「快作」ヒックとドラゴン 流離いのオオハシさんの映画レビュー(感想・評価)
快作
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驚くほど良かった。
3回観て満点に変更。
まずキャスティングが最高。
ヒックは中村倫也の欧米版みたいな顔で、ハの字眉毛も素晴らしい。
お父さんもアスティも頑固で強い。自分を犠牲にして仲間を守る優しさ、現実に即して自分の考えを改める柔軟さもある。
バイキングの仲間たちも個性があって、見た目も中身も面白い。
そして、とにもかくにもドラゴンのトゥースレスの気高さ、可愛さ、美しさ。
ヒックに不器用に甘え、彼を乗せて空を舞い、彼を助けに戦いの中へ飛び込んでいく姿。
見ていると泣けてくるのはなぜだろう。
空を飛ぶシーン、IMAXで観ておきたかった!
〇し合いは何も生み出さない。
現実でもお互いを尊重して共生し、WIN-WINで暮らしていけたらどんなに良いか。
脚本が神。
ヒックがトゥースレスと出会ってから怒涛の展開で、まったく飽きさせない。
演出も壮大な音楽(特にラストからエンディング)も、盛り上げ方が気持ちよいくらいハマっている。
単純な楽しさだけでなく、継承される伝統文化の重み、荘厳さも随所に感じる。
バーク島の美しい自然にも目を奪われる。
唯一、「??」と思ったのは、ドラゴンが強すぎるのにどうやってトレーニング用に管理しておけるのかという点だが、まあそれはそれということで。
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