バレリーナ The World of John Wickのレビュー・感想・評価
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進化したアナ・デ・アルマス、シリーズ本編に負けない迫力で敵を薙ぎ倒す
アナ・デ・アルマスがガチで暴れる! キアヌのアクションも(思ったよりは)ある! 男性が主役のアクション映画に遜色ない、ダイナミックなアクションがてんこ盛り。スピンオフものに漂いがちな物足りなさはなかった。
アナのアクションと言えば「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のパロマ(かわいい、最高)だが、そこからさらに強さ、かっこよさが進化している。
パンフレットによると、時系列的には「ジョン・ウィック:パラベラム」と同時期という設定だそうだ。
ジョン・ウィック(以下JW)本編は物語のトリガーが犬の仇討ちというのが何とも味わい深いが、本作のイヴが動く理由は父の仇討ち。大きいわんこは出てくるが犬は死なないのでご安心を。
少女時代のイヴから始まり、彼女に起こる悲劇とルスカ・ロマでの厳しい訓練や初仕事までは説明パートという感じだが、仕事に慣れてダニエル(ノーマン・リーダス)と対峙するあたりからアクションのギアが上がる。
JWほど銃捌きの華麗さで魅せるわけではないが、ドアやテーブルなどを上手く使った接近戦は女性の肉体的ハンデを補うやり方として賢さを感じたし、敵の落とした武器やその辺の重量物など手当たり次第に取っては殺る戦闘スタイルはスピード感と殺意があってよかった。
教団の村のレストランでのシークエンスの、静かな店内とのどかなBGM、そこで勃発する殺し合いという緩急は定番だが上手い。
ダニエルとの邂逅、武器屋、教団の村とステージが移るにつれ武器のバリエーションが増えていくのも面白かった。火炎放射器vs消火ホース、皿割り競争のシーンはさすがに笑ってしまった。
前作の公開時期にランス・レディックの訃報を聞いたような記憶があったので、シャロンが出てきた時にはちょっと驚いた。本作が遺作だとは知らなかった。
キアヌの登場は、序盤の「見せウィック」だけで終わりかと思っていたら、後半にちゃんとキーパーソンとして出てきたので嬉しかった。やはりシリーズの積み重ねがあるので、伝説の殺し屋感に説得力がある。銃捌きのキレも別格で、作品が締まる。
しかし、せっかくイヴを圧倒したのに、タイムリミットまでのこととはいえ何故か彼女に自由行動の時間を与えるJW。依頼(イヴの処分)を遂行しないどころかイヴを援護。ババヤガ(殺し屋を殺す殺し屋)らしからぬ甘さ。……まあ、そんな情を捨てられないところもあってこそのJWということなのか?(好意的解釈)遠方からの援護だけじゃなくて、イヴとJWががっつり共闘する光景を見てみたかった。
ラスボスの主宰、イヴに撃たれるのあっけなさすぎ。無防備にゴタクとか並べてるから……。
余談だが、本作に向けてのウォーミングアップとして、事前にアナ・デ・アルマスのハリウッドデビュー作「ノック・ノック」を観た。今思えばこれは失敗だった。10年ほど前の、アナがキアヌと初共演した作品なのだが……
幸せな親子4人の家庭のよき父よき夫であるキアヌが、自宅に来たアナたち美女2人のハニトラに引っ掛かり、物理的・心理的にいたぶられまくるという話。キアヌはアナに出ていけと言うが、追い出すなら未成年淫行で通報すると脅すアナ。最後までとにかくキアヌが情けないし、アナが怖い、そして胸糞悪い。
教団の村でイヴがJWと対峙した時、村を出ていけ、いや出て行かない、といったやり取りがあったが、「ノック・ノック」でも見たなあこれ、とついひ弱なキアヌを思い出してしまいはなはだ気が散った。
興味のある方は、本作を観た後にどうぞ。
