった。ジョンウィックみたいな淡々と倒す感じも好きだけど、今回のも良かった!
イブの子役がアナに似ている
予想の上を行くアクション映画。
車で去って行くシーンから "激突!" 戻って来るロング・ショットは新しい試みだ!
銃の射撃訓練で、マガジンから一発だけで撃ってリロードする訓練が『The World of John Wick』らしさを感じる。こんな訓練シーン他の映画で見たこと無い。
そして『ニキータ』を思わせる男性との格闘訓練の数々。あえて螺旋階段を上がるシーンを入れる事で観客に「はい。似てますよね。オマージュですよ。」と言ってる様。
音楽もカッコいい。
感想や疑問の羅列↓
ルスカ・ロマでの隣のベッドのタチアナは副業の(本業の?)バレリーナとしてパリに留学するとかして、クビにしなくても?自分から去ったのかな?
バレエの才能だけじゃルスカ・ロマではやってけないという事。
そう言えば『ニキータ』の主役アンヌ・パリローは何処に出た?プラハのレストランの女性シェフで冷蔵庫に閉じ込められた人かな?
実際に見た事がある、とても足が長いチェ・スヨンはもう少しセリフがあっても良かったのでは?(もしかしてカットされた?)
意外と出番があったキアヌ・リーブスはノーマン・リーダスより登場シーンが長かった。(ハズ)
イブとの初対面シーンは『ノック・ノック』を思い出して笑いそうになった自分は "変" だと思います。
一般社会での生活が皆無のイブは格闘、銃火器訓練はしてたが車の運転なんかは途中の描かれない2ヶ月間で学んだのかなぁ。しかしクレイモア、火炎放射器の扱いは疑問。面白いからいいけど。
頭空っぽにすべき
とにかくアクション、アクション、アクション。
生き別れた姉との再会も短めに終わらせて、終始撃つ投げる刺すを徹底。
そしてジョンウィックもちゃんと出番があった。
欲を言えばパインがもう少し活躍して欲しかったかな。
自分の子供を救うんだから。
予告編を見てなかった自分をほめたいわ。
筋書きはむちゃくちゃ単純。というか、ありがちな復讐劇。
ただ「The World of John Wick」という強固な世界観/設定が既にあり、
知っている分だけ物語の味わいは深みを増していく…とはこういうことでしょうか。
で、このバレリーナさん、弱いとは言いませんが、全然強くない。
繰り出す手数は多いわ(ジョンウィック比)、
間合いの詰め方が甘いわ、隙もあるから結構やられるわ(ジョンウィック比)。
訓練中に「そんなん無理。私は男には勝てへん」みたいな主人公の泣き言に対し、
「相手の尺度じゃなく自分の尺度で戦いなさい」みたいな教えがあったからでしょうか。
女性らしい残酷さといいますか、
とことんオーバーキルでバッタバッタと打ち倒すのは、見ていてわらけるほどでした。
ホント、日本の派手なアクションとは異なる自然な派手さwがたまらなかったです。
(攻める方ももうちょっと考えて攻めろよ…というのは横に置いておいて)
また、前半と後半、監督が代わったから
戦い方(アクション)の面白さが数段上がった…というウワサもありますが、
後半になると、戦い方にも武器にもどんどん味が出てくる。コミカルさもプラス。
なんといってもゴジラが口から吐く熱線みたいな炎で戦うシーンは、
とても新しいアイデア。
(この戦い方は、見るのを避けていた予告編にもちらりとあり、
ホント、初見でよかった。前情報を入れないのは、小説も映画も大切ですな)
理屈の部分はさておいて、最後の最後まで満足のいく映画でした。
追記>
隣に座ってたおっさんの大型バケツポップコーンの咀嚼音と
氷だけになった飲み物のジュルジュル吸い込み音がなかったら、
4.5評価やったんやけどなぁ。
美しいアナの大満足アクション!
美しすぎるよアナ、、、、
あんな小柄で可愛らしい女性が演じるタフなアクション!
度肝抜いたよ!スタントどのくらい入ってるのかな。
てか今37歳なの???今でも10代と言われてもわからんよ。
007で魅せた美貌とアクションが素晴らしかったが、今回は思う存分その魅力を鑑賞できた。
養成所での尺度のシーンは重要だった。
女性が体格の違う男性とどう戦うのか、イヴの破茶滅茶な戦い方が吹っ切れてて良かった!
