「絵面は地味だがヒリヒリする心理戦が面白い」ブラックバッグ 島田庵さんの映画レビュー(感想・評価)
絵面は地味だがヒリヒリする心理戦が面白い
「ブラック・バッグ」は、非合法の機密任務、という感じか。
イギリスの防諜局内で、
誰かが「セヴェラス」というヤバイもので何かしようとしてる、
という情報を得たジョージが、
疑わしいメンバー6人の中から「犯人」をあぶり出そうとする、というお話。
「セヴェラス」が何物なのかは、話が進んでいくと見えてくる。
疑わしいのは、ポスターに写っている6人、
いやもしかしたらジョージ本人を入れた7人。
アクションは皆無だし、絵面は地味だけど、
嵌めるため/あぶり出すための複合的なトリックと
ヒリヒリする心理戦が展開されて予断を許さず、
この人が言ってることは本当なのか嘘なのか
(DZM-5とかいう薬も嘘発見器も決め手にならないが、上手く使えば道具になるか)
(夫婦の対話も、どこまでが本心なのか)
逐一考えながら、
最後まで釘づけ、めっちゃ面白かった!
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