ブラックバッグのレビュー・感想・評価
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面白いから、もう少し見たかったな
よく言えば筋肉質でムダ少ないが、背景不足もありもっと味付けしても良かった。 大半が会話劇なので字幕だより、違和感はなかったが原文分かったらもっと面白いんだろうな〜
ケイト夫婦は見応えバッチリだし、釣りのシーンは渋く、パーティーシーンも惹きつけられるけど→ウソ発見器のあと来るかね(・・?
ラストもあっさり大人の終わり方だけど、もう一回見てみたいな。違う発見ありそうです。
通向けすぎる
覚えにくい固有名詞の洪水で、ギリギリ状況を把握できる鑑賞。
もう一回見たら、すっきり理解できるんじゃないかと。
山田敏弘のSPYチャンネルで褒めてたから急遽見に行ったけど、
やってる劇場が少ない!かつ、初週から1日1回のみ上映…。
なのに満席ではなかったので、回数とかスクリーンの大きさ決めた劇場の人の読みがスゴイ。
(調べたら今日だけ1回で明日以降は2回やってました…)
主役2人がもともと冷徹な悪人顔なので、勝手に色々ミスリード…。
二人とも好きでも嫌いでもない役者さんだけど、
他のキャストも含めて、皆好演。地味だけど。
ファスビンダー、しばらく見なかったら急に老け込んでたが、役作りでもなさそうな…。
嘘は嫌いだ
ゲームの名は、"夫婦円満の秘訣"教えます?スパイに浮気は楽勝すぎるから
ダイニングルームで繰り広げられる『裏切りのサーカス』へようこそ…。後処理は必要?ソダーバーグ監督✕デヴィッド・コープ脚本=最強タッグ再び!
こういう題材を手がけたら右に出るものが居ない、無機質なほどクールにスタイリッシュかつスマートで効率的なソダーバーグの十八番。広角レンズによる室内全体を捉えるように高い位置からのロングショットなど、雰囲気やショットの一つ一つから彼の作品であるとすぐに判るし、全体像の見えないスリリングで色気すら漂うセリフの掛け合いや構成・組み立てのアプローチ。つまり、フィンチャーにシリアルキラーもののイメージがあるように、こういう作品もまたマスタークラスな名匠ソダーバーグのランドマークだ。彼の手にかかるとなんてことのないシーンでも魅惑的に映り秀逸なムード漂う、手際の良さが光るアイコニックなスタイルを堪能できる。
監視と殺し。仕事できて家もオシャレで傍から見たら完璧理想の美男美女夫婦。一見して情熱的なロマンスとは無縁そうな2人も、実は傍からは見えない深いところで結びついている。こういう役どころがハマりすぎるファスベンダー劇場。つまり、『エイリアン』シリーズのファスベンダーから、標的を殺し損ねて動揺した『ザ・キラー』のファスベンダーに?彼の人間離れした感じが、本作によくマッチしていた。言わずもがな元007なピアース・ブロスナンがリアルスパイな世界の上層部を演じるということ(説得感、重み付け)。CIA/FBIみたいにアルファベットの羅列した、謎の組織ありすぎ問題。私たち夫婦の邪魔をしないで!
1週間(+数日)。本編中のタイトルや、メインタイトルとエンドロールでのフォントの選択など、作品を形作る要素が隅々までスタイリッシュで、その世界観を形作るのに一役買っていた。
P.S. 昨今あらゆる作品内で多かれ少なかれ言及があるなど、見て取れるロシア問題(というか大殺戮の犯罪)の影響。…からのみんな大好き、一件落着後最後に大金をGETする『ワイスピ2』方式?※流石に今回はiPhone撮影ではありません。
勝手に関連作品『裏切りのサーカス』『デュプリシティ』
絵面は地味だがヒリヒリする心理戦が面白い
「ブラック・バッグ」は、非合法の機密任務、という感じか。
イギリスの防諜局内で、
誰かが「セヴェラス」というヤバイもので何かしようとしてる、
という情報を得たジョージが、
疑わしいメンバー6人の中から「犯人」をあぶり出そうとする、というお話。
「セヴェラス」が何物なのかは、話が進んでいくと見えてくる。
疑わしいのは、ポスターに写っている6人、
いやもしかしたらジョージ本人を入れた7人。
アクションは皆無だし、絵面は地味だけど、
嵌めるため/あぶり出すための複合的なトリックと
ヒリヒリする心理戦が展開されて予断を許さず、
この人が言ってることは本当なのか嘘なのか
(DZM-5とかいう薬も嘘発見器も決め手にならないが、上手く使えば道具になるか)
(夫婦の対話も、どこまでが本心なのか)
逐一考えながら、
最後まで釘づけ、めっちゃ面白かった!
