ヒックとドラゴンのレビュー・感想・評価
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映像もあらすじも良い。でも、場面展開が安易で、私には合わなかった
映像が精巧で良かった。ラストのバーク島の風景が素晴らしい。飛行シーンもすごい。トゥースの眼の表情もとてもかわいい。不戦を訴えるテーマで、パッピーエンドも良かった。
檻の中でドラゴンと戦う訓練でヒックが好成績を収めたのを、父ストイックが「よくやった」とほめるシーンは、親子の気持ちが通じたことに感激した。
おおまかなストーリーは良いけど、場面展開が安易に進みすぎと思った。難しい壁につきあたったり、厳しい努力をするようなところがない。仲間を殺され続けたドラゴンなのに、手なずけるのが簡単すぎると思った。知性があるわけでもなさそうなのに、人間の思いが通じてしまうのは都合が良すぎる。ポンコツな訓練仲間でもそれができてしまうのが、ストーリーの都合優先で安易。アニメならある程度許されるけど、実写では違和感が残る。
ラスボスのドラゴンが巨大すぎるし、なぜか巣から這い出してきて、頭悪すぎ。他にもいくつか不満があるので、評価は微妙な3.5にした。
「ペット」の呼称は「ペスト」の対比
素晴らしい映像美に酔いしれることができたことと、わかりやすく安心して楽しめる内容で
これぞみんなで気軽に映画館に行って見て愛される作品だと思いました。
トゥースがかわいくて席でずっと悶絶してしまった!
そしてこちらで物議になっている「ペット」の件ですが以下はあくまでわたしの意見ですが。。
冒頭にある主人公の英語でのセリフに"pests"="害獣"とあるので、それにひっかけているだけだと思います。
序盤と最後で似たようなセリフを繰り返し言うことで、事の起こりの前と後を見事に対比させています。
たとえば脚本内のセリフで害獣をharmful animals, harmful beasts
そしてペットをfriends,families,buddies
などとした時の効果はどうかなーといえば
わたしはそれでは台詞としての魔法は現れないかと思います。
ご存知のようにこのお話は児童書ですので...大人も充分楽しめる素晴らしい作品ではありますが...子供が自分で読んだり大人が読み聞かせることを念頭において作者も書かれています。
日本の絵本や詩などを含む児童書も韻をリズミカルに踏んだり、似たような対義語をあえて選んで、楽しく読みやすいと感じさせたり、またそんな言葉選びから心に残るような感動を得ることがあります。
それと同じようなことなんだと思ってます。
ですのでわたしは違和感はなかったです。
そもそもまだ未熟な男の子は"ペット"という言葉を使う時に大人の概念や動物保護の観点から配慮をするでしょうか。
子供の心にすっと入っていくための工夫を作者はしているだけだと思います。
自分もこれまでたくさん動物を飼ってきましたし、とても愛おしい気持ちで現在も一緒に過ごしていますので
皆さんがこの言葉に引っかかる気持ちがとてもよく分かるのですが。。
ひとつ言えるのは、字幕の翻訳をするときに
害獣(= pests),ペット(= pets)と字幕にちょこっと付け加えるだけで、大人の皆さんは「あぁ、比喩表現なんだな」と腑に落ちやすかっただろうなと思います。
まあ序盤の台詞を終わりまで覚えていられるかどうかにもよりますが。
もしかしたら翻訳者さんもそうしたかったのかもしれないですが、
映像を見ながら目で追うには字幕にも限界があると思うので単に省いたのか、
わたしは原作もアニメも未見ですが単にオリジナルの翻訳に揃えた?だけなのか、またはあえて我々の分析に委ねる姿勢だったのかなと思いました!
^ ^
ディティールが最高!
いい意味で裏切られた
傑作!忠実!
ふつうにいい映画
圧倒的な映像技術で魅せるジュブナイル映画
様々なドラゴン種族と長きに渡って戦い続ける、バーク島に住むバイキング一族。その族長の息子・ヒックは、貧弱な体格と優しい性格で、後継者の器にはなれそうもなかった。
ある夜、ヒックは自作した武器で、幻のドラゴンのナイト・フィーリー(トゥース)を捉えることに成功し、早速、退治しようと試みるが……。
まさに「ドラえもん のび太の恐竜」のファンタジーver。敵対していたドラゴンだが、トゥースと接していくうちに友情が芽生えて、やがてドラゴンとの共生の道を探っていく感じ。
親目線では気になるバイオレンスシーンは一切なく、直接的な痛ましい描写は人間にもドラゴンにもないのは好印象。ジュブナイル作品として安心して子どもと観られますね。
ところでトゥース筆頭にドラゴンたちの生態がほぼ猫すぎて笑った。
日本映画界はこの作品を無視しないと気が済まないのか?