身の回りの物を武器に戦うジョン・ウィックスタイルも受け継がれている。
「マイナスイレブン」というめちゃ寒そうなクラブといい、雪山の村といい、あんな薄着で寒くないかなと心配してしまう笑
特に村に向かうシーンで車はスタッドレスかな、、逆に目立ちそうな車だな、滑らないブーツかな、手袋ないの?など気にしてしまった。
手榴弾でこっぱみじんにしたり、皿投げ合戦、スケート靴殺傷、火炎放射器で丸焦げなど殺しのレパートリーが豊か。
個人的にTWDのノーマンが楽しみだったけど、子供が「パパ!」って言った瞬間「ダリルお父さんになったの!?」と嬉しくなってしまった。やっぱりノーマンはあの風貌な限りダリル役抜けきらないね、、、
最後は生きてて良かった〜
まったく子供まで巻き込む悪の組織は勘弁だな。
スピンオフながらジョン・ウィックの入り方がちょうど良い。2人タッグの作品も観てみたいが、一匹狼な感じだからないかなぁ。どうかなぁ。
スピンオフとして素晴らしかったと思う
ジョン・ウィックシリーズの中では一応5作目に当たる今作ですが、スピンオフ作品としてかなり楽しめました。
時系列的には3と4の間かな?
今までのジョン・ウィックって、1はシンプルな内容。2は少し複雑だけどまあ理解できる。3と4は、なんのために戦ってるんだっけ?っていうシーンが少しあったんですよね。
自分は個人的に、「なんのために戦っているかわからないアクション」っていうのはつまらないと思っています。なぜなら、主人公を応援する根拠がなくて、中立的に見てしまうか、主人公だから応援しようという考えになってしまって、スリルがあまりないんですよね。
ジョン・ウィックの3と4は結構それが多かった記憶があるので、今作もそれが心配でしたが、そのようなシーンはなかったですね。
前半はとある女性の殺し屋の話です。その中で親を殺した連中たちの手がかりを見つけていくという構成なので、途中までは主人公であるイヴの成長などが描かれます。
個人的にすごくいいなーと思ったのは、殺し屋を育成する劇場での内部の話って、ジョン・ウィックシリーズであまり出てこなかったような気がして、そこがすごくいいなーって思いました。
ジョン・ウィックシリーズではなんかネオンっぽい色の世界観が特徴ですよね。今作でもそれが引き継がれていたかと思います。
イヴの初仕事のあのクラブでの紫っぽい色のアクションや、冒頭のアクションの赤い煙とか、そのシーンを見ていて、「あ、ジョン・ウィック見てるな」って感じました。
冒頭からしっかりとアクションあるし、イヴがなぜ復讐に駆られているのかとかも分かりやすいので、誰にでも楽しめるんじゃないかと思いました。
途中でジョン・ウィックが出てきますが、あれは過去作をできれば見ていたほうが登場シーンでテンション上がると思います。
今までジョン・ウィックシリーズの監督を務めたチャドスタエルスキが今作では監督ではなかったので、少し不安もありました。だけど普通に爽快なアクションで楽しめました。なんと言っても、火炎放射器だとか、ナイフと使い方とか、ちょっと笑ってしまった皿の使い方とかでアクションの多彩さをあったので、ジョン・ウィックのいいところを集めたような感じがしましたね。
あと、みなさん思ったと思うんですけど、途中で足に火をつけて戦う敵がいましたよね。あれ多分見た人は口を揃えて「サンジ?」って思いますよねw。自分も思いました。監督は意識したんでしょうかね。
気分はなんだかジョン・ウィック5を見ている感覚でした。
この作品の高評価とヒットに応じてジョン・ウィックシリーズをもっとたくさん作ってほしいですね!
アナ・デ・アルマスの魅力全開! アイディア満載のアクションが面白い!
アナ・デ・アルマスの魅力全開!
アクションシーンの切れと迫力、心の奥底に復讐に燃える感情をっ耐えつつ、危なっかしさがあるところがとてもいい。
「ジョンウィック」ならではの、アクションシーンのアイディアがとにかく面白い。
鉄の扉やテーブルで身を守りつつ手榴弾を身近で爆発させて敵を次々に倒したり、小さなスケートリンクとスケート靴を使ったり、果ては皿での叩き合いしたり。
火炎放射器にいたっては、最強すぎて同じ火炎放射器以外は、太刀打ちできず一瞬で敵を倒してしまう。これに、放水で立ち向かうのが面白い。
ジョン・ウィックの登場もアクセントになり話が盛り上がっていいが、やはり、イヴのキャラクターとアクションの方が断然面白い!