それはさておき。本作のアクションデザインを担ったのは、87 Elevenという制作会社。1997年にチャド・スタエルスキとデヴィッド・リーチが設立した、アクションに特化した会社だ。共にスタントマンとしての経験豊富な2人がスタントマン育成のために立ち上げた、アクショントレーニングのノウハウと施設を持ったチーム。JWシリーズの全てに企画から関わってきた。
キアヌのあの研ぎ澄まされたアクションが支えたシリーズの流れを汲むスピンオフで、しかも体力的にハンデがあるだろう女性を主役に据えて本編に迫力負けしていないのはすごいことだ。87 Elevenによるコレオグラフィーの工夫と、彼らのチームによる長期間の訓練を乗り越えたアナのパフォーマンスの成果だろう。
生き残るために全力を尽くすストイックな新米殺し屋
アウトローどころか裏社会の特殊なルールにがんじがらめにされて生きているのが「ジョン・ウィック」シリーズの殺し屋たちだが、イヴの最優先事項は父親の復讐とサバイバルであって、そのためなら手段を選ぼうとしない。まだ殺し屋としては新人だし、女性なので体格差もあれば腕力では劣る。そこでひとつでも多く武器を身に着けたり拾い集めたり、利用できそうなものはすべて武器にしてしまったり、なりふり構わないキャラなのがいい。
個人的な執着心によって掟が無視されることで、強固だったはずの世界=社会の根底が揺るがされる、という図式は「戦闘メカザブングル」と一緒だったりするのだが、もうひとり掟を破りまくっているジョン・ウィックと彼女の存在が、このまま「革命」に繋がっていくのかもしれないと夢想するのも楽しい。スピンオフも含めて今後どう広がっていくかわからないが、イヴは今後の可能性を拓いてくれるいいワイルドカードになれる気がする。
タイトルなし
自分は1作目から映画館で鑑賞しており、スピンオフである当作品もそのつもりだったが、チンタラしていたら上映終了間近で慌てて観に行った。
スピン・オフだからかジョン・ウィックと監督が違っていて不安、更に彼の過去作をチェックしてみても不安は増すばかり。
オープニングのアクションは主人公じゃないから、こんな物かなと済ませたが、主人公のファーストミッションが何だか微妙で不安は更に増した。ただコレって新人暗殺者って事を演出しているだけで、2ヶ月後の10数秒程度の短いカーアクションから一気に作品にのめり込んだ。その後はズッと面白い。特に手榴弾を使ったアクションはマジで最高だった。火炎放射器を使ったアクションも素晴らしい。ジョン・ウィックも意外と出演シーンが多い。映画館で観て本当に正解でした。
過去の自分のレビューを見返してみると1作目が星4つだった。5じゃないの?何という辛口採点。
何だこれ面白い。笑笑
ジョン・ウィックシリーズ好きなら(←コレ大事)観て損なし。笑
そして、まさか炎柱vs水柱が見れるとは。笑笑
まずコンセクエンスでシャロン(NYコンチネンタルのコンシェルジュ)ロスに陥った心が癒される。笑笑
そしてジョン、結構活躍する。笑笑
さらに、一番大事なトコだけど、アクション映画としてちゃんと面白い。
アナ・デ・アルマス、アクション頑張ってる!!さらにめちゃめちゃ可愛らしくて、いい意味での小娘感があるのにこの人の実年齢知ってびっくり。そして可愛いのに一切媚びないcoolな仕上がりがまた良い。
まぁ突っ込みどころはいっぱいある。
ジョン、時系列的に”謎の村”にやって来てる場合じゃないのでは、とシリーズのファンは皆思うだろう。笑笑
イヴ(アナ・デ・アルマス)、丈夫すぎ。ジョンは何か防御力のあるパワースーツみたいなの着てるけど、イヴはそう言う表現ないのにジョン並みにボコボコに攻撃受ける。(そしてジョン並みに立ち上がる。)あまりにも丈夫すぎだ。笑笑
17年前のウィンストン、ドヤ顔やったけど、イヴのお父さんは彼女が普通の娘さんとして生きる事を望んでいたのに「ルスカ・ロマ」紹介しちゃったら結局殺し屋人生だよなぁ。(姉にも突っ込まれてたが。)とか。まぁ、普通の人生歩んじゃったら物語成立しないんだけど。笑笑
でもまぁ、”ジョン・ウィック”だからな。笑笑
個人的に嬉しかったのは、あのいやらしい教団主宰、ガブリエル・バーンだったのか!!
