映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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IMAXで見てきました。
久しぶりの満席に近いって感じる位、混んでました。
(実際は両端&前の方は空いていたし席もグループ間の空席も有るので、実質6割位かな?)
でも、若いかたも多く、存在的なF1人気を感じました。
ストーリーも映像も良く、特に音楽が嵌まりテンション高く誰でも見られる、お薦め映画です。
ただF1ファンから見たら、
60歳を過ぎてレギュラードライバーは無いだろう。とか
あそこまでトリッキー(?)なことをしたら、さすがにペナルティだろう。とか
予選最下位のマシンがトップになるか?とか
疾患を抱えたまま、BAJAに行くのか。
等々々、思うところは有りますが、
現役ドライバーほか有名人や風洞実験室なども見られるのは、なかなか興味深かったです。
熱い。映画館で観てほしい
ハリウッドよ、これだよ!
ブラピ!の映画
ブラピは相変わらず格好良いね
「カリフォルニアロール」の違和感
先に謝っておきますが偏屈な人間の偏った感想です。ごめんなさい。
本作品をレビューする上で非常に大きなポイントになるのが、僕がかれこれ30年以上に渡る「筋金入りのF1ファン」であるという事だ。だからどうしても映画の感想だけでなくF1の世界を含めた偏った感想になってしまう事をあらかじめ申し上げておきたい。だいぶ話が逸れますので、モータースポーツに興味のない方はくれぐれも目を通さないようお願いしたい(笑)
ところでモータースポーツに限らずどの競技においてもその専門性を映画というエンターテインメントに落とし込む際、どこまでリアリティを追求するかは本当に難しく悩ましい問題だ。分かりやすさを優先すると競技の本質から外れた安っぽい物語になってしまうし、かと言ってマニアックに掘り下げても観客に伝わりにくい物語になってしまう。また映画である以上ドラマチックに魅せるために色々な要素を「湾曲」する必要もある。果たして本作の制作陣はそのバランスをどう取るのか?究極のF1マニアである僕としてはその「落としどころ」が最も気になる点だった。
ちなみに本作品でも多少は描かれていたが、現代のF1はスポーツとしてもビジネスとしても昔とは比較にならないほど巨大であり、その中を覗くと凄まじいほど複雑で難解な世界が広がっている。またドライバーはもちろんのこと、チーム代表やマシンデザイナーなども含めてこれ以上ないほどの天才達が世界中から集結しており、本当に冗談抜きに「とんでもない世界」なのだ。もっと踏み込んで言えば、アメリカとヨーロッパのレース文化の違いも非常に大きく、良い悪いと言うよりレースの「質」そのものが大きく異なるため単純な比較はしづらいのだが、基本的にF1を引退もしくは脱落したドライバーがアメリカで成功したケースは多数あるが、アメリカのドライバーがヨーロッパに渡ってF1で成功する例はきわめて少ないという歴史的背景も無視は出来ない。この辺も色々な見解があると思うが、個人的な考えとしてはヨーロッパは(サーキットなども含めて)どちらかと言えばテクニカルな要素が重要で、アメリカは駆け引きなどの経験が重要だと感じている。だからヨーロッパでは才能のある若手が活躍しやすいと言えるし、アメリカの方が経験豊富なベテランが活躍しやすいと言えるだろう(だいぶ端折って大雑把に書いてますが)。
そういう背景からもシンプルにソニー・ヘイズのような訳ありおっさんドライバーがアメリカからフラッと現れてF1界を引っかき回すという、まるで西部劇みたいな物語そのものがF1というヨーロッパの文化には上手くフィットしないというか何とも収まりが悪く感じられてしまうのだ。これが例えば最初から最後までアメリカが舞台で、田舎の草レースで活躍して最終的にインディ500で優勝する、みたいなアメリカだけで完結するヒーロー劇であれば何の抵抗もなく受け入れられると思うのだが、本作品はあえてF1というヨーロッパを主戦場にしているにも関わらずアメリカ人によるアメリカ流を貫いているため違和感を感じてしまうのだ。どうせF1を描くならもう少しヨーロッパ流に合わせるか、もしくはアメリカ味を薄めるかして調整して欲しかったなと思ってしまった。でないと単純にF1のプロモーション映画として考えてもアメリカ味が濃すぎて全然本場の味になってないぞ、となってしまう。