素っ気ないレビューで申し訳ないのですが
完敗でした(涙)
金曜日からが
私の理解力が乏しいのと金曜仕事帰りのレイト鑑賞でボケ〜っとしてたのもあり、二重スパイが誰かはわかったけど所々?となりました。
そもそもブラックバッグとは?って感じだったし、パンフ読んで「最高機密・極秘任務」だと知った。そうだったのか!セヴェルスも途中まで何なのかよくわからず。
最初のディナーシーンはとても重要なのでしょうが、まだ人間関係も掴めていないのに会話が進むので、ちょっと待って!状態。
金曜日からが解決編って感じで一気に動き出す。それまではひたすら淡々と
二度目のダイニングシーン(あの家はセットで本物のレンガ造りの家を建てたらしい!)での何気に怖いセリフ「カーペットが新しくなってる」なんか2回言ってた気がする。
ミーチャムは何で殺されたんだろう?ジョージ殺せばいいのでは?と思ったり。話終わっちゃうか。
私なら絶対あのテーブルに投げ出された銃使わないな〜。
色々謎が残ったけど、ジョージとキャスリン夫婦描写がとても良かったです。
ポーカーフェイスなジョージが妻の前ではデレる?のが良い。二人の愛の物語だったんだな。
リアル系スパイ物ならやっぱり裏切りのサーカスの方が見応えありです。
全くついていけず
集中力が必要
豪華俳優陣に惹かれて観てみましたが…
この作品は前情報なしで鑑賞すると結構理解に苦しむ。
専門用語を理解している必要がある。
タネ明かしされてもポカーン状態。
会話劇を中心としているので聞き逃したら迷宮入り確定。
アクションなしの頭脳戦スパイ映画で
期待していたものとは違いました。
難解でかなりエネルギーを使う。
朝イチに観るのはオススメできないし、観る人を選ぶ。
夫婦の愛と信頼が流れる時間はとても良かった。
序盤が複雑だからか、ラストはあっけない感じで幕を閉じる。
エンディングが流れた瞬間に退席する人、多数。
気持ちはよくわかる。疲れる…苦笑
全くストーリーが把握できていないが、
もう一度見返したいとは思わない。
朝イチ寝ぼけ眼で観てしまった自分も悪い笑
「MIA」とは全く違うからこそ期待していたのに…
人間くさいリアルスパイ
マイケル・ファスベンダー×ケイト・ブランシェット×スティーヴン・ソダーバーグ
という座組のスパイ映画とあっては、観ずにはおれない。
マイケル・ファスベンダー演じるジョージと、
その妻キャスリンを演じるケイト・ブランシェットの演技が醸し出す本物感及び
緊迫感がスクリーンからビシビシ伝わってくる。
このふたりの対決なのか!?と冒頭から引き込まれていった。
裏切り者の疑いがある4 人+ジョージ夫妻の6人での夕食シーンの
会話が実にリアルだし、人間のイヤなところも浮き彫りになったりと、
当人たちも驚いた様子で、ジョージが仕掛けたゲームも裏切り者を特定するための
布石だったのだろう。ここは見応えがあった。
そこから妻に疑いをかけるジョージ、妻にも罠を仕掛けて、
キレ者の妻がそれに気づかないなんてことあるんだろうか・・・と思いながら
ハラハラして観ていた。
NCSCの建物内におけるジョージの動きは特に緊張が走る。
マリサ・アベラ演じるクラリサに監視カメラの映像をジャックさせるシーンや
この布石となる、クラリサ宅に侵入するシーン等、その尋常ならざる行動が
実に効いていると思う。
ラスト近くのキャスリンが特定された裏切り者を銃で撃ち抜くシーンは、
本作最大の見どころだろうし、これを見るために本作を鑑賞したと言っても過言ではないほど
ケイト・ブランシェットの所作や表情が抜群に素晴らしかった。
実にマジメというか淡々としている作品だが、
リアルなスパイ映画としてオススメしたい。
私は満足した。
まあまあ面白いけど、英国の諜報部がそんなことでいいのか???なんて思ったり
まんまと罠にハマり、騙されたことに気づくまでは面白かったけど、
その後、絶対絶命の危機に陥ることもなく、あっさりとしていました。
世界の危機というより、どこかの村で密かに品種改良された
すごく美味しいブドウの育て方を、誰かに盗まれたぐらいのスケール感かも・・・
英国の諜報部が、数人だけの個人ベースで仕事していていいの?って感じです。
それと、同じ諜報部で仕事する仲間同士で夫婦とか、付き合ってるとか、
どうなの?って心配になりました。絶対、お互いに信用できないような・・・
諜報部は、職場恋愛禁止とか、ないのですかね?
