「祝二十歳の誕生日!」愛されなくても別に しろくまさんの映画レビュー(感想・評価)
祝二十歳の誕生日!
原作未読
「女子高生に殺されたい」の真帆さん「恋は光」の宿木嬢に「きさらぎ駅Re」の明日香さん出演で「あの娘は知らない」の井樫監督ということで観ました
細かいところで気になったことはありますが期待した以上に良かったです
(3人の女子大生)
宮田さんは毒親(母)に騙され搾取され生活費を月8万円渡すためバイトに明け暮れている
母が男を自宅に連れ込むの見てきたため?か人に触れることができず何故かトイレの芳香剤が手放せない
宮田さんと江永さんはコンビニのバイトの同僚ですが親しくはありません
このコンビニには堀口さんという男性の同僚がいるのですがこの物語で一番まともないい人なんです
江永さんは毒親(父)から性被害を受け父は飲酒で轢き逃げし逃げています
また毒親(母)からは生活のため体を売るように言われた過去があります
江永さんの過去は映像にはなく本人が話します
既に江永さんは毒親を捨てています
木村さんは過保護の毒親(母)から逃げるため親元を離れ結果的にあやしい教祖にハマっています
(物語の簡単な流れ)
宮田さんが講義のノートを写真に撮らせて欲しいと木村さんに声をかける
そこで江永さんの父が人殺しという噂を知る
宮田さんが江永さんに直接確認したことで2人は仲良くなっていく
江永さんは宮田さんの毒親のことを心配する
宮田さんは久しぶりに会った父(毒親?)の話をきっかけに母が養育費も奨学金も使い込んでいたことを知り家出する
江永さんは同棲していた男と別れた直後に知り合った男にホテルで絞殺されそうに
そこへ行く宛のない宮田さんから電話があり何とか逃げる
この男は江永父の轢き逃げの被害者の息子
逃げた直後に江永さんが宮田さんにコールバックして一緒に住むことになる
宮田さんは木村さんにバイトの紹介を頼まれコンビニを紹介して同僚となる
堀口さんから木村さんが怪しい教祖にハマっていることを聞く
宮田さんは木村さんから親に会って欲しいと頼まれ会って話を合わせる
宮田さんと何故か江永さんも木村さんの紹介で教祖様に会いに行く
そこへ木村さんの母が乱入して連れ戻す
木村さんは宮田さんに悪態をついて泣き崩れる
木村さんとその母の関係はその後分からないままとなる
部屋で江永さんがあの男に再び絞殺されかけたが宮田さんが何とか助ける
宮田さんはキッパリ面と向かって母と縁を切る
もはや宮田さんには芳香剤は必要なし
宮田さんの20歳の誕生日バイト先のコンビニ
レジには堀口さん
日が変わると同時に2人はお酒などを買う
コンビニを出て歩き出す2人の後ろ姿でエンド
以上あまりにベタ過ぎて笑える場面もあるのですがキツイお話ではあります
映画の雰囲気としては「ベイビーわるきゅーれ」や最近だと「ネムルバカ」と同じような爽快感もあります
ラストの2人にもう1人いてもいいじゃない
フィクションなんだから