でもウィンストンにすごい似てて混乱したゾ。笑笑
火炎放射器
息もつかせぬ展開の速さと戦闘シーン。
パワフルとタフさに度肝を抜かれる。
イヴは強く逞しく優しさもあるのが素敵。
火炎放射器の迫力ある絵面は笑ってしまった。
痺れるアクション満載。
斬新で粋なアングルも好き。
シリーズ化して欲しい。
時系列??
「ジョン・ウィック」だからの★3.5です。
アクション★2.5「ジョン・ウィック=キアヌ・リーブス」★1です。
アクションは、流石です。(若干見飽きた感もありますが。)
ストーリーも、まあ、ありきたりですが、良いじゃないのでしょうか?
タイトルに入れました「時系列」おかしくないですか?「3」「4」の間と聞いていました。(違ってたらすみません。)ジョン・ウィックって「2」「3」「4」の時系列ってほぼ繋がっていますよね?
最初のキアヌの登場は分かりますが、後半クライマックスでの登場は、どの辺?
ニューヨークコンチネンタルの面々、新人殺し屋に構っていられる様な状態じゃなかったんじゃないですか?解雇されるわ、爆破されるわで。(笑)
イヴの復讐心、全く感じられないんですよ。
感情移入出来る程じゃない。そのくせ行動力あってバシバシ人殺す(笑)
主要キャラみたいなチョ・スヨン!子役(エラ)より出番少ないじゃないか(笑)
バイオ・ハザードのローラ、モンスターハンターの山崎紘菜ばりだ!(笑)
プラハコンチネンタル!何でイヴ以外殺す?ノーマン・リーダス以外誰も殺してないよね?そのノーマン・リーダスも何で生きてんの?治療受けてんの?
中立地帯の設定、随分軽く扱われてません?
教団の本拠地、アッサリ見つかってんじゃん(笑)むしろ住民装ってた連中が積極的にイヴ殺しにいくからバレバレ。
何故か、飾られている日本刀(笑)
子役もそんなに重要?って立ち位置で、教団側は、子供を奪いに来たと勘違いでイヴ殺そうとする、イヴは、復讐の為にアジト探してるだけという流れのオマケみたいなポジション。
物語は一応繋がっているんですが、全く感情移入出来ない状態で、サクサク進行するので、アクションの為の繋ぎ感が強く、矛盾だらけでハッキリ言います、話は面白くない!
アクションのみ!(笑)
クライマックスの火炎放射器を存分に使うシーンは、最高!!
ただ、観ていて思ったのが、「コンセクエンス」と同じで凄いのですが、ゲームなんですよね、ゲームの「バイオ・ハザード」の戦闘シーンを思い出しました。(似た様なシーンありませんでした?)
聞きかじった程度ですが、「バレリーナ」は、かなりの再撮影を行ったらしいので、物語の筋が通ってないのかと。
華麗に舞う、復讐の女神アナちゃん!
ジョン・ウィック・シリーズ通算第5作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
スピンオフと云う形で、ジョン・ウィックの殺し屋ワールドが帰って来た。またあの世界に浸れる日が来ようとは!
