「ついにブラッド・ピットは 世界最高のスター俳優になったか」映画「F1(R) エフワン」 asukari-yさんの映画レビュー(感想・評価)
ついにブラッド・ピットは 世界最高のスター俳優になったか
“スター俳優”とは?
いろんな意見があると思いますが、自分としてはこう答えます。
“出るだけで収入が絶対的に見込めるくらい銀幕に映える人”
どんな役でも「その人だ」とわかってしまうくらい存在感が大きく、その佇まいだけで映画が成り立ってしまうくらい美しい(銀幕に映える)人。ポール・ニューマンやウィル・スミス、日本においては役所広司や木村拓哉が当てはまると思う。
しかし、この映画を見て、現代における世界最高のスター俳優は彼であると感じてしまった。
ストーリーとしては、一匹狼のようにいろんなレースに出まくるベテランレーサーが、旧友の誘い(頼み)によってF1の最弱チームに参加、若き新人とともに年内にレースで勝てという無謀な挑戦に挑むというもの。
映画自体は面白かった。F1の面白さを最大限に魅せるシーンの数々。特に現役のF1ドライバー・F1マシンの中に紛れてのレースシーンは今までに見たことがない。本当にF1サーカスを観てるかのようで、またレースシーンも秀逸。
ストーリーがわかっててもドキドキを止めることができない。
すごい熱量を感じる映画なのは間違いがない。しかし、それ以上に言及したいのは、主役の存在感はとんでもないことだ。
その初老でダンディズムに磨きがかかった顔に、人に見せれるレベルで引き締まった身体。演技力は当然兼ね備えているが、一つ一つのシーンから発せられる圧を感じずにはいられない。見ているだけで“この映画のキング”と呼ばれても納得の男。
ブラッド・ピット
この映画は、確かに面白い。だがそれ以上に自分は違う視点を持ってしまった。現時点で世界最高の俳優は、自分の中では彼一択になってしまった。それくらい、圧倒されたんです。
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