映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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期待度○鑑賞後の満足度◎ 久々の興奮!F1レースを臨場感たっぷりに擬似体験出来るエンタメとして良く出来ている上に“走るのが何より好き”な男のドラマとしてもキチンと成立しているのが良い。高齢者万歳🙌
1. 映画を観ていると思えない、まるで自分も(「レースに参加している様」というのは大袈裟としても)「レースの実況放送をリアルタイルで観ている」と錯覚するくらいの臨場感・没入感。
かといって、レースシーンが終わると途端にだれることなく間に挟まるドラマ部分もユーモアも漂わせながらしっかり緊張感を保った骨太感がある。
2. あらゆる点で『トップガン マーヴェリック』より良くできている。
映画を比べるのはあまり好きではないが、同じ監督の作品であればまあ良いでしょう。
①随所随所に挿入される様々なロックのナンバーがシーンにピッタリで否応なく気持ちをアゲてくれる。
②『トップガン マーヴェリック』もエンターテイメント映画としては確かに良く出来ている(後半の「ミッション・インポッシブル」的な展開はうーん?だけど…)。まるで自分も戦闘機に乗ってドックファイトに参加しているような臨場感は本作のレーシングカーに自分が乗って走らせているような臨場感に連続する新しい映画ならではの醍醐味ではあったけれども、やはり海軍という軍隊の話であり、好戦的・戦争賛美とまでは言わないけれども、あくまでも個人の闘い(といっても一台のレーシングカーを走らせるのにこれだけ多くの人が関わっていたりスポンサーが必要なのは恥ずかしながら本作を観て初めて知ったけど)であるカーレースの世界と違って、どうしても「戦争」(抑止力という美名の下でも)の影が付きまとってもう一つのめり込めない。
3.. ブラッド・ピットの出演作の中では一番好きかも。
①冒頭、パドックに向かうブラッド・ピットをカメラは正面から捉えず先ず背中を撮す。この背中がとても広い。ブラッド・ピットは筋肉質ではあるが所謂マッチョを売り物にしている役者ではないのだが、とても広く感じた。撮り方もあるだろうけれども、「男は黙って背中で語る」ではないが、ある程度の年齢になると背中というのはある意味正面よりも如実にその人を語るものだ(残念ながら自分で自分の背中は見れないので自分の背中が果たして何を語っているのかは自分でわからない…)
先ずはこの広い背中を見せることでブラッド・ピット扮するサニーの頼もしさ・老練さ・安定感・成熟感を言葉を借りずに観客に印象付ける。そして観客は無意識のうちに主役であるサニーに対する信頼感を抱いてしまう。
また同時にブラッド・ピットという稀有なスター性と存在感とを持つ俳優が主役を演じることで本作が紛れもなくヒーロー映画であることを印象付ける。
『テルマ&ルイーズ』や『リバー・ランズ・スルー・イット』ではちょっと顔の良いアメリカのお兄ちゃんだったのが大したスター、俳優になったものである。
万人にお勧めなエンタメ
往年のF1ファンです。
最近のF1もちらっと観たりしてますが、
有名なドライバーくらいしか分かりません。
コンストラクター(チーム)も
昔からある所は分かりますが、
F1はチームの入れ替わりが激しく、
実際に日本のトヨタやホンダも
10年やるのは珍しいくらいなので、
新しいチームは全く知らないです。
そういう視点からすると、
今作のエイペックスという新興チームは、
実在する様に見える。
ただ御多分に洩れず、
新興チームは資金繰りが苦しい。
ドライバー確保も生命線。
その中で50歳を超えたドライバーを雇うなんて、
世界最高峰のモータースポーツではありえない。
この辺がエンタメです。
おじさんの「ワンスアゲイン」😅
しかもいきなり破天荒。
その裏には嘗て・・・、とまあ、
観客が応援したくなる要素満載で、
それをプラピが演じる訳だから、
F1なんか知らなくても全然楽しい。
久しぶりにちゃんと?レースを観たが、
今って昔よりマシンがすごく長くて、
コックピットに隙間は全然無くて、
目の前にはロールバーがあって、
エアロパーツの沢山付いた市販車を見てる様で、
マシンの美しさはそれほど無い。
というかチーム間での差が無くなっている。
F1殆ど知らない人でも、
マクラーレンやフェラーリは分かるだろうし、
ヘイズ(プラピ)が嘗て所属した、
キャメルロータスなんて、
「中嶋悟が乗ってたやつ❗️」