復讐の女神が舞う。アナ・デ・アルマスが「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」以来の本格アクションで魅せる。
しなやかな肢体から繰り出される激しいアクションに惚れ惚れ。キレキレ且つ綺麗綺麗だ。さすがアナちゃんである。
お馴染みのキャラクターも総登場して、ファンへの目配せと世界観をガッチリ固める役割を見事に果たしていた。
なんと言ってもジョン・ウィックの登場が嬉しい。顔見せ程度ではなく、しっかりとガン・フーしてくれるのだ。
今回も、アクション面でかなりクリエイティブな試みをしていると感じた。イヴのアクションは、ジョン・ウィックの「ガン・フー」とは趣向を変え、ジャッキー・チェンのアクションのような、その場にある道具や武器を咄嗟に手にして戦うものが多く、イヴ独自のカラーを出していて興味深い。
街が丸ごと敵なのが意外性があって面白かった。家から敵が飛び出し、倒しても倒しても現れる趣向がスリル満点だ。
そして、特筆すべきは、やはり「火炎放射器」についてだろう。火炎放射器で撃ち合いをしようなんて、いったい誰が考えついたのか。最高にクレイジーでエキサイティングだった。
続編を期待させるラストだった。ジョン・ウィックと同じように、イヴにも過酷な戦いの道が待ち受けているのだろう。
スピンオフのシリーズ化を強く希望したい。本編シリーズにも続編の動きがあるが、そちらも楽しみに待ちたいと思う。
[余談]
時系列的に3作目と4作目の間の出来事と云う設定らしいのだが、ジョン・ウィックは首席連合との戦争の真っ最中のはずで、ディレクターのお願いを聞く暇なんてあったのだろうか。
監督が「アンダー・ワールド」の「レン・ワイズマン」で良かったです。👍😅😃
昨日知人とTOHO新宿で鑑賞しました。
ここから、ネタバレします。
ストーリは「ジョンウイック」の3作目と4作目の間のスピンオフの作品になります。
イブが「ルスカ・ロマ」で殺し屋として成長しますが、ある事件で父親の仇と思われる腕の入れ墨を発見して復讐します。
さあ、ジョンウイックはどこで、どのような立場で登場するのか楽しみでした。 🤔😅😃
ウーン🤔やはり予習すると楽しみが少し減ったかもです。
スケート⛸️靴や手榴弾、火炎放射器など使用されるのわかるといつかなあと
思い見てしまいました。
まあ火炎放射器は凄いです。
特に火炎放射器と放水のシーンは
まるで「ドラゴンボール」のカメハメ波でした😍🤣😆😃
今回はなんと言ってもも、、、
今せんでした?
ラストバトルのシーンで敵の村は凄かったです。
冬景色が綺麗で印象にのこりました。
あーいました、監督さんです。
「アンダー・ワールド」の監督「レン・ワイズマン」なんですよね
「アンダー・ワールド」全作鑑賞してるぐらい大ファンです。
後半の戦闘は暗がりを多用し、
イブの火炎放射器の時の衣装が「ケイト・ベッキセイル」の衣装と被りました。
🤔🤣😅👍😃
この映画の関係者の皆様お疲れ様でした。
ありがとございましす。
アクションは「ジョン・ウィック」ばりにいい。もしかするとそれよりも「痛い」演出が良かった。
主役のアナ・デ・アルマスは、「ブレードランナー 2049」で見て、やられてしまった。あまりに可愛くて。
で、今回、かなり期待していた。
そのせいか、期待したほど面白くなかった。なんでだろう。
アクションシーンは「ジョン・ウィック」ばりにいいし、もしかするとそれよりも「痛い」演出が良かったし、手榴弾で人が爆破され肉片が飛ぶし、火炎放射器はすごいし、結構楽しいのですが、正直言って、延々とやられると飽きてくる。
彼女が、意外と魅力的でない。
アクションもそうだけど、ちょっと一本調子で、彼女の良さが出ていないように思う。
設定がリュック・ベッソンの「ニキータ」に似ていて、それと比較しがちだが、「ニキータ」の方が魅力的で面白かった。
残念ながら。
映画としては面白い、J・Wサーガとしては…
J・Wシリーズは4作履修済み、ドラマ版は未視聴
まず、初めに感じた事
内容がほぼジョン・ウィック
