「王道中の王道ファンタジー、現代にこそ大切な共感、負の連鎖を断ち切る勇気の物語が感動的! IMAXで飛翔感を体感しよう!」ヒックとドラゴン ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
王道中の王道ファンタジー、現代にこそ大切な共感、負の連鎖を断ち切る勇気の物語が感動的! IMAXで飛翔感を体感しよう!
ドラゴンとバイキングを描いた王道ファンタジー。
アニメの実写化でそちらは未試聴で、内容はストレートで感動しました!
長い間ドラゴンと戦い続けるバイキングの島が舞台。
その族長の息子で、ドラゴンのせいで母親を失ったヒックが、ある日手負いの最強のドラゴン「ナイト・フューリー」(トゥースと命名)と出会い、心を通わせていく。
ヒックの鍛冶屋の知識が役立って、ドラゴンのかけていた尾翼の義翼?を作り、鞍に乗って操縦することで、ドラゴンとの共同作業で自在に飛行できるようになり、心を通わせ信頼を得るという、非常に理にかなった展開が本当にうまくて、納得させられる。
観ていると自然と、トゥースの可愛さ、健気さ、勇敢さ、懸命さ、控えめで聡明なところに共感させられる。
また、ドラゴンの中でも、個性的で優しいが故に、孤立している存在であるところもヒックと同じ立場。
息子の話を聞かないで、自分の考えでしか話さない父親。
いったん相手の話を聞くことの大切さ。
例え母親の死に関係していたとしても、長年の負の連鎖を断ち切る勇気が必要であること。
改めて訴えかける、今の時代に通じるテーマが刺さりました。
よく言われる「共通の敵の存在」も大きかったかもしれません。
(他の4匹のドラゴンが懐くの早すぎ!とも思いましたが。)
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