「オリジナル版が自分にとって特別だからそれを超えなかったけど、トゥースはかわいい」ヒックとドラゴン とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
オリジナル版が自分にとって特別だからそれを超えなかったけど、トゥースはかわいい
人生トップレベルに大切にしたい傑作アニメ映画の実写化は、名シーンのカット割りを含めてオリジナルに忠実(主人公の髪型 & ジェラルド・バトラーのストイック役!!)で、ゆえに想像を超えた驚きはないかもしれない。オリジナル版では何度観ても思わず泣いてしまうような感動も、本作では多少ウルッとはしたけど自分の中でやはり弱かった…"その他もろもろ"。あと、本作にはオリジナル版が生まれた年代(00年代〜10年代初頭)くらいの映画な雰囲気・空気感があった+怪獣映画。トゥース(レス)は無論かわいすぎ!
なぜ殺し合う?2人だから高く飛べる!!ヒックとトゥースが心を通わせていくシーンは、本当に映画史上屈指の名シーンであると個人的に思っている。"ペット"という人間優位な考えは最後まであるものの、ロシアやイスラエルも本作を観て、自身の侵略を考えるべきだ。なぜ争いが起こるのかというメカニズムを扱うようでいて、そして親子愛や帰属意識なども描かれていて本当にすごい作品だなと、今回の実写版を観て改めて感じた。
P.S. 最後エンドロール頭の板テロップでも、ヨンシーのSticks and Stonesも流れないからな~。ただ、背景画は島を飛ぶトゥースの影が入り込む壮大な自然でこれはこれであり。
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