既視感のある設定、既視感のあるアクション、既視感のある戦闘スタイル
徹頭徹尾とまでは言わないが、シリーズを深く追ってきた人間ほど「あれ、これあのシーンのあれじゃん」が多くなると思う
そりゃ完コピってわけじゃないし、新たなバトルアクションや、新たな"武器"が生み出される辺りは、ジョンウィックっぽさを感じつつ新鮮な気持ちで鑑賞できたが
それを補って余りあるくらいの既視感
"お互い銃を奪い合ってゴタつき、机にガシャーン"
"武器を投げて応戦、敵の頭にクリーンヒット"
"敵との中間地点に武器が落ち、それをビーチフラッグする"
よく言えば"イースターエッグ"や"原作オマージュ"なのかもしれないが、この作品がリメイクや「ジョンが全く登場しないサイドストーリー」でもない限り、このアクションのダブりはよくないだろう
次に、ジョンいらない
これは複数のサイトやコメントで見かけた意見だが、自分も概ね同意
この作品にジョンはいらない、出なくていい
言葉を選ばずに言うと、ただの雑音
キアヌを見れたのは嬉しいし、ジョンのあの「動きはくたびれてるがしっかり人を殺す」アクションを見られただけでも充分
モブの「お前死ぬ気か?相手はジョン・ウィックだぞ」「相手は一人よ」からの即フラグ回収したシーンは大好きだ
しかし、この物語
イヴが復讐を決意し、ジョンの古巣である「ルスカ・ロマ」へ入り一流の殺し屋に育つ過程を描く本作には、その目指す先に居るババヤガ"ジョン・ウィック"は出るべきではない
映画を見ればわかるが、この作品の制作陣はジョンを扱いきれていない
本作の時系列は「ジョン・ウィック3」のど真ん中
回想こそ1以前だが、映画の主軸は3の序盤
ジョンが全世界の殺し屋に追われ、ルスカ・ロマの手助けを受けるシーンが挿入され、終盤に出てきたジョンの薬指は無かった
3の構成がかなりうまくハマっていただけに
「ジョンがモロッコに赴き主席連合と"話し合い"をして首長に指を差し出して、NYに帰るまでの間に…」
と後出しされても、なんかこじつけ間がにじみ出てしまっている
3の幕間に実は、ディレクターから依頼を貰ってヨーロッパに寄っていたって言われても、あの後ルスカ・ロマが襲撃されるまでがかなり綺麗に流れている為、本作のジョンの"寄り道"は蛇足でしかない
どうしてもジョンを出したかったのなら、イヴがピンチの時にディレクターの依頼を受けたジョンが狙撃し、映るのは後ろ姿だけ
とかの方が絶対映えた
最後に、イヴのアクションがもたついて見える
本家ジョンのアクションも、スタイリッシュで颯爽と敵を倒す!と言うわけじゃなく、撃たれながら、刺されながら、血みどろになって泥臭く銃撃を行う、かつてないほど現実的かつ"美しい"演出が魅力だ
しかし本作のイヴは、ジョンと同じく撃たれたり刺されたり殴られたり…
見ているだけで目を覆いたくなるような攻撃を受けながら戦う
ここでジョンと違うのが、イヴはやたらともっさりしている
言葉で説明するのは少し難しいが、ジョンに比べるとワンテンポ遅い様に感じる
ジョンが「食らう」→「ダメージ」→「戦闘態勢」なら
イヴは「食らう」→「ダメージ」→「ダメージ」→「戦闘態勢」みたいな
まぁジョンは一流だし伝説だから、身のこなし方も人外レベルなのかもしれないが
だとしたら尚更、その人外レベルのアクションを見慣れているファン層に見せるには、少しテンポが悪いアクションになっていた気がする
女性で小柄、殺し屋を始めたての新人と言う演出なら凄いリアルだったと思うが、本家が4まで続いた今更、1のジョンよりもたついたアクションがデフォルトの映画を作るって言うのはどうかと思う
これなら、ジョンの名を冠さず全く無関係の映画を装って、最終的にジョンが出てくる…みたいな演出の方が絶対よかった
タイトルから内容までジョンに頼り切り、スピンオフと言うより3の補足映画
ここにきて新キャラの映画を作るくらいなら、シリーズに出てきた様々な名有りキャラのサイドストーリーを描いた映画の方が見応えがあって面白そうだった
