愛されなくても別にのレビュー・感想・評価
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自分の幸せを追求すればいい
家庭環境がもうわやくちゃな3人の大学生
母を養う為にバイト三昧
性的暴行に売春強制で、自暴自棄
過保護過ぎる親のせいで、新興宗教に走る
子供を食い物にする親なんて
あっさり捨てていいよ
主演の2人は、飄々としながらも
共同生活を送り、ちきんとした生活を始める
相容れない性格かとおもいきや
ともに友達の居ない2人の間には絆が生まれていたし
お互いに、家庭環境に恵まれなかった状況が
2人を結びつけ、支え合う関係になって
行ったのだと感じた
子供は親を選べない
まぁ、親も子供を選べないケド
そこは、安定した環境を作り
安心出来きる家族関係で、
正しい事を教え、導いて
ちゃんと育てればいいだけの話だ
が、究極に最悪の「親ガチャ」を引き当てた
子供は、親を頼るしかない幼い時期は特に
悲惨としか、言いようが無い
とりあえずは
産んだんだから
子供は、いい親なのか、悪い親なのか
知らずに生まれて来るんだから
責任持って、可能な限りよい環境で
育てましょうよ
女子大生とそれぞれの家族の事情
VODになるのが早いです。本田 望結さんが出演しているため観ました。
吹奏楽部の青春アニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズは大好きです。原作小説(著者:武田 綾乃)は読んだことがありません。
今回は、武田 綾乃さんの小説の初の実写化でした。女子大生の女の友情を描いています。母と二人暮らしの女子大生 宮田 陽彩-みやた ひいろ-(南 沙良)が、江永 雅-えなが みやび-(馬場 ふみか)と出会います。
武田 綾乃作品は、若い女性たちの個性の違いを描くのが上手いと思います。
同じ大学に通う木村 水宝石-きむら あくあ-(本田 望結)が登場してから、宮田と江永と木村の三人の女子大生の個性を楽しめました。
高身長で派手な雰囲氣の不愛想でとげとげしい江永 雅が、『チェンソーマン』(アニメ、漫画)に登場するパワーちゃんに見えたのも楽しめた要因でした。
「愛されなくても別に」のタイトル回収もします。
それぞれの親との関係や、宗教のこと、自立のこと、人と比較することについてなど、考えさせられることが沢山あり、スローテンポなのに飽きませんでした。
登場人物がボソボソ喋る映画
望まない愛からは逃げていい
同名小説を実写映画化した青春ストーリー。毒親、虐待、性暴力など家庭環境に恵まれない女性たちの心の叫びを鮮やかに描いた青春逃走劇の傑作。
W主演を演じた南沙良と馬場ふみかの素晴らしい演技力に魅了されて、作品の世界観にグイグイ引き込まれました。二人にずっと寄り添っていたくなるような素晴らしい作品です。
2025-122
毒親
井樫監督作品の当たり作品。質の高い作品だと思いました。
南紗良さんと馬場ふみかさんという、出ている映画やドラマは必ず観る好きな女優さん二人というのがそもそも観るきっかけでしたが、とても良かったです。
二人の役はとてもハマっていました。
“青春逃走劇”というキャッチでしたが、そんなに大げさな感じはなく、激しいシーンもありましたが、どちらかと言えばクールで静かな映画でした。
一人一人が発する言葉が良い。
「教祖様」のそれもあながち間違いではないと思いました。
井樫監督の作品は当たりも外れもあったけど、今回は当たりで、良かった。
質の高い作品だと思いました。
あえて言うと、母親役二人(池中祥子さんと河井青菜さん)は逆の配役の方が、ネグレクトで不真面目でだらしない感じと過保護で上品で気高い感じが合っているのかなという感想を持ちました。
様々な不幸と憎めない人間
愛という名の束縛
宮田と江永のガールズムービーとして見るなら楽しいが、毒親の存在で息苦しい思いがした。宮田と木村を救った江永が、一番キツイ人生を送っているにも関わらず強い。何度も殺されそうになっても死なない。
南沙良は髪の長いイメージだったので、最後まで南沙良だと思えなかったのが良かった。ショートカットがよく似合っていて可愛い。役の幅が広がるキッカケになりそうだ。本田望結ってこんなに丸かった?でも、役には合っていた。役作りだったのか?
私は我が子を大切に思っているが、自分の思いが我が子を苦しめていないかと考えさせられた。多くの人に見てほしい作品だが、上映館が少ない。ぜひ、中高生にも見てほしい。鬼滅を見るのも良いけど、自身の親子関係を考えるキッカケにしてほしい。
雰囲気が最高
親がなくとも子は育つ
キャラクターや、演出、脚本が非常に良い意味で淡々としていて、バラン...
原作 ・監督・脚本 この映画は女性の手によって創られています
不幸の定義は人それぞれ
宮田・江永も家庭トラブルを抱えてるにも関わらず木村は「不幸じゃない」と定義し親に宗教のことをバラシ親のもとに連れ戻すのは理解できなかった。木村にとって宗教は唯一の救いだったのにそれから切り離すのは本当に本人のため?よくない稼ぎ方をしてるならまだしもコンビニバイトで賄えるくらいしか宗教に貢いでないってことだよね。それなら推し活してる人と変わらないのでは。
江永が宮田に「私とやれる?」って聞いて「男とか女とかじゃなくて人間が無理」って答えて「宮田の人間扱いしてくれるとこ好き」って言ったのなんとなく分かるなあ。江永は初対面の人ともホテル行くくらい貞操観念が低くて身体にしか価値がないって思ってたんだろうな。でも江永は体を売る仕事はしたことなかったのかな?宮田に「体を売ること考えなかったの?」「そういう稼ぎ方してる人もたくさんいるよ」って言ってたのは何だったんだろう。自分が母親に言われたこと?
あの首締め男が捕まらなかったのだけモヤモヤする。確かに親が殺されて辛いのは分かるけどその娘を殺そうとするのは違うでしょ。江永の父親は娘が死んでも悲しまないだろうし。「彼も被害者だから」で警察呼ばなかったの、自分はそれでいいかもしれないけど殺人未遂男がそのへんに歩いてるとしたら怖いし。
コスモ様に「親は大事にね」って言われて中指立てる江永がよかった。あそこで家庭環境悪いのを察知して「親と縁を切ってもいいのよ。あなたはあなたの人生」的なセリフを言えば信者獲得できたかもしれないのにそこは自分の思想を押し付けるのね。でもそれを木村には言わなかっなのかな?木村はコスモ様に救われたって言ってたけど、だとしたらコスモ様は木村に「親は大事にね」とは真逆のことを言ったってことだよね。
そう、親の愛は絶対とか、育てられた恩をとか言う人はどこにも居るけど...
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