火喰鳥を、喰うのレビュー・感想・評価
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ラストが…
原作通りのラスト、ではなかった
あの、付け加えられたラストの所為で一気に安っぽい、ループ恋愛モノに成り下がってしまった感がある
終わってみれば、主役を喰う迷?演、北斗だけが印象に残った
山下美月が可愛い
その一言のみです。
ミステリーホラー?ミステリーサスペンス?らしいですが期待しすぎました。
他の方のレビューにありましたが「スピリチュアルNTR」は的確でした。
従軍手帖が原因だとしてもそれが霊的なものとは違うとか、念だとか籠りだとかがちょっとややこしく感じました。
簡単にすると、手帖によって引き起こされる2つの世界線の生存戦争みたいな感じですかね。
ちょっと後半のスピード感がはやいのと、単純にミステリー系だと思ってると期待外れかもしれないです。
ただ、山下美月が可愛かったので☆は付けます。
ミステリーゾーン。
思念の籠ってる日記を書き換え(正確には追記)、仮定の話を口にしたことで現実世界も変更されてしまうという不思議な話。
火喰い鳥が仲間の人肉の暗喩である事は明らかで、現実世界では貞市は食べなかったもしくは食べられた方だったが、日記に「ビミナリ」と追記した事で食べたことになり、生き残り帰還した世界線に変わった。(多分)
北斗の夕里子への異常な執着から始まっている話だが、演じた宮舘さんからはそういう雰囲気が全く伝わらなかったし、主演の水上さんも逞し過ぎて研究者っぽく見えなかったのは少し残念だった。
麻生さん演じる母親役がスイカを持って来るために一時席を外したこと、お巡りさんが妙にデカかったこと辺りがのちの伏線になるとヤマを張って観ていたが、完全にスカされてガッカリしたw。
原作未読だが、改めて読んでみたいと思った。
誰が火喰鳥を喰ってしまったのか?考察が止まらない
この映画、人によって感想が全く違う気がする。なんとなくストーリーを追うだけの人には分からないか物足りないのかもしれない。けれども所々違和感を感じるセリフや演技を感じることがあり、そこを深掘りして考察し始めると面白さが増してくる。原作も読んだが、確かに映画にまとめるために短くまとめたところもあるが、映画のみの新しいシーンやセリフもあり、そこで生まれる映画ならではの仕掛けの面白さも感じた。原作では北斗の執着の強さを怖いと感じたが、映画では貞市から雄司に流れる血の強さも感じられた。一体誰が火喰鳥を喰ってしまったのか?原作ではそこまで感じなかったキャラクターの、狂気的な執着を感じるところもあった。そしてラストに新しいシーンを加えたところで、これはもうひとつの世界のループが始まったのかと、新しい解釈が生まれた気がする。それに伴いミステリアスな空気感を持つ百合子について、また新しい考察も出てきたように思う。まだ気付いていない場面もあるかもしれない。どこまで深掘りするのが正解なのか、こちらが考えすぎているのか、考察が止まらない。とにかく初めて観るタイプの映画。
なんというか……足りない
原作を見て、映画を見たのですが、まぁ、多少違うのは予想してたんだけど…。意図して情報を足りなくしてるのか、分からない。小説のホラー的要素がほぼかけてた。後、原作の夢のシーンとか中略されてたり、日記について深ぼってる話とかも省かれてる。1番大切な要素なのでは?と思った。最後のシーンは原作通り終われば良かったのになとは思う。いらないシーン出すくらいなら日記をもう少し深堀するなりすればいいと思った。何か足りないって思った人は小説見たら合致するかもしれない
ちょっと物足りないけど好き
原作を読んでから観ました。
とにかく元彼の宮舘さんが登場から気持ち悪かったです。
主人公の水上さんは原作より妻を守り切ってくれそうな頼もしい夫で、妻の山下さんは可愛すぎるな…と観るまで思っていたのですが、ちゃんと人妻で良かったです(細い肩が守りたい感じ)。
夫婦が本当に自分達を救おうとしているのか分からない北斗に迷いながらも引っ張られていくエピが少なく、いきなりトップスピードでかっ飛ばしている北斗の気持ち悪さで強引にカバーしちゃった様に感じました。
ジワジワと現実が侵食されて行く恐怖は、母役の麻生さんで表現していた感じ。彼女が怯えているシーンが1番怖かったです。
演技が良かったし全体の雰囲気は好きな仕上がりですが、ラストは原作の主人公が救われない感じの方が良かったなと個人的に思いました。
期待外れ
妻:突然弟の存在を忘れた
↓
夫:妻の元彼と決着しよう!