殺し屋に父を殺された少女が敵組織の存在を知り、味方の助力も無いまま孤軍奮闘で仇を討とうとする復讐譚。軽快なアクションと綺麗な映像で映し出される世界に引き込まれました。
何を隠そう、ジョン・ウイックのシリーズ作品を観たことが
全くありません(名前は知ってましたが)。なのでこの作品も
本来なら鑑賞の対象にならなかったと思います。・_・;
それなのに…
何気なく作品紹介を読んでいたら気になってきまして。
気になったからには鑑賞するしかないかも。
というわけで、観てきました。@_@; ドキドキ
# 父を殺され、復讐心に燃える少女。イヴ・マカロ。
# ある組織の庇護の元、成長していく。
# 表の仕事はバレリーナ。
# 裏の稼業は殺し屋さん。
うん。萌えるかも。 そして
ある仕事で倒した敵の腕に、親の" 仇 " の刻印。
" 父の仇を討ちたい "
組織に願い出るが、答えは " NO "
組織の間には、相互に不干渉の原則がある(らしい)。
そのため、組織メンバーの個人的な敵討ちなどは許されない。
ならば と組織の掟に背く決意を固めるイヴ…。
決定的な情報を入手し、敵の本拠地に乗り込む。
山間の村。そこに父の仇がいる。ところが…
村の住人全員が、敵だった。
孤軍奮闘。
村の中には坑道があり、武器庫もあった。
「 素敵な 」武器を手にし、縦横無尽に戦うイヴ。
イヴの暴走を停めたい組織。
ついに「あの男」を村に送り込む。
敵の組織も、行方を見守るしかない と傍観。
イヴ vs 最強の殺し屋
さあ、どうなる。この戦い。
というお話。
◇
この作品、バイオレンスアクション というジャンルに当てはまる
のかと思っていたのですが、単に暴力的なだけに停まらないモノ
を感じられ、意外と嫌悪感を感じずに鑑賞できたように思います。
(普段、暴力的な作品は観ないもので… *_*;;)
凄惨な場面が連続する作品であることを思うと、なぜそう感じた
のかは不思議で仕方ないのですが…・◇・;;
※ 火炎放射器が武器って、戦闘というより、もはや虐殺では…。
そう思う反面で、意外と戦闘のシーンに残虐性を感じなかった
ような気がしているのも事実で…。 マヒした説もアリかも
昔のTV時代劇の、華麗な殺陣のシーンを見ているかのような、
一種の様式美の世界を観ているような感覚になっていた、そんな
気もしています。 ・-・ あれだけ血飛沫飛んだのにまぁ
作品全体を通して、画面がとても綺麗に描写されていたのもその
印象構築に無関係では無かったかな とも思います。
と、そんなこんなで。
観て良かったと思える作品ではありました。
バイオレンスでしたが、満足です。・_・〆
◇あれこれ
■火炎放射
これ 武器というより殺戮兵器です。こわ
敵味方がこれを構えて放射し合う姿をみていて、大学のサークル等で
夏合宿の夜に相手に向けて打ち上げ花火を打ち合う姿が瞼に浮かんで
しまいました。人に向けてはダメです。危ないです。いけません。
した事ないけどヤケドしますからね? ※泳ぐ目と、遠い目
■火炎放射・その2
ガメラの吐く炎もこんな感じだったかなー とか
ゴジラも、何代目かのゴジラはこんな感じだったかなぁ とか
更に遠い目になるのでした。 @・@ほっ
■敵一人に五本の矢って
派手な演出と思ったのと同時に、「とても非効率」と思ってしまったり。
その後の場面で、自分が倒した相手から武器を回収して引き上げる
イヴの場面もあったので、なおのこと思ってしまいました。
※こちらは多分、現場に凶器を残さないための回収なのでしょうけど。
■敵認定ゆるすぎでは…
ガード対象者の目の前まで相手が来て、それでやっと
「これは間違いなく敵」…って
飛び道具を使用する可能性だってありそうなのに、警護ゆるすぎでは
ないかと思ってしまいました。
パーティ会場だから銃の使用は無い と判断したのか?
とはいえ、あんなに接近されてから「あ、敵です」では…。(笑う所?)
■もう少し知っておくといいのかなぁ な事
・今回登場する二つの組織の基本的なこと。もう何が何やら…@△@
・ジョン・ウィックはどの組織に所属?
・ジョン・ウィックの強さには秘密があるの?
