「殺し屋に父を殺された少女が敵組織の存在を知り、味方の助力も無いまま孤軍奮闘で仇を討とうとする復讐譚。軽快なアクションと綺麗な映像で映し出される世界に引き込まれました。」バレリーナ The World of John Wick もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
殺し屋に父を殺された少女が敵組織の存在を知り、味方の助力も無いまま孤軍奮闘で仇を討とうとする復讐譚。軽快なアクションと綺麗な映像で映し出される世界に引き込まれました。
何を隠そう、ジョン・ウイックのシリーズ作品を観たことが
全くありません(名前は知ってましたが)。なのでこの作品も
本来なら鑑賞の対象にならなかったと思います。・_・;
それなのに…
何気なく作品紹介を読んでいたら気になってきまして。
気になったからには鑑賞するしかないかも。
というわけで、観てきました。@_@; ドキドキ
# 父を殺され、復讐心に燃える少女。イヴ・マカロ。
# ある組織の庇護の元、成長していく。
# 表の仕事はバレリーナ。
# 裏の稼業は殺し屋さん。
うん。萌えるかも。 そして
ある仕事で倒した敵の腕に、親の" 仇 " の刻印。
" 父の仇を討ちたい "
組織に願い出るが、答えは " NO "
組織の間には、相互に不干渉の原則がある(らしい)。
そのため、組織メンバーの個人的な敵討ちなどは許されない。
ならば と組織の掟に背く決意を固めるイヴ…。
決定的な情報を入手し、敵の本拠地に乗り込む。
山間の村。そこに父の仇がいる。ところが…
村の住人全員が、敵だった。
孤軍奮闘。
村の中には坑道があり、武器庫もあった。
「 素敵な 」武器を手にし、縦横無尽に戦うイヴ。
イヴの暴走を停めたい組織。
ついに「あの男」を村に送り込む。
敵の組織も、行方を見守るしかない と傍観。
イヴ vs 最強の殺し屋
さあ、どうなる。この戦い。
というお話。
◇
この作品、バイオレンスアクション というジャンルに当てはまる
のかと思っていたのですが、単に暴力的なだけに停まらないモノ
を感じられ、意外と嫌悪感を感じずに鑑賞できたように思います。
(普段、暴力的な作品は観ないもので… *_*;;)
凄惨な場面が連続する作品であることを思うと、なぜそう感じた
のかは不思議で仕方ないのですが…・◇・;;
※ 火炎放射器が武器って、戦闘というより、もはや虐殺では…。
そう思う反面で、意外と戦闘のシーンに残虐性を感じなかった
ような気がしているのも事実で…。 マヒした説もアリかも
昔のTV時代劇の、華麗な殺陣のシーンを見ているかのような、
一種の様式美の世界を観ているような感覚になっていた、そんな
気もしています。 ・-・ あれだけ血飛沫飛んだのにまぁ
作品全体を通して、画面がとても綺麗に描写されていたのもその
印象構築に無関係では無かったかな とも思います。
と、そんなこんなで。
観て良かったと思える作品ではありました。
バイオレンスでしたが、満足です。・_・〆
◇あれこれ
■火炎放射
これ 武器というより殺戮兵器です。こわ
敵味方がこれを構えて放射し合う姿をみていて、大学のサークル等で
夏合宿の夜に相手に向けて打ち上げ花火を打ち合う姿が瞼に浮かんで
しまいました。人に向けてはダメです。危ないです。いけません。
した事ないけどヤケドしますからね? ※泳ぐ目と、遠い目
■火炎放射・その2
ガメラの吐く炎もこんな感じだったかなー とか
ゴジラも、何代目かのゴジラはこんな感じだったかなぁ とか
更に遠い目になるのでした。 @・@ほっ
■敵一人に五本の矢って
派手な演出と思ったのと同時に、「とても非効率」と思ってしまったり。
その後の場面で、自分が倒した相手から武器を回収して引き上げる
イヴの場面もあったので、なおのこと思ってしまいました。
※こちらは多分、現場に凶器を残さないための回収なのでしょうけど。
■敵認定ゆるすぎでは…
ガード対象者の目の前まで相手が来て、それでやっと
「これは間違いなく敵」…って
飛び道具を使用する可能性だってありそうなのに、警護ゆるすぎでは
ないかと思ってしまいました。
パーティ会場だから銃の使用は無い と判断したのか?
とはいえ、あんなに接近されてから「あ、敵です」では…。(笑う所?)
■もう少し知っておくといいのかなぁ な事
・今回登場する二つの組織の基本的なこと。もう何が何やら…@△@
・ジョン・ウィックはどの組織に所属?
・ジョン・ウィックの強さには秘密があるの?
・バレリーナの学校は殺し屋の養成所?
・あのホテル自体が殺し屋組織の直営なの?
あぁ 目の前に新しい世界の扉が。そんな気が…。@□@ァァァ
◇最後に
この作品の基本設定を知り、頭に浮かんだ作品が「ローガン」
でした。ウルヴァリンのシリーズを全く観ていないのに、何故か
ローガンだけ、人物設定が気になって鑑賞しておりまして…。
まだ未熟な少女の殺し屋と、行く末を気にかける老練な殺し屋。
そんな設定が、ローガンとどことなく似ているような気がしたから
この作品も気になったのかもしれません。
ローガンの次作があれば観たかったのですが、今のところ無さそう
て残念です。この作品は続きはあるのでしょうか。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
返信お気遣いありがとうございます。😊
おっしゃるとおり 両刃の剣 ですが本作は お遊び作品 なので 貴殿のおっしゃるとおりですネェ。
あっけらかん。
でも 田舎の消防設備放水機では勝てない気がしました。ありがとうございました。失礼します。
いいねありがとうございました😊
火炎放射器は 反則ですね。 戦闘も何も 全てが瞬時に終わってしまう。瞬時に一人勝ち。
真面目な話 太平洋戦争 沖縄戦 での 米軍の火炎放射器思い出して 心が痛みました。失礼します。
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