「忠実」ヒックとドラゴン うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
忠実
3Ðアニメーション映画で鑑賞し、シリーズ通してファンになったのですが、今回なぜ実写化されるのか不思議に思っていました。というより、こんなに面白い映画がそれほど注目されることなくスルーされてきたことが不思議なのかも。
軽いノリもそのままに、父親のストイック役にはなんとオリジナルで声優も担当したジェラルド・バトラーが起用され、本当にアニメシリーズのファンには何の違和感もない実写化。記憶が薄れていることもありますが、違いを探すのが大変なほどに忠実に実写化がなされています。
正直に言うと、「ここが違うから好きになれない」とか「飛ぶシーンが実写だと迫力不足」などのマイナス部分を恐れていました。もともと完璧な映画を実写で作り直したからと言って、完璧でいられると思えなかったからです。
結論から言うと、心配は吹き飛んで最高に楽しめる作品になっていたということでした。あえて不満があるとすれば、「忠実すぎる」ということです。
いままで出会ったいくつかの名画たち。
そのどれにも当てはまることですが、「まっさらの状態でもう一度見直したい」と思う興奮と感動を味わえたことです。
実写化されたことでそのチャンスを得ることができました。アニメシリーズを見ていない人がまっさらの状態で楽しめることがうらやましくて仕方ないです。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。