「さすがブラピ」映画「F1(R) エフワン」 shin-zyさんの映画レビュー(感想・評価)
さすがブラピ
ブラピは若い頃もかっこよかったですが、年齢を重ねた現在の姿も素晴らしいですね。というか、年を重ねれば重ねるほど渋くなるというか、演技力も円熟味が増し、あの年齢(還暦?)でもベッドシーンに違和感や嫌悪感を観ている私たちに覚えさせないのは彼だけなのではないでしょうか?それぐらいとにかく体も所作も若々しい。
いきなりブラピ礼賛ですが、作品自体もレースシーンがとても迫力、臨場感があり見応えがあります。それだけにとどまらず、ベテランと若いレーサーの対立というか闘いも、それぞれのプライドや考え方の違いなどで衝突はしますが、レースをこなしていくことで次第にお互いを認めていく過程もとても人間味が溢れていて良かったです。レースシーンもですが、人間ドラマとしても充分に見応えがありました。
しかし、私はF1などに関しては全くの素人なので、この作品では新たな発見があったりして面白かったです。例えば、レースの現場の裏であれだけ色々な人が関わっていること。ピットは表で目に見えるので分かるのですが、見えないところでは、何人かのスタッフが、遠隔でリアルタイムでレースの状況を分析しながら、指示を細かく与えたりするというのは目から鱗でした。てっきりドライバーが刻一刻と変化する状況に瞬時に臨機応変に対応しているのだと思っていました。もちろん最終的にはドライバーのテクニックや判断力が物を言うのだと思いますが、ただ単に速く走れてドライビングテクニックがあるだけでは駄目なんですね。知らなかったです。
そういう意味でも色々な楽しみ方ができました。
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