……はい???
会話がどうやって成立してるの?と思うくらい飛躍的で、場面ごとにバラバラ。途中までは「日記を燃やすか燃やさないか」でずっと揉めていて、怪奇現象の事実確認は一切されてないのに、急に主人公が電話一本で名探偵のようにすべてを見通したような展開になる。訳が分からない。
なぜ夫は、会ったばかりの妻の元彼に夫婦のことを悪く言われても、黙って聞いていなければならないのか。なぜ弟が日記に書いたことをそのまま流して誰も詳しく聞こうとしないのか。登場人物たちのやり取りがとにかく不自然で、意味がなく「不気味な雰囲気」を作るための言動としか見えないものばっかり。
ミステリーとしての手応えを期待していたけど、ミステリー物としては全く満足できなかった。説明のないホラーの連続で、肝心のサスペンスがまったく盛り上がらなかった。場面同士のつながりが弱く、登場人物の行動もどこかぎこちない、推理できるほどちゃんと筋が通るものがなかった。原作未読でおそらくもっと緻密で丁寧に積み上げられていたのだと勝手に想像するが、映画はその細かさをうまく引き出せず、断片的な場面だけを大量に見せて終りの印象だった。
執着のテーマと最後のシーンで何となく言いたいこと分かったけど、そこに辿り着くまでの仕上げは残念でした。
ごめんなさい。よくわからない
水上さんはじめ、山下美月さん宮舘涼太さん俳優陣の演技に不満は全くありません。
特に宮舘さん演じる北斗は怪しさ満載で、出てくるたびに何を喋るんだろう、何が起こるんだろうとワクワクさえしました。
しかし、全く前知識なく観たからか、現実現在と過去?妄想?が入り乱れ、寝ることはなかったものの終始眉間にシワを寄せながら一生懸命理解しようと見ていたのですが...
よくわからなかった(汗)
原作読むか、もう1回見たらわかるだろうか?
カブトムシが出てくるのも...はて???
わかる人にはわかる玄人向けの映画かな。
不思議
お墓のある人物の文字が削られ消えているところから物語が始まります
手帳がおかしいなど急に言われたので時間系列が前後していて少し混乱しましたが面白く見れました。
信州という緑豊かな場所で淡々と事が進んでいく様は、静かな恐怖がありました。
火喰い鳥を、喰う
選択するだけで別の世界線がうまれる
パラレル
信州の松本で暮らす久喜雄司と夕里子の夫婦のもとに日記が届いた。それは雄司の祖父の兄で、太平洋戦争末期に戦死したとされる久喜貞市の遺品だった。日記の最後のページには6月9日と書かれていただけだった。その後、墓石の貞市さんのところが削られたり、雄司の妻夕里子の弟が高熱を出したり、祖父が失踪したり、など、雄司と夕里子のまわりで不可解な出来事が起こりだした。2人は夕里子の大学時代の先輩で、怪異現象に造詣が深い北斗総一郎に、不可解な現象の解明を依頼した。しかし、存在しないはずの過去が現実となり・・・さてどうなる、という話。
タイムスリップかと思ったら、貞市さんが死んだ世界と生きてる世界のパラレルワールドで、夕里子と雄司が夫婦じゃない世界、つまり、北斗の理想の世界が現実になってだというオチはなかなか面白かった。
雄司役の水上恒司、雄司の妻・夕里子役の山下美月は2人とも良かった。
夕里子に執着するどこか怪しい男・北斗役の宮舘涼太が気持ち悪くて(褒めてます)良かった。
失礼だな…純愛だよ。
ホラーを装ったラブロマンスじゃねぇか!