ただこれも実は根深い話で、そもそもアメリカにおける現在のF1人気も僅かここ数年の話であり、そのきっかけはリバティ・メディアというアメリカ企業が2017年にF1を買収した所から始まるのだ。つまり現在のF1の「オーナー」は実はアメリカ企業なのだ。ここが非常に重要なポイントで、そこから一気にF1のエンタメ化が加速し、NetfrixのF1ドキュメンタリーが始まり、アメリカにおけるF1人気が本格的に爆発し、アメリカ開催のF1GPの数が増え、サーキットはセレブとパリピが集まってお祭り騒ぎ。こうしてF1は単なるレースでなくエンタメとして(良くも悪くも)大きく成長していく事になるのだ。その流れ着いた先に本作品「エフワン」があると言える。つまり本作品はアメリカ目線でF1を見るとこうなる、という言い方が一番正しいのかも知れない。もちろんエンタメ重視にも良さはあると思う。ただF1の魅力が本来とは違う形で伝わって行くことにある種の寂しさは感じるし、何より僕が一番危惧しているのは今のアメリカでのF1人気が落ちた時に果たしてどんな代償を払う事になるのか、それを考えると恐ろしいものがある。ちょっと話がネガティブ過ぎるか(笑)
まあいずれにせよF1の映画が製作されるのは間違いなく素晴らしい事だし、それによって間口が広がってファンが増えるのは喜ぶべき話だ。例え一過性のブームで終わったとしても、ブームが「起きない」よりは絶対に良い。だから本作品を観て「F1ってカッコいい」と少しでも興味を持ってもらえたらそれで十分ではないか、と自分に言い聞かせている。
とは言えストーリーはもうちょっと何とかならなかったのか?という気持ちも正直ある。映像は非常に良く出来ているし迫力もあるが、長年F1を観ている僕からすればちょっと気になる部分が多く見つかってしまう(早回しとか)。それを差し引いてもストーリーが良ければ見逃せるのだが、ドラマとしての見応えがあまりに薄くて正直終盤はちょっとしんどかったのが本音だ。レース中の印象的なシーンも実際のF1で起きた様々な出来事を参考にしたとの事で、マニアからすれば「あれの事だよな」と思い当たるものがいくつもあったが、そのグレーさを描くならもうちょっと忠実にやってもらいたかった。さらにマシン性能やドライビング、ルール無視やペナルティのあり方、レースの組み立てやタイヤ戦略など全てが現実離れし過ぎでいかにもフィクションという感じもキツかった。何だか中途半端にリアルさを追求して逆におかしな話になってしまったように感じる。
極めつけはテクニカルディレクターとの恋バナ。これ絶対に要らんだろ、と一気に気持ちが冷え切ってしまった。付け加えるなら、テクニカルディレクターの仕事の役割すら全然違うんだ、現実とは。だから余計にイラっとしてしまう。恋バナが物語的にどうしても重要なら強引にでも入れ込むのは理解できるし文句も言わないが、僕にはただの薄っぺらく安っぽいドラマになり下がっただけとしか思えなかった。
色々文句を並べたが、結局のところ何も知らない方が絶対に純粋に楽しめるのだ。考えてみれば自分だって「トップガン」を観て単純にカッコいいと思うし、それの何が悪い?とも思う。だから面倒臭い話は抜きにしてただカッコ良ければそれで良しに出来るのだ。何も知らなければね。ああ、映画って本当に難しい。例えばもし自分が日本人でなければ、お寿司の歴史や伝統など何も知らずにカリフォルニアロールを何の抵抗もなく普通に食べて美味しいと感じるだろう。何かそういう「気持ち悪さ」なのだ。この文章でそれがちゃんと伝わるか自信がないですが(笑)
映画の存在に4.0。
映画の出来に2.0。
その結果トータル3.0という事です。
でも多くの方が高評価してくれているのはF1マニアとして嬉しく感じます。
言ってる事がバラバラ過ぎてすみません。
これほど大スクリーンで見る価値の高い作品は稀
ブラピかっこいい…
ブラピってやっぱりカッコいい
IMAXの大画面でみて迫力もあり、ブラピもカッコよくて面白かった。
設定的に無理じゃないかって思うけど、画面に説得力を持ってきてくれるブラピやっぱり凄い。
話しとしては、恋愛要素が正直いらなかった。ヒロインがもうちょい若ければまだしもきつい。
そんな要素入れずにもっと男臭くてもよかった気がする。最後ブラピがアブダビの夜に立ってたシーンはかっこよかったけどw
恋愛を抜けばもっと映画に没頭できたけど、浮きすぎてた。
何で優勝できたのか、一重にブラピパワーなのかそこの積み重ねは若干薄い気もするし、車潰し過ぎな気がするけど、コースを疾走する感が楽しかったのでまた4DXでみたい。
最近はIMAXポスター配ってなかったから欲しかったけど109はそもそもなかったのか遅かったのかゲット出来なかったのが残念
ついにポスター文化も終わるの切ない
P.S.