アニメは知らず・・・
ドラゴンのフォルムがかわいいな、と思って割りと公開から日数が経っての映画館鑑賞でした
すでに近所では選択の余地なく吹き替えで終電ギリギリのレイトショーのみ
これぞ映画!の超楽しい体験でした
例えばリアリティに欠けるとモンスター映画だとしても冷めてしまうところ、
この作品は『そんなアホな』みたいなことでも絶妙な塩梅で全然気にならない
こうだったらいいな、っていう夢物語と感情に共感出来るリアリティさとが完全に共存できていて
絵本を読む様な気持ちで心底楽しめました
メッセージ性も実はかなり高いけど押し付けがましく無くて心地いいです
最初の方は普通にトゥースめっちゃ怖いし
寝方もキモくてむちゃくちゃ怖いけど
慣れてきた頃はまるで猫か犬みたいで
何か云いたいことがあるな?とかなんとなくわかるし
ヒックがなんとか助け出そうとする場面で
めっちゃウニャウニャ云う感じが本当たまらないです
本当に観て良かった
円盤も買います
あと邦題がいい仕事する、って珍しいのでは
何せアニメを知らなかったので、エンドロールで原題出た時おおー!ってなりました
やさしさに溢れた映画
映画館の予告編で作品を知り、ドラゴンがかわいかったので鑑賞。
ストーリーを全く知らなかったのでハラハラドキドキしながら泣ける場面もあり楽しめました。特にトゥースを殺さなかった理由は胸に突き刺さり、この作品のやさしさの核のように思えました。
本当はIMAXで観ようと思っていたのですが、あっという間にIMAXの上映がなくなってしまい残念。でも、ドラゴンが飛んでいる場面は一緒に飛んでいるような気分になれて映画館で観られて良かった。なんで夏休みにやらなかったのかなと思うほどいい作品です。
最近、ロングランの映画を観ていたせいか映画ってこんなに早く終わってしまうのかと慌てて観ましたが、IMAX、Dolby、4DX、いろいろ楽しみたいと思える映画でした。出足が遅かった。
大人も楽しめる爽快感溢れるファンタジー
背中に乗ってるエンドロール
飛翔感✨
素晴らしい映像です!!
アスティパンチ👊
だいぶ点数悩みました。そもそもアニメで傑作認定されている作品だし実写リメイクだし。でも、原作とアニメ版に対する敬意の凄まじさ(そりゃまぁ当然なんだけども)と演者陣のどハマり感でやむなし。ヴァイキングとドラゴンでスルー出来るハズもないのに、アニメ版をずっと観て無かった負い目もあったりなかったり。とにかく面白いし、エンディングも気持ち良いので劇場で是非とも体感して頂きたい。シャザム!好きは間違いなし。
この手の洋画ストーリーにありがちな無鉄砲情熱キャラなので、入り口がだいぶ重めですがその辺も丁寧で、気が付けば応援している自分がいたりして。表情の変化が上手いんですよね。覚醒前なのに「キリッ」とした表情をチラ見せするのにゾワッとしましたよ。
全てがハイクオリティ
全部がハイクオリティ
映像(特にドラゴンの飛行の迫力や風景の美しさ)
ストーリー(バトルの展開とかも工夫がある)
テーマ(相手を知ろうとすることで活路が開ける的な)
どれもとても良い!!
最後ヒックの身体の変化も、
あれでさらにドラゴンマスターとしては成長する事につながる感じが前向きなメッセージで元気がもらえた!!
アニメの方も好きだけど配信でしか観た事なくて、
今回IMAXで観て本当に良かった!
もやった点3つだけ(アニメの方もおなじ)
・トゥースの尾ひれって結局ヒックのせいだから
どうしてもドラゴンの方が人間に都合よく歩み寄ってるように見えなくも無い
・アスティがコロッとヒックの味方になりすぎ、トロフィーワイフ的な感じしなくもない
ドラゴンを倒して1番になるってずっと思ってた人が
あんなに簡単に切り替えられないんじゃ、と少しモヤる
まぁ話の軸と関係ないしそこまで描いてたら終わらないし
仕方ないとは思うけど
・最後ドラゴンをペットって言うのは崇高なドラゴンが飼い慣らされてしまった感が納得できん…
相棒とか仲間って言って欲しかった
あの状況でメリットがあるのは人間だけな気もするから
やっぱドラゴンが割り食ってる感ある
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