とかで興味引けるんじゃないかな❓
劇中の当時は、
もうロータス無かった様な、
少なくとも黄色じゃ無かった様な😅
往年のファンのおじさんとしては、
過去映像のロータスもそうだし、
ベネトンとか出てきたのも嬉しい😊
最後のエンドロールで、
「マーティンドネリー」の名前を見つけたのも、
感涙モノでした😭
ドライバーのご本人登場も嬉しいが、
ルイスハミルトンが今作監修していて、
ラストバトルがハミルトンとは、
おいしいねこりゃ🤣
適度にロマンス要素もあり💕
「トップガン」スタッフが名を連ねるもの納得。
IMAXで観たかったー😫
リアルだけど、リアリスティックではない
最初映画のタイトルを聞いた時は「ダサいな」と思ったのですが、観終わった後の感想はやっぱり「F1」!さすが本物のF1チーム、関係者、組織からの全面協力のおかげで、とにかくF1一色。本社まで、マクラーレン・テクノロジー・センターを使っちゃう本気。F1のレース映画と言うより、ブラピがF1レーサーライフを体験しているようなリアル感。F1の生きる伝説、ルイス・ハミルトンの熱い協力もあり、まるで某人気F1ドキュメンタリーを観ているような感覚になる。
しかし、それだけのリアルを追求したにも関わらず、ストーリー展開は映画の枠を超えていない。リアルF1の歴史におけるおもしろい瞬間&ペナルティでは済まされないようなヤバい走りをうまく組み合わせ観客を飽きさせない。全てリアルを求めるなら、本物のF1グランプリを毎週末見ればいい。
レーサー達を扱った映画はたくさんあるが、今作はレーサーがチームとして「戦闘」する様子が描かれているのが嬉しい。最近は低迷中の日本人F1ドライバーの角田くんも少し画面に出てくる。これを機に少しでもF1への関心が上がってもらえればファンとして嬉しい。
さすが『トップガン マーヴェリック』製作陣なだけあり、その血が画面全体に感じられる期待を裏切らない作品。とにかくカッコいい!みなさんが言っている通り、絶対に映画館で可能な限りベストの音質で見るべき映画。
星マイナス1ポイントは、もっとF1の過酷さをトップガンの時のように見せてほしかった。F1の極限環境を観客にももっと分かりやすく表現してほしい。ドライバー達がどれだけ身体的負荷をかけ走っているのかや、ピットストップのミリ秒単位を競い合う半端じゃない緊張感とストレスをシーンからもっと感じたかった。個人的にそこにF1のロマンを感じるのだが。
んじゃあ、次は「F2」で。
いや皆んなもうこれ観なきゃ
僕は特別レーシングカーに興味ないし、F1なんか見たことないし、TVゲームさえマリオカートぐらいしかやったことありませんので、ルールとか勝つためのコツとか全然知りませんが、なんか、気持ちよさそうってことで、見てみました。
大変、気持ちよかったです。
ルールも勝つためのコツとか、見ているうちにだんだんわかってきて、それに人間ドラマがオーバーラップして、最後は爽やかに終わる、さすがのハリウッド!
何と言っても、臨場感!自分がドライバーになって、超スピードのレーシングカーで滑るように飛ぶようにサーキットを駆け抜けるド迫力を体感出来ました。スピード恐怖症の僕なんで、首疲れましたけど。
ずっとサーキットを舐めるように走る光景を見ていたかったです。
お陰で鈴鹿とかに行ってみたいなって本気で思いました。
にしても、61歳のブラピ、相変わらずかっけーし、いい男だし、肉体も若いし、トムクルーズと二人共演して、なんかすごい映画やって欲しいわー!
最後までドキドキが止まらない
実際に自分がF1マシンを運転している圧倒的な没入感に陥る作品。 本年度ベスト!!
観賞後に感じたのはF1って莫大なお金がかかるスポーツだって事(笑)
トヨタや一時期ホンダがF1から撤退したり。
理由はネットに書かれてるけどF1への高額な投資にメリットが無いのが本当の理由なのかも(笑)
ドライブシミュレーションが凄い!
全世界のレース場のデータが入っている感じで1度で良いからやってみたい。
お気に入りのロックな音楽も良かった!
ストーリーは王道系。
弱小F1チームに、かつての伝説のドライバーのソニーが加入しチームを優勝に導く感じのストーリー。
ドライバーの相棒、ジョシュアと2人で大会に望む感じ。
この手の作品はドライバー同士がライバル心からいがみ合ったりするけど本作では2人が意外と協力的だったのが予想外(笑)
ソニーも若手ドライバーのジョシュアにレース中に指示を出すシーンなどが良かった。
ピットクルーの女性リーダー、ケイト。
マシンの設計をする姿が格好良い!