もしかしたら、スパイ同志で付き合ってるほうが、
外部に情報が洩れるリスクが少ないから、職場恋愛推奨なのかもしれませんが・・・
あらすじくらいは知ってから観た方が良いかも(?)
スティーブン・ソダーバーグ監督最新作。前作『プレゼンス 存在』は劇場鑑賞を見送ったまま現在も未見ですが、結局のところ観なきゃ観ないで気になり続けるわけで、今作は面子も豪華だし「やはり劇場鑑賞しておこう」と思い立ち、公開初日にTOHOシネマズ日比谷にて鑑賞です。
と言うことで、今回もあらすじやトレーラーなど事前情報全く入れずに観始めたわけですが、正直申し上げると、、本作は私には難しくて全容を理解しきれませんでした。
謎めいた状況で始まる序盤の展開はいきなり予想を裏切り、そのまま大した説明もないままに“探り合い”が始まります。イギリスの諜報機関内に起こっている“とある陰謀”を突き止め、その首謀者を見つけるために様々な駆け引きと、この手のジャンルには付き物の“マクガフィン”の行方を追い続けるのですが、役職こそ違えど皆その道に通じていて、またそれぞれが個人的にもよく知り合う間柄。そのため、交わされる会話さえも誰が「何について言ってないか」「どこで嘘をついているか」など、含みのない会話はほぼ皆無。或いは、事の真相が見えてくればもっと解った気になれるのかと思って観続けますが、残念ながら最後まで結局すべてを解った気にはさせてくれません。それでも、オチに待っているギミックだけは「この状況であれを扱うとなれば…」と事前に読めてしまうところは映画的(?)。ある意味、それが解っただけでもそれなりに映画を観てきただけの自負が保てましたw
とまあ、ネガティブなことばかり書いてきましたが、演出やビジュアルは大変に格好よく、その特殊な世界観に浸りながら観れば、多少(?)ストーリーについていけなくてもそれなりには楽しめます。また、ジョージ(マイケル・ファスベンダー)の追い詰められながらも求められることをやってのける精神力や、ジョージの妻・キャスリン(ケイト・ブランシェット)の笑いながらも有無を言わせないような図太さ等々、少ない登場人物達のそれぞれのキャラクター設定自体がまさの本作の見どころ。
スパイ物としてエンタメ性はそれほど高くなく、かと言ってハードボイルドってわけでもなく、どっちつかずでやや中途半端な感も否めませんが、総評としてはしっかりとこのジャンルなりの味わいは感じますし、94分の尺で巧くまとまっていてそれなりの満足度はあると思います。とは言え、、世界観はかなり専門的で取っ付きやすさはなく、やっぱり万人向きな作品とは言えない気がします。或いは、ソダーバーグと言うだけで『オーシャンズシリーズ』を印象にもって本作に期待してしまうと、むしろガッカリするかもしれませんのでご留意ください。
華麗でオシャレな映画
地味に面白い
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