「人間くさいリアルスパイ」ブラックバッグ ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
人間くさいリアルスパイ
マイケル・ファスベンダー×ケイト・ブランシェット×スティーヴン・ソダーバーグ
という座組のスパイ映画とあっては、観ずにはおれない。
マイケル・ファスベンダー演じるジョージと、
その妻キャスリンを演じるケイト・ブランシェットの演技が醸し出す本物感及び
緊迫感がスクリーンからビシビシ伝わってくる。
このふたりの対決なのか!?と冒頭から引き込まれていった。
裏切り者の疑いがある4 人+ジョージ夫妻の6人での夕食シーンの
会話が実にリアルだし、人間のイヤなところも浮き彫りになったりと、
当人たちも驚いた様子で、ジョージが仕掛けたゲームも裏切り者を特定するための
布石だったのだろう。ここは見応えがあった。
そこから妻に疑いをかけるジョージ、妻にも罠を仕掛けて、
キレ者の妻がそれに気づかないなんてことあるんだろうか・・・と思いながら
ハラハラして観ていた。
NCSCの建物内におけるジョージの動きは特に緊張が走る。
マリサ・アベラ演じるクラリサに監視カメラの映像をジャックさせるシーンや
この布石となる、クラリサ宅に侵入するシーン等、その尋常ならざる行動が
実に効いていると思う。
ラスト近くのキャスリンが特定された裏切り者を銃で撃ち抜くシーンは、
本作最大の見どころだろうし、これを見るために本作を鑑賞したと言っても過言ではないほど
ケイト・ブランシェットの所作や表情が抜群に素晴らしかった。
実にマジメというか淡々としている作品だが、
リアルなスパイ映画としてオススメしたい。
私は満足した。
共感ありがとうございます。
私のしょうもないレビューに共感して下さり申し訳なく思ってしまいます😅
配信で再チャレンジしようと思います😄
カメラの映像をジャックさせるシーンはハラハラドキドキでしたね😆
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