ある仕事からチームに引き抜かれた理由も納得(笑)
ピットのシーンもなかなかリアル。
レースはタイヤ交換が勝負の分かれ道って感じが勉強になった(笑)
娯楽映画としてかなり楽しめた作品って感じ。
ラブストーリーは無かった方が良かったのかもと思いました( ´∀`)
史上最高のブラピ
25-084
スピード感、快音、そしてブラピのカッコ良さに浸る
ちょっと贅沢をしてIMAXで観賞
【物語】
ソニー(ブラッド・ピット)は確かな腕を持つレースドライバーだが、世界の各種レースに参戦しては、契約期間を終えると次の戦いの場に身を移していた。あるとき、デイトナ24時間耐久レースに参戦。優勝を置き土産にチームを去り、次に身を投じるレースを考えていた。
移動の準備をしているときに思わぬ男から声を掛けられる。かつて期待の新人レーサーとしてF1に参戦していたときのチームメイト、ルーベン(ハビエル・バルデム)だった。ルーベンは現在あるF1チームの代表を務めているのだが、苦戦しておりその年も前半戦最下位で折り返し、チームは売却される危機に立っていた。個人的にも膨大な借金を抱える状況にあった。
ルーベンは起死回生策として、その才能を信じるソニーにF1に復帰させようと彼を探して訪ねて来たのだった。ルーベンは才能溢れる新人ドライバー、ジョシュア(ダムソン・イドリス)に経験豊かなソニーを組み合わせることで最強チームが出来ると考えていた。かつて有望F1レーサーだったとはいえ、F1レーサーとしては常識外れの高齢になっていたソニーは躊躇するが、「走りたい」という自分の気持ちに懸けることを決意する。
突然の参入や型破りなやり方に、ソニーはチームメイトドライバー ジョシュアやチームスタッフの反感を買う。しかし彼の戦略と技術でチームはレース毎に順位を上げ始め、チームは変化し始める。
【感想】
期待通りの快作だった。
元々ボクシングとカーレースというのは映画と最も相性の良いスポーツだと思っている。ボクシング映画は言わずと知れた“ロッキー”が代表作品だが、それに限らず最近の作品でもほぼ例外なく心震えてしまった。俺の想像では、ほぼ素手の殴り合いに人間は本能的に強い刺激を受けるのではないかと。あるいは「倒れても、倒れても、立ち上がる」姿にお決まりでありながら感動してしまうのか。 一方カーレース作品も最近10年くらいで何作も観たが、これもほぼ例外なく感動。 俺が車好きということもあるが、こちらは非日常のスピード感と映画館に響き渡るエキゾーストノートが脳を刺激し、血を騒がす、のだと思う。 また、常に死と隣合わせ、命懸けで戦う姿も胸に迫るのかと思う。
本作もそんなカーレースものの魅力を存分に味あわせてくれる。IMAXをチョイスしたのもスピード感とエキゾーストノートを堪能したかったからだが、十分価値が有った。強いて言うと、エキゾーストノートは同じF1ものの“ラッシュ/プライドと友情”などと比較すると控え目だった気がするが、その代わりに本作はノリの良い効果音楽が常に流されていて、それが常に気持ちを高ぶらせるのだ。
これまで観て来たカーレース作品は過去の伝説的な出来事を題材にしたものが多かったのだが、今作は現代のF1を舞台にしているため、新たな知見として感心したことが有った。「F1の世界はこんなハイテクなんだ」と。なんとなく想像してはいたものの、今作では視覚的に技術陣、サポートチームがいかにハイテクを駆使してレースを支えているか見せてくれるので、素直に「凄い」と思った。「F1は金がかかる」という話は良く目にするが、「なるほど」と納得。
そのハイテクエンジニアリングチームの女性チーフを演じたのがケリー・コンドン。知的でクールな空気を纏った彼女がとても魅力的だった。出演歴を観ると過去に何度も観たはずなのに、これまではあまり印象に残っていなかったので、今作が一番良かったのだと思う。
そして、何と言ってもブラピが超絶カッコイイ。宣伝からして、そうは思っていたけど、想像どおり、男も痺れるカッコ良さ。 昔からカッコいいブラピではあるけれど、歴代の出演作の中でも特筆すべきカッコ良さだと俺は思う。
車好きとブラピ ファンは必見、そうでない人にも自信を持っておススメです。
ブラピとF1のかっこいい組み合わせ
マイティ・ソー
なにより62歳『イケオジ』ブラピかっこよすぎる!