・・・書き忘れてたので追記させてください。
現場から立ち去る時に、いちいちナイフを回収していく下りもツボでした!
アナデアルマスの魅力、120%
全編通してのアナデアルマスの体当たり演技には感服する。
しかし、どうやってこれ撮影してんの? の連続。ケガ人でないわけ? イブが車に乗って去って行こうとすると対向車が体当たりしてきてそのまま横向きで追い込まれたり、火炎放射器対水も驚きだし、通常の多々あるアクションシーンも衝撃的だし、文句無しのまさに劇場で見るアクション大作だわ。
冒頭の幼いイブは大人のアナデアルマスの面影十分。こちらも見事なキャスティングだわ。
いい殺し方してますね~火炎放射器戦にワロタ!
いろいろと あついやおまへんかぁ~ (;^ω^)
こう言うの ”タギル” って言うのかも。
暑さで延長夏休み? 羨ますぃ・・・ええな。(*´ω`*)
もうあと1週間で学校やぞ! ガキんちょども。
夏休みの読書感想文は 鬼滅の刃でほぼ決まりやなw。(それはアカン( ̄д ̄)/ )
そんな中、今日は「バレリーナ:The World of John Wick」観に行ったんだわさ。
え じょんうぃっく ちゃうの? ばれり-な? ナンソレ? (; ・`д・´)
スピンオフかいな、そうかいな。らしい。
(ジョンウィック作シリ-ズ)振り返るとする。(夏自研)
2014年:ジョン・ウィック
2017年:ジョン・ウィック:チャプター2
2019年:ジョン・ウィック:パラべラム
2023年:ジョン・ウィック:コンセクエンス
(スピンオフ)
2025年:バレリーナ:The World of John Wick
※本作はパラべラムとコンセクエンスの間に位置する話らしい。
監督:レン・ワイズマン氏
脚本:シェイ・ハッテン氏、エメラルド・フェネル氏
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・ジョン・ウィック(ルスカ・ロマに世話になりイヴに出会う)役:キアヌ・リーブスさん(メイン的には出て来ない)
・イヴ・マカロ(バレリ-ナ 殺し屋)役:アナ・デ・アルマスさん
・ディレクター(ルスカ・ロマ集団のボス)役:アンジェリカ・ヒューストンさん
・指導者(ヨーロッパ暗殺教団の黒幕)役:ガブリエル・バーンさん
・ウィンストン・スコット(ホテル支配人でイヴをルスカ・ロマ集団へ渡す)役:イアン・マクシェーンさん
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女殺し屋・・・ コレで直ぐ思い浮かぶのは
リュック・ベッソン 監督の1990年『ニキータ』だろうか。
どうしても彼女(アンヌ・パリローさん)と比べてしまう。
世界標準と言ってもイイぐらいな位置だと思うね。
だから今作のアナを見ていると、やっぱボディがバレリ-ナ体形なので
顔立ちはウケ良いけど、髪は長目だし、体つきも細いし弱い。
機敏な動きは柔らかくて良いけど 何度も体当たりされてて 通常なら死んじゃうね。そう感じる。
今作兎に角 弱くて投げられて、投げられて~ バッシャン・ガッチャン~
大丈夫かと思うわ。
そして反撃で接近戦で弾薬投げて爆破。意外とこの戦いが多目。
分厚い鉄板なかったら普通死んでるぞ!!!!!
幾つかシーンがあって そこは凄いと思うわぁ。
特に 机倒した場面。机上面挟んで爆破。ココ凄いと思った。
あの後何とも無かったような動きに入るけど、あそこはやっぱり
相手の爆破死体と、鉄板の凹みとか 少しカット入れた方が凄さが分かってイイと思うのだけどね。
鉄扉挟んで部屋奥爆破もあったが それよりも近すぎて中々リアルなタイミング。
今作
銃撃戦、弾薬で爆破戦、ソード(刀)戦があり中々の立ち回り。
動きはどれも機敏で早い。そこが凄くgooood!
