劇場公開日 2025年7月4日

「井樫監督作品の当たり作品。質の高い作品だと思いました。」愛されなくても別に よしさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0井樫監督作品の当たり作品。質の高い作品だと思いました。

2025年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

南紗良さんと馬場ふみかさんという、出ている映画やドラマは必ず観る好きな女優さん二人というのがそもそも観るきっかけでしたが、とても良かったです。
二人の役はとてもハマっていました。

“青春逃走劇”というキャッチでしたが、そんなに大げさな感じはなく、激しいシーンもありましたが、どちらかと言えばクールで静かな映画でした。

一人一人が発する言葉が良い。
「教祖様」のそれもあながち間違いではないと思いました。

井樫監督の作品は当たりも外れもあったけど、今回は当たりで、良かった。
質の高い作品だと思いました。

あえて言うと、母親役二人(池中祥子さんと河井青菜さん)は逆の配役の方が、ネグレクトで不真面目でだらしない感じと過保護で上品で気高い感じが合っているのかなという感想を持ちました。

よし