「女子大生とそれぞれの家族の事情」愛されなくても別に Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
女子大生とそれぞれの家族の事情
VODになるのが早いです。本田 望結さんが出演しているため観ました。
吹奏楽部の青春アニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズは大好きです。原作小説(著者:武田 綾乃)は読んだことがありません。
今回は、武田 綾乃さんの小説の初の実写化でした。女子大生の女の友情を描いています。母と二人暮らしの女子大生 宮田 陽彩-みやた ひいろ-(南 沙良)が、江永 雅-えなが みやび-(馬場 ふみか)と出会います。
武田 綾乃作品は、若い女性たちの個性の違いを描くのが上手いと思います。
同じ大学に通う木村 水宝石-きむら あくあ-(本田 望結)が登場してから、宮田と江永と木村の三人の女子大生の個性を楽しめました。
高身長で派手な雰囲氣の不愛想でとげとげしい江永 雅が、『チェンソーマン』(アニメ、漫画)に登場するパワーちゃんに見えたのも楽しめた要因でした。
「愛されなくても別に」のタイトル回収もします。
それぞれの親との関係や、宗教のこと、自立のこと、人と比較することについてなど、考えさせられることが沢山あり、スローテンポなのに飽きませんでした。
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