「F1」観て来ました
映画館専用
定番ハリウッド映画的な展開だからこそ楽しめた
あまり車の事や背景が分からないですが気になり視聴しました。
ハリウッド映画としていつもの展開な感じだからこそ楽しめた作品と思いました。
字幕がフライングしている部分もあったり展開が予想できる部分も多いですが、
だからこそ安定した感じでワクワクしながら楽しめました。
スピード感ある映像が多く、レースのシーンはどれも臨場感があり迫力満点でした。
特に最終レースは手に汗握る展開で見入っていました。
また、車の事が分からない人向けの解説もそこそこあり助かりました。
知ってる人からは冗長で蛇足かもしれませんが、何も知らない人には良かったと思います。
ポップコーンはMサイズだと食べる時間が足りずに余してしまう感じでした。
ハリウッド映画定番の頑張ってる・努力しているシーン辺りで少しずつ食べる時間があります。
全体を通して見入ってしまう部分も多く食べるよりも見てる時間の方が多いです。
IMAX視聴前提で作られた様な作品
完成されたFIドラマに圧倒
映画によって座席のポジショニングを考えることもしばしば。この作品は前方中央がベストポジション。『トップガンマーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督によるスピード感満載、迫力満点の映像と音響。近年のカーレースを題材とした映画としては『フォードVSフェラーリ』『ラッシュ/プライドと友情』を上回るレースシーンを堪能した。
チームメイトJP役の黒人俳優ダムソン・イドリス、初見の俳優だけどめちゃめちゃ演技が上手く魅力的。今後の出演に注目したい。友人でありチームオーナー役のハビエル・バルデムは相も変わらず渋い。
レースシーンのみならず開発視点からのアプローチを盛り込んでいるのが興味深く、クルー達の躍動も臨場感あり楽しめる。主人公とチームメイトの関係性が最後まで緻密に描かれ、チームスタッフとの関係性も興味深い。
トレーラーに住みアナログなトレーニング、カードに運を任せるなど旧時代的なドライバーと、小綺麗な部屋に住みハイテクなトレーニング、ネット受けを意識するなど現代的な若いドライバーの対比をベースとして、若者の突っ走りとベテランの余裕のコントラストを見事に描き出している。そして自ら考えて答えを導かせるコーチング術の如く押し付けでない展開が、観客をも巻き込んでいるんだなと感心した。
また、通常であれば主人公の取った弱者からの巻き返しに必要な戦略は、これが並の映画なら競合チームの悪辣な作戦として、それを乗り越える的な勧善懲悪の有りがちな展開になるやもしれぬところ、見事裏をかかれ、生きた戦略として楽しめた。違反ってわけでもないからね。
F1史上初の黒人ドライバーとして数々の戦績を打ち立て、いまだ現役で活躍するルイス・ハミルトンが製作に加わっての裏付けのある物語は、完成されたレースシーンだけでない凄みをも楽しめる傑作だ。劇中でも実際のレースシーンの引用や現役ドライバーの実名での実況(日本人ドライバーの角田も)、主人公の若い頃のドライバー(セナ、マンセル、ピケ)の名前も出てきて、当時古館さん実況のF1に熱中していた自分としてはちょっぴり嬉しかったりもする。
近年のFIは結果くらいしか見ていなかったが、この映画をキッカケに首を突っ込んでみたくなった。
F 1 エフワン
鑑賞は昨日ですが、二日酔いの為、1日遅れました。
これを読んで下さる方、例え1人でも、新鮮な感想をと思ってるので、スミマセン。
さて、ブラッカイマー様製作の今作。
片道1時間をワクワクして、バイパスを爆走しました。
いつもの席に陣取って、映倫のパルクールにイライラする事、数分。
始まりました。
さてさて、作品です。
若さゆえの苛立ちを受け止めるブラピ様、素敵でした。
そして、若さゆえの苛立ちを過信に変えてしまう彼。
そして、悪く思われたくなくて嘘をつく、最愛の母親に。
分かります。
私も親に沢山の嘘を付きました。
叱られたくなくて。
見下げられるのが嫌で。
そこを描いてくれて、自分を見返しました。
監督か製作か、どちらの力量かは、私如きには分かりかねます。
『アンジェントルメン』もそうですが、ブラッカイマー様にハズレ無しです。
脇を固めるクルーも、素晴らしい。
セカンドの母親も、母親のエゴを見せてくれました。
あまり長い批評はしない様にしてるんですが、ブラッカイマー様愛で長くなりました。
男性諸氏、女性も劇場へ。
★半分マイナスは、最近の例に漏れないエンドロールの長さです。
全675件中、421~440件目を表示
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