劇場公開日 2025年7月4日

  • 予告編を見る

「自分の人生を親に搾取された2人の女子大生が自分の殻を破って行く感じの作品。 本年度ベスト級。」愛されなくても別に イゲさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 自分の人生を親に搾取された2人の女子大生が自分の殻を破って行く感じの作品。 本年度ベスト級。

2025年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

南沙良さん目当て。
前髪の可愛さがハンパ無かった(笑)

仕事も家事もせず男と遊ぶ母親と暮らす南沙良さん演じる陽彩(ヒイロ)

車で人をはね殺し行方不明となった父の娘の雅(馬場ふみかサン)。

この2人を中心に展開する宗教色を交えた濃い目のストーリー。

水族館でバイトしながら学校に通う陽彩。
水族館に加えコンビニでバイトを始める展開。

そのコンビニで同じ大学に通う青毛の雅の態度が最悪(笑)
イヤフォンしながら働く雅。
でもレジ奥でエナジードリンクを飲む陽彩も如何なものなのか?(笑)

出だしは会話も少ない2人の関係だったけど、お互いの境遇を話し合い徐々に距離が近くなって行く感じ。

雅が意外と良い人だった。
ある団体施設でハリネズミと言われるんだけど全くその通りの性格って感じ。
雅が自分の家を飛び出した陽彩と共同生活をする感じに雅の優しさを感じる。

同じ大学に通う、ある宗教団体に嵌まっている木村の存在。
陽彩と雅の距離を縮める重要なシーンと理解するけどちょっと馴染めなかったのが残念。

ラストに出るタイトルが2人のこれからの生き様を表していた感じ。

人間って海水では浮くけど川でも仰向けで浮く事が出来るのかのか?
不思議でした( ´∀`)

イゲ