「岸井ゆきのぅメ〜テレぇ」佐藤さんと佐藤さん またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
岸井ゆきのぅメ〜テレぇ
まず最初に、メ〜テレシネマのこじんまりした邦画の傑作群に、また一本のタイトルが追加されたと思った。全て見てるわけじゃないけどやっぱり凄い打率だと思う。
本作の佐藤夫婦と当方は全く違う環境なれど、なぜか思い当たらせる、微細な日常のすれ違いの描写が連なる。挟み込まれる中島歩やベンガルや藤原さくらの夫婦間の話や双方の家族の描写も、2人を取り巻き2人が持ち合わせているアンコンシャスバイアスとかなり明確に絡まる。単純なようで複雑、複雑だけど単純、単純化されているが故のユニバーサルな問題提起になっているなと思った。天野千尋監督作は初見でしたが前作も見とこうかと思ったり。
保は結局合格するわけだけど、しない世界線で保が救われない状況を想像してしまったので、合格時は良かったーと声に出てたかも。佐々木希とはありがちな感じにならないといいなと思ってたらはっきり言ってくれて良かった。
そして岸井ゆきの。長身美形好きのマタゾウ的に全く好みのタイプじゃないんだけど、本作もまた認めざるを得ない魅力でした。
蛇足。大体その日の最終上映回だと観賞後にパンフを買えない。かといって見る前に買いたくもない。見て良かったら次回買おうと思うんだけど、歳をとって物を増やしたくないのもあるし、観賞直後の熱も冷めて結局もういいや、となってしまう…全く関係ない話でした。
皆さんのレビュー読んで追記:
マタは「養育費払えるの?」には違和感。子供は私のもの、養育費は男が払うものって前提じゃん。
共感ありがとうございます。
ユーチューブのまとめサイトを見ると、養育費一括か分割かでその後の末路が決まるパターンが多いですね。
色々とすれ違ってしまいましたが、やはり子どもが出来たタイミングが大きいと思いました。
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