愛されなくても別にのレビュー・感想・評価
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重苦しいテーマだったけど😒
現代社会の問題点をこれでもかっていうくらいに鋭く、そしてリアリティにも富んでいるから、最後まで飽きることなく、観ることができました☺️
この作品を観ていると、少子化、少子化と叫ばれる昨今ではありますが、経済的な理由や子供が嫌いな大人、子育てに向いていない大人が無理して子供を作っても、親子共々不幸になるだけだから、やめれってつくづく思います😌
まだ、本人かどうか確定ではないみたいですが、自宅から死体が発見された某女優さんもある意味、毒親の犠牲者だし、ホントにつくづくそう思います😌
まあ、そうすると、未来がジジババだけの世の中になってしまって、若者が疲弊する一方ですし、それを避ける意味でも、自分も含めて、子孫がいない大人は、誰にも迷惑かけることなく、自分が希望した時に安らかに旅立てる世の中が早く来てほしいと切に願わずにはいられません😞
それにしても、南沙良のお母さん役の女優さんは「あんのこと」でも河合優実のお母さん役を演じていて、いよいよ毒親の女王の地位を確立しつつあるなと思いました😁
かなりストレートな物語
愛されなくても“別に”
愛についての作品でありながら、別に。で締めてるのがリアルでいいなと思った。
共依存からの独立と受け取りました。
宮田、江永、木村。
3人それぞれの経験をコンプリートしてしまっている自分は映画作品に対しての純粋な感想としてこれを投稿できない。
それは申し訳なくも思う。
そして、この3人の苦悩が理解しづらい人たちの評価はある意味正しいのだと思う。
わからない人たちにそれを十分に伝えることが出来ていないということだから。
宮田の芳香剤のくだりはリアルに表現したらリスカ、アムカになっただろうなとか、映像作品にするために表現を変えているであろう部分も見受けられた。
(本当に芳香剤で安心する人もいるだろうけど)
木村の苦しさは分かりづらい人が多いかもしれない。
外の世界での飛び方を教われずに、それどころか挑戦を何度も邪魔されては鳥籠の中に戻され、大切に(笑)育てられたペットのようなもん、なんだと思う。
遊んでる最中に親が出張ってくる子に友達なんかできるわけないし、友達もできなくて親に囲われてたら社会性なんてなんも育たないんだよな。この手の親はそもそも親本人に友達がいないからずれているし。
社会動物として致命的な欠陥だからこそ、コスモ様に縋ってしまったのだろう。
過干渉の猛毒はこういうところにある。いわゆる無敵の人の親に多い。
題材的にはこの作品が評価されてしまうことが悲しくもある。一定の共感を生んでしまっている社会であるということだと思うから。
しかしながら各俳優の演技もよかったと思うし、題材だけで評価されているとも思わない。
最初は堀口って必要か?モブでよくないか?と思っていたけど、舞台装置として機能していたようにも思う。
自分はこの作品が好きです。
見てよかった。
夏にコタツ
愛されなくても、自分の足で立てば生きて行ける
毒親3人、相違点と言えば、そういう事だと。
にしてもですよ。あー南沙良ちゃん、またまた、と言うか久し振りに自転車二人乗りだよーw
「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」は、自分の中では青春映画の「基準」みたいなもんになってます。クライマックスの南沙良の絶叫自己主張ですよ。あれで、南沙良ちゃんにノックアウトされました。この子は凄いと。
誰にも愛されなくとも生きて行ける
と言う自己防衛の強がり。似たもの同士の女子を演じる、もう一人が馬場ふみかです。何か一皮剥けてる。知らないうちにw
主役二人の芝居が、とにかく良くって。色んな場面、セリフが刺さってしまう映画でした。
井樫彩監督は結構好きな監督さん。ギリ・レズ表現もお手の物でしょうか。
南沙良・山田孝之共演作があるらしいけど、広島には未だ来てません。見たいです。
思ったのは。
只今上映中のあれ、二番煎感しかないアレをカンヌに持ってくくらいなら、井樫彩監督作品の方が、全然良くね???
良かった。
結構。
ハードボイルドな主役2人は満点。でも脚色が…
「響け! ユーフォニアム」の作者、武田綾乃さんの原作既読。
原作は、20歳になるかならないかの
メイン2人のキャラが、めっちゃいい。
2人とも、半端ない過去を背負ってるんだけれど、
その受け止め方が、ハードボイルド。
そう、これは2人の女子のハードボイルド小説なのである。
だから映画の公開を、楽しみに待ってた。
* * *
原作モノって、うまいこと時間内におさめようとして切り貼りするのは難しい。
江永が売るのをやめたキッカケと、父親の起こした事件の被害者を安易に合体させたら、おかしな事になった。
他にも、原作を改変したところが、大概上手くない。
おそらく、原作で念入りに検討して作られた世界を上手く改変するには、時間あるいは能力が足りなかったんだろう。
それから、水に入れときゃいい、みたいな安易な演出も、減点。
あと、陽彩の母親が、ミスキャスト。
しっかりしたお母さんが無理して演じてるようにしか見えない。
* * *
でも、
主役の2人はとってもよくって、
原作の世界を体現してたので、
なんだかんだ言っても概ね満足。
重いテーマを軽やかなタッチで
子離れできない(しない)親の諸相
南沙良がかっこよすぎる!
愛してるの呪
母の愛してるの言葉は、全ての思考を奪う、呪い。
彼女の健気さは常軌を逸して見えるけど、愛されているという信念で麻痺して、身勝手な母の愛の檻から逃れられない。
毒親にも色んな種類がいて、子どもの救いの方向も手段も人それぞれ。
愛があれば全てが許される、わけない。
何でもそうだけど、受け手がどう思ったかで全てが決まると思うんよね。
例え自分はそんなつもりじゃなかった、と百回言われてもやられた方がそう思えないなら、その伝え方は間違ってると思う。
いっそ憎めたら楽になるのだろうけど、子としての本能が母から嫌われることを全力で拒否するのだろうか。
そもそも愛なんて形の無いものの証明なんてできないもんなあ。
先に原作を一気読みしてから、参加しました。
原作をうまく脚本にしていて、なるほどこうやって重要な場面を組み立てるのだなと思いながら観ました。
毒親の話だけど、読後感はカラッとしてたけど、映画も納得のいく終わり方でした。
よかった!
原作のイメージ通り
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