そして、火炎放射器戦 ですね。ここ思いっきり凄いと思ったわ。
(昔見たロボコップのコブラ砲ですな)
ある意味ワロタよ!。良い味のアクション質を感じました。
ガス缶使い切るまで 出しまくり。いいね この豪快さ。
そして 水との対戦。 真上から見て悟空の対戦みたいですね。
本作シリ-ズは兎に角 音当てがイイ。
やっぱ 銃器を撃ったりした後の音、破壊音 残響が素晴らしいと思うね。
これが弱いと見応え感が半減するんでね。
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(話展開)
元々暗殺教団(集団)にいた家族で、父・母が自分を守るために殺されたされたイブ。 やがてホテル近くで孤児してたのを支配人(スコット)が見つけディレクター(ルスカ・ロマ集団)に引き渡し バレリ-ナとして暗殺者に仕立てる。
初めての暗殺警護のお仕事?で父殺しの情報に繋がるヤツを見つけそれを辿る。
しかしそれはロマ集団の掟を破る事でもあった。
指導者等(ヨーロッパ暗殺教団)を狙うイブに、ディレクタ-から依頼のジョン・ウィックが対峙にやって来る。果たしてイブは父の復讐が果たせるのか~って展開。
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この前観た”コンセクエンス”では 銃撃戦が主で
そんなことあるかいいい~ が多かったけど。
今作も そんなことあるんかいいい~ だったけど
色々武器増えたり 見せ方変わったんで楽しかったわ。
特にプロの殺し屋ジョン・ウィックの活躍が主では無く、
今 殺し屋に成りましたよって言う 初心者マークの彼女が
どれだけ戦えるのか、 或る意味 親心で観れるのが良いのかもです。
だから反撃して行くところに ”タギル” 感が湧いて出てきます。
そういう所が ウケるのではないでしょうか。
ご興味御座います方は
今の内に劇場へ どうぞ!!
話は在り来たり、アクションは痛快、爽快
ストーリーは在り来たりですが、とにかく尺の割り振りが微妙です。
まず少女時代から本題までに入るまでが長い。少女時代に父を殺された話なんか回想程度で軽く流すか、ナレーションで十分。訓練はダイジェストなのに、現場に出てから2ヶ月間の姿も長い。
イヴというキキモーラがちゃんと一人前になりましたがわかれば十分です。
ストーリー展開のバランスが良くないと思います。
一応、「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフなのだからと、終盤で彼を登場されますが、これも微妙な登場です。
彼の登場シーンが多ければファンが喜ぶのでしょうが、それならもっと意味のある登場として、殺し方の一つでも教えてやれば効果があると思います。
やはり女性が主人公ということで、ジョン・ウィックとはまた違ったガンフーだけではなく、とにかく近くにある花瓶やガラスのコップ、フライパンにハンマーにとなりふり構わないアクションや脚で首を絞めながら頭をボッコボコに殴ったり、相手の脚を蹴りまくって倒すなど生々しくアクション満載です。
厨房でのバトルがありますが、包丁を避けたり、銃を落とした上に皿をぶちまけられたことで、二人が皿の中をひたすらかき分けるという往年のジャッキー・チェン映画アクションとなります。さらにエスカレートとして火炎放射器で相手を一掃するシーンとなります。しかも敵も火炎放射器で防戦することで、怪獣ばりの放射熱線バトルを繰り広げます。しかも敵が自分の脚に敢えて火をつけて攻撃をしだしたんですが、その後の構図も、むちゃくちゃだけど見ごたえありです。
猛暑の中、つべこべ言わずスカッとするアクション映画としてはお薦めです。
最高のスピンオフ
ジョンウィックシリーズの系譜をしっかり引き継ぎ、痛快かつ豪快
シリーズの特長とも言える、ガンフーアクションはもちろん、なんでも武器にして戦うアクションで120分間全く飽きさせない
終盤の火炎放射器合戦はちょっと笑ってしまった
そして何と言ってもアナ・デ・アルマスが素晴らしい
少し影のある雰囲気が作品の世界観に見事にマッチしており、ジョンウィックほど最強ではないにも関わらず、あの手この手で刺客を返り討ちにする姿が最高にカッコよかった
近年、めちゃ強系主人公が復讐する映画は多々あるが、
ジョンウィックシリーズはやはり一線を画している
世界観やキャラ立ちはもちろん、スタントにかける情熱が凄まじい
製作スタッフの情熱に感謝し、バレリーナ2に期待します
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