iPhone持ってる人はApple TVで予告みると、画面に合わせて振動して臨場感を味わえるので試してみてください
F1ファンにはたまらん!
ザッツ・エンタメ! でもラストの展開は…どうなの?
セナやプロスト、中嶋悟に鈴木亜久里といった時代のフジテレビ全盛期のF1から、随分とご無沙汰をしてしまった私。
最近の車のこともレースのこともよく分からないが、その辺りはちゃんと説明してくれる親切設計になっていた。
おそらく、私の知らないF1にまつわる有名人も出てたんじゃないのかな。(エキストラにしては、変な見切れ方してた人が何人かいたから。知らんけど。)
作品全体は、想像していた以上にエンタメに振り切って、主人公ソニーを演ずるブラッド・ピットの魅力を武器に、「これぞ映画!」というケレン味をてんこ盛りにしてフルコースで提供される感じ。
先日のトム・クルーズ(62歳)の活躍にも驚かされたが、いやいや、ブラッド・ピット(61歳)の身体もすごいよ。
音楽もカッコいいし、もちろん見事なハッピーエンドだし。
夏休みに友達やカップル、家族で観て盛り上がるには最高の一本だろう。
「『トップガン マーヴェリック』の陸上版」みたいな触れ込みだったけど、個人的にはちょっと印象は違ったかな。
私の様な拗らせてしまった人間には、残念ながらこういう直球エンタメはあまりハマらないんだけど、それでもちゃんと楽しかったのは確か。
(ここから少しネタバレしますのでご注意)
ただ、ラストの展開はみんなアレで納得できたのかな。
ソニー本人は「故意じゃない」と否定しても、反則スレスレの行為でああなって、APXチーム自身は圧倒的に有利になったワケだし、そこからは謂わば「勝ち確」の展開。
ま、確かに「最終ラップ、ゴール前のデッドヒート!」ってのもウソ臭いのかもね。
でも、それまでのレースでも散々ソニーはグレーな行為でチーム順位上げてきて、ラストレースもソレ?なんか、フェアじゃなくね?
って感じてたのは私だけなのかな。
あまりにも周りがソニーに甘いっていうのもあるし。
そもそもF1って、巨額の予算をかけたチームプロジェクトなんだし、過去に事故経験のあるドライバー(それも高齢)の健康チェックもしてないのはどーなのよ。
あと、技術チーフの女性も、それまではツンデレかましてたクセに、身体を重ねちゃったら途端にイチャイチャってのも…。
とはいえそんなモノはただの「言いがかり」。
製作ジェリー・ブラッカイマーの、良いクセも悪いクセもくどいくらい全部乗っけた「ケレン」爆盛りのお祭り映画。
是非音響のしっかりしている劇場で、2回目以降はスクリーンの至近距離でご覧頂くのがよろしいかと。
See you down the road!
友情努力勝利が詰まっているから面白い
ぼくたちみんなおとこのこ
良くも悪くもジェリー・ブラッカイマー
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