・バレリーナの学校は殺し屋の養成所?
・あのホテル自体が殺し屋組織の直営なの?
あぁ 目の前に新しい世界の扉が。そんな気が…。@□@ァァァ
◇最後に
この作品の基本設定を知り、頭に浮かんだ作品が「ローガン」
でした。ウルヴァリンのシリーズを全く観ていないのに、何故か
ローガンだけ、人物設定が気になって鑑賞しておりまして…。
まだ未熟な少女の殺し屋と、行く末を気にかける老練な殺し屋。
そんな設定が、ローガンとどことなく似ているような気がしたから
この作品も気になったのかもしれません。
ローガンの次作があれば観たかったのですが、今のところ無さそう
て残念です。この作品は続きはあるのでしょうか。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
時代は火炎放射器⁉︎
初めて映画館で見ることができたジョンウィックシリーズ。やはり家で見るのとは一線を画す爽快なアクションシーン。その中にもところどころクスッと笑えるようなシーンもあった。ジョンウィックといえば銃を使っての戦いを思い浮かべるが、今作では火炎放射器での撃ち合いという類を見ないアクションシーンがあり、今作でも大半を占めるバトルシーンを毎度毎度ワクワクしながら見ることができた。終わり方もみんながハッピーエンド!かと思えば、イヴにかけられた懸賞金のメッセージで幕を閉じ、新たな伝説の始まりを暗示しているのではないかなと思った。次回作があるかわからないが、首を長くして待とうと思う。とても満足できる作品だった!
主演女優、若い!
バレリーナ、友達情報が入った(ジョンウィックより面白い)ので見てきました。私、恥ずかしながら、主演のアナ・デ・アルマスにあまり詳しくなく、20代前半かもって思ってました。そしたらなんと・・驚きの30代後半でビックリです。(絶対見えない)可愛い綺麗タイプで、ガンアクション、格闘アクション、素晴らしかったです。(特に火炎放射器での戦い)日本人女優には絶対無理ですね。まぁこのシリーズは、脚本、演出とも本当にじっくり、よーく練りこまれてますね。関心します。格闘シーンなど、ジョンウィックでもそうなんですが、このアイデアなんで浮かぶ?的な、まさしく奇想天外・・飽きさせないですね。友人はジョンウィック超えを主張してましたが、私的には、ジョンウィックを100としたら、85ですね。
最高に痺れた
日常のすべてを武器に変える驚嘆なアイデアと息もつかせぬ戦いがさすがジョンウィックシリーズ!!!
火炎放射器vs水噴射ホースは、開いた口が塞がらなかった(笑)アニメの最終決戦のような天才的な発想(笑)
アナ・デ・アルマスが主演をすると聞いてワクワクだったけれど、彼女が魅せるリアルでヘビーなアクションも見応え刺激たっぷりで大満足!
痛々しい泥臭さは、大好きなシャーリーズセロンのアトミックブロンドを思い出した!同じこと書いてる方いて嬉しい(笑)
殺しのバリエーション
ジョンウィックシリーズのテンポ、緊張感、爽快さ、見事な美術を活かしつつ、違う良さを見せてくれた良作!
修行シーンとか生い立ちとかあるから、実は本編より王道展開かも。
ジョンウィックと違って、負けるかも、、、!ってドキドキもあった!
きっと、銃と剣と犬以外で戦うアイデアを貯めてたんだろうなぁ、、、
火炎放射器と手榴弾は非常に見応えあり!
生きるために
主役のアナが美しい!
007やブレードランナーでみせた魅力が存分に出ている
戦闘シーンも最高だった!ジョン・ヴィックのガンフーほどではないけど…
監督が違うから不安でしたが、流石ダイ・ハード4.
0の監督、最高に面白かった。
続編も作れそうだが大変そう
これぞジョンウィック!スピンオフでも変わらず!
どんなものか分からなかったけれど、主人公がイヴに変わっただけのジョンウィックだった!!
