「俺の周りにはいないタイプの女の子だわ」愛されなくても別に kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
俺の周りにはいないタイプの女の子だわ
どうしても疑問が拭えないのが不幸のどん底にある彼女たち(アクア除く)がそこまでして大学に通う意味だ。就職に有利だと陽彩(ひいろ)は言うし、身体を売ってまで大学に通う雅の気持ちも分からない。雅なんて人生を達観してるしね。
今のネット小説などのラノベは異世界ものや転生ものが大流行りだけど、2000年代の携帯小説は不幸な女子が主人公が多かった。この作品もどちらかというと、その携帯小説の流れを汲んでいるのではなかろうか。毒親や親子依存がテーマとも言えるけど・・・
だけど、雅の言葉ひとつひとつがグサリと刺さる。人間扱いじゃなくて女扱いだとか、ちょっと凄い。これは男には言えない言葉だわ。ただ、大山に再度殺されそうになったときに警察に訴えないのはどうかと思う。陽彩に助けられたことで満足だったのかもしれないが、それで二人の絆が強まったのだからいいのか。
最も印象に残ったのがこの殺人未遂でもなくコスモ様でもなく、堀口の言った「オリンピックが延期されるわけないっしょ」という台詞だった。2019年というコロナ前の絶妙な設定。そういえば、1995年以降に生まれた若者は新興宗教に関しては嫌悪感はないという話を聞いた。コスモ様の宗教もちょっとソフトだったなぁ・・・
そうでした。
堀口君の言葉でしたね。
良い奴なのか嫌な奴なのか、良い奴なのか。。w
成人のお祝いのお酒、奢ってあげればいいのにって思った事、思い出しました(^。^)
それでも3人には希望ある未来が訪れて欲しいと願わずにはいられない作品でした。
もう配信で見られるのですね。
見直したいと思います。
暑苦しいコメントになってすみませんm(__)m
「大学生」って設定についてすごく考えてしまいましたm(__)m
そしてkossyさんのお付けになったタイトルに少し笑ってしまいました♪
こんにちは。
コメント失礼しますm(__)m
そうですね、言われてみれば彼女らが大学生って設定。
陽彩とあくあは「大学生の娘」がいるという肩書きが、母親の体裁を保つ為に必要だったと思えるし(陽彩母はシンママだし、あくあ母は田舎住み。東京の大学に通う娘が自慢なんでは)そして2人もそれを無意識に叶えたいと思っているのかななんて。
でもこの「大学生」って所がミソなんだとも思えるのです。
今の大学生ってまだまだお子ちゃまで(イメージです。偏見かもしれませんが)本当に自立する覚悟もない、結局あんな親なのに依存している立場だ。として、少し皮肉もあるのかななんて。
大学生だよ?!もうすぐ成人だ!こんな親なんて捨ててもいいんだ!自分の人生を切り開きなさい!みたいな監督からのエールを感じました。
これが高校生とかフリーター設定なら弱い気がしました。
雅は。。あんな境遇だけどそれでもなお社会に出れない人代表?
何だかんだ大学生ってぬるま湯です。


