劇場公開日 2025年6月27日

「Pitt in Time」映画「F1(R) エフワン」 しんざんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0Pitt in Time

2025年6月28日
PCから投稿

そもそもオレはスポーツ(を題材にした)映画はあんまり好きではない。カーレースについては、世間では近年は「グランツーリスモ」(’23)「フォードvsフェラーリ」(’19)、「ラッシュ/プライドと友情」(’13)あたりが名作と言われているけど、オレがこれらを楽しんだとしても、その対象は「レース」ではない。登場人物の葛藤などのドラマであり、不謹慎であるのは十分承知だが、「クラッシュ」にときめく。なので、「カーレース」でなく、「カーアクション」なら発奮剤として、オレの中では有効。

車を愛でる趣味のないオレにとって、カーレース映画といえば、クルーズの「デイズ・オブ・サンダー」(’90)一択。クルマでなくって「スター」を愛でる。スタイリッシュな映像演出、サントラな音楽。有望なキャラクターが登場し、MAKE LOVEして、中盤挫折して、奮起して、イエイ!なシンプルなストーリー。そしてちょうどいい上映時間(107分)。

今回、本編開始前、本作のサントラの宣伝が写された。サントラの宣伝っていつ以来よ?
胸が高鳴る。オレのただ唯一の不安点は「F1」であること。いやいや、「戦闘機」は知らなくとも、「トップガン」(’86)は楽しかったじゃないか。

本作、F1界の全面協力を受けて製作、その裏には非常に厳格な条件、制約と交渉があったとのこと。F1を危険なスポーツとして誇張しないこと、実在チームに誤解を与えない、各グランプリでの撮影にはFIA、主催者、チーム、スポンサーとの個別契約が必要、などなど。

つまり、「F1」という世界を映画にするには、これだけの制約、そして「ホンモノ」を見せるには、ドライバーの訓練、精神状態の表現、マシンの本気度、(オレが不謹慎に期待する)クラッシュシーンのストーリーボードに1年を費やすという、リアルな追及の上に成り立っている。

そして、「映画」側のスタッフもコジンスキー監督組の「リアル」のようで、「トロン:レガシー」(’12)、「オブリビオン」(’13)で発揮した機械工学畑の「グラフィック」な映像(黒と白のエクスタシー)、サントラと言えば、の(うるさくないほうの)ハンス・ジマー、そして「スター」ブラッド・ピット。その役作り。

もう万全の体制。

そう、本作クルーズの「トップガン マーベリック」(’22)のオジサン応援歌を、「デイズ・オブ・サンダー」でやりました、という、オレ大喜びの企画。

「F1(R) エフワン」





ピットかっこいい、(リアルとは別次元の)黒と白のエクスタシーがとんでもなく美しい。

だが、このシンプルなストーリーに、155分は要らない。コンセプトは80-90年代のMTVなムービーなのに、155分は長い、長い。スポンサーを映すのに合わせて155分かかったんじゃねえか、と勝手に想像してしまう長さだ。

レースに興味のないオレとってみれば、「変化が分からないレース映像」に飽きてしまった。実際、CGもふんだんに使われており、俯瞰で観る画は、スピード感はなくなる。「本物」にこだわることと、映画で「表現」するレースの持つ疾走感、爽快感の体現は違う。上映時間がさらにそれを損なってしまっている。

映画の持つファンタジーと本物を両方突き詰めた結果、仕方のないことかもしれない。いわゆる倒すべき「敵」は作れない、クラッシュシーンは「スポーツ」の範囲内。オレが楽しむ映画ではなかったということ。

ただ、オレが個人的に一番かっこいいと思う、ピットの「声と間のとり方」を観るだけでも十分楽しいんだけどね。

「これだけ」で100分とかだったら、オレの中ですごい映画になってたんだけど。

追記

お前が勝つんかい。

この辺も中年過ぎたクルーズとピットの違いでもあるよね。クルーズはスターとして尊敬するが、ピットの「憧れるニキ感」は増していてとてもうれしい。

しんざん
餃子大魔王さんのコメント
2025年7月7日

観るな2 コメントすなっ

餃子大魔王
fafaagさんのコメント
2025年7月6日

クソキモジジイ自分語りはチラシの裏にでも書いとけ

fafaag
kenblackdogさんのコメント
2025年7月2日

そんなアナタにオススメの映画があります

カーズ

kenblackdog
madone6さんのコメント
2025年7月1日

アンタが長い

文章能力磨きましょう。

madone6
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