小さい頃に父を殺され、殺し屋として育てられたイヴが手がかりを見つけ復習を行っていく話。今回も戦い方がカッコよく熱い!個人的には、手榴弾と火炎放射がめちゃくちゃ良かった!何も知らなくても楽しめるし、ジョンウィックを見ていれば、ウインストンやジョン、ルスカ・ロマなどがより詳しく分かって良きです!
この作品に期待していたバトルシーンが安定していてカッコよく熱かったのでとても満足!ジョンウィックが出てきてからは尚のこと熱い!同じ道を進んでいくイヴ。そしてラスト。賞金をかけられこれからどうなっていくのか!?
次作出てくれてもいいなぁと思います!
そして、ジョンウィックの新作も楽しみに待ってます!
新たなババヤガー誕生
火力と爆発は全てを解決する
邪魔する奴はぶっ殺す
そんな脳筋映画
肉弾戦もかなり頑張ってたけど、銃火器と爆弾による火力押しが印象に残りました。
また、銃+包丁、スケート靴、火炎放射器等アクションのバリエーションも多くて良かったな。
ただ、後半火炎放射器に頼り過ぎってか時間掛けすぎでちょっと飽きたかな。
まぁ派手だし、画面映えするし、この作品での一押しなんだろうけどさ。ちょっとしつこい。
あと個人的にはナイフとか刀のアクションをもう少し入れて欲しかったな。死体に刺さったナイフを回収するシーンがあったけど、けっこうな量を装備してたみたいだし沢山のナイフを使ったアクションも見たかったな。刀はほんの少ししか出番なくて残念。
キャストについては
イヴ役のアナ・デ・アルマスは近年の女優の中でもアクションのレベルが高いと思う。危なっかしくてハラハラしたけどそれが良い。自分よりでかい男達との肉弾戦は迫力あったな。銃火器の扱いも上手い。演技については特筆することなし。
パイン役のノーマン・リーダスは出番は少ないが存在感ってかオーラが凄い。アクションシーンとか見せ場が少なくて残念だったな。もっと活躍を見たかった。
イヴの父役のデイビッド・カスタニーダは序盤のアクションが凄まじい。初っぱなから飛ばしてて良かった。ヴァンダム主演の『ネバー・ダイ決死の弾丸』での残虐なギャングのボス役が印象に残った俳優だけど、これまでとは随分印象が違うし、ここまで動ける俳優とは知らなかった。あと相変わらず目が綺麗。
それからちょい役だったけど印象に残ったのが初めての任務でのボスを演じたチョン・ドゥホン。良いアクションする人だなーって思ったらテコンドーの達人でプロのボクサーでもあり、韓国のレジェンドアクション俳優なんだね。そりゃ動けるわけだわ。彼の出演作品を見よう思う。
そしてジョン・ウィックことキアヌ・リーブス。
出番は少ないながら今回もアクションは凄く良かった。
だが、ラストのイヴとの戦闘から逃がすまでのくだりだけど
せめて役目は果たそうよ!何のために行ったんだよ!いきなり寝返るなよ!
ジョン・ウィックだから許されてるけど、普通にプロとしてダメだろ。
余談だけど
ジョン・ウィック
相変わらず走り方がださい
タイトルなし(ネタバレ)
ちゃんとジョンウィックシリーズしてた。
パンフレットの監督のインタビューで至近距離の火炎放射器と手榴弾のバトルは他の映画で見たことがないって書いてて本当にこのおバカアクション(劇中では至って真面目)がジョンウィックシリーズの魅力だよなと常々感じた。
コンセクエンスでもう体力的にやりたくないって言ってたキアヌもまたアクションさせられてて面白かった。
過去作では観光地で殺し屋が襲ってくる画だったけど今回は街が襲ってくるって感じで差別化されててよかったし、ゲームのステージみたいな地形でそれも見てて楽しかった。
3人殺すより300人殺した方が面白い。これに尽きる。
迫力格闘シーンのてんこ盛り
ひたすら斬新な格闘シーンが続く。スタントがどこまで入っているのか分からないが、アナデアルマスの格闘シーンが迫力あり美しい。ジョンウィックシリーズは第1作の途中までしか観ていないがそれでも参考になり観ておいてよかった。
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