「摂食障害、ルッキズムのその先に」渇愛 晴さんさんの映画レビュー(感想・評価)
摂食障害、ルッキズムのその先に
衝撃的な場面の連続に唾を飲みながら「万人にはお勧めできないが・・・」というどなたかの言葉が頭をかすめながら物語が展開する。徹底的にキャストオーディションに重点を置き、シナリオも8稿まで重ねるという制作姿勢が伝わってくる。特に個性的なキャスト陣の渾身の演技は作品のテーマへと観客を導いていく。
摂食障害、ルッキズムを切り口にして家族愛や自己肯定感について意識をつないでいるように感じた。
特に娘をもつ親父世代の胸にはグサッと刺さった。
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