愛を謳わずとも、愛は伝わる…伝えられる、行動で。みたいな感じ。
一冊の従軍日記≒生への渇望が籠もった呪物が織り成し始めたもう一つの世界線、別の現実が、
日増しに存在感を増長させて、徐々に、徐々にと侵食していく恐怖と焦り。
舞台が長野だし、主人公の家もちょっとした旧家っぽい感じだから、
サマーウォーズじゃん!なんて燥いだ気持ちも瞬殺の仄暗さ🤣
人間…去り際、別れ際、死に際が肝心っていうけど、潔くイキ(生き・活き・逝き)たいね。
クセ強!宮舘涼太
原作未読。
ポスタービジュアルや予告が面白そうだったので期待していた。
導入はホラーっぽくて面白くなりそうだったのに、まさかのマルチバース作品。
マルチバースものだけに、久喜家の貞市の話って、特に必要ない気がした。
別になんとでもなるというか、謎解きミステリーになるのかなぁと思って
ホラーではなくミステリーとして途中から期待したのに、
もうクセ強!宮舘涼太が登場して依頼、オカルト色が強くなり
(もう宮舘涼太がおかしすぎてまともに観る気を無くした(笑))
オカルト系でいくのか!と思いきや、まさかのマルチバース。
せっかくの主演だった水上恒司は完全に宮舘涼太に食われたと思う。
山下美月も良い演技、特に目の演技が良かったのに、
全部宮舘涼太に持っていかれたと思う。
いろいろもったいないと思うが、
宮舘涼太の怪演を楽しむ作品に違いない。
原作のような悲壮感がない
原作小説はリアルタイムで読んだ上の感想。
原作はホラーで映画はSFを見たみたいな印象を持つ稀有な作品。
主人公が存在する世界線があるのは完全に蛇足。
原作の救いのない重苦しい悲壮感漂う世界観が映画オリジナル要素で全く違う印象になった。
原作通りの終わり方でモヤっとする感じもなくパラレル世界をテーマにしたSFのライトノベルを読んだみたいな印象。
思わせぶりなホラー?
怖いというよりも、その展開にタイムマシンのないタイムパラドックスのように感じた。
とりあえず火喰い鳥って言うのも、キーワードでも何もない、そこから思わせ打っている感じがした。
冒頭に出てくるお墓はちゃんと作ったっぽくエンドロールにあった。
ラストは、アニメ「君の名は。」ですか。
結局、北斗(宮舘涼太)の執着が、過去のニューギニアまで影響を及ぼしたのか、とオカルトっぽい所はあるけど。
本年度ワーストワン候補作【追記あり】
原作は未読、事前情報は予告編のみ。
最初にネタバレしちゃうと、本当につまらなかった😛
要するにカニバリズムと時空を超えた粘着NTRのお話でした。
まず全体を通して役者陣の演技が酷く、北斗とかいう謎の探偵役に至ってはほとんどコントかと思ってしまうほどで、某氏のレビューにあった「気持ちの悪い演技をする尾上松也」というのがピッタリすぎでした。
肝心の“火喰い鳥”のビジュアルにしても、かなりオドロオドロしいのかと想像していたら、なんだか“ほとんどダチョウ”というあまりの拍子抜けっぷりで、「まあアレならフツーに喰っちやうよな」と(笑)
早く終わらないかなぁー、と思いながら見るのは辛かった。
取り敢えず「野火」を書いた大岡昇平先生に謝れ。
なんだか一部の役者目当てなのか、似た文章の高評価レビューが散見するんだけど、この作品しかレビューしてないからすぐにバレちゃうんだよね。まあそれも“評価”の一部なんだろうけどさ。
PS
舞台挨拶でお辞儀をする時に懸命に胸元を押さえる山下美月ちゃんの恥じらいに⭐️1個を捧げます。
う〜ん、どうしよう、わからない!
水上恒司さん、山下美月さん、とてもいい雰囲気、演技でしたし、イカサマ宝石商みたいな宮舘涼太さんも主人公(水上恒司さん)が劇中で感じた違和感(嫌悪感)をあれだけ表現できてることではある意味いい味出してました。本来なら過剰な怪しさではありますがこのストーリーの中では秀逸だった気もします。(褒めすぎると勘違いしそうなタイプかも?)
でも現実世界とパラレルワールド、妄想(?)の行ったり来たりで混乱してしまい、エンドロール後に種明かし的なものがあるのかと期待したもののあっさり劇場の明かりがついてしまい頭の上に『???』が13個くらい乗っかった状態でイオンワンダーを後にしました。
女の子、終わりの方で何だか唐突に出てきた女の人がお母さん(麻生祐未さん)に何度もかかってきた怪しい電話の人が言った名前みたいなので「そうか、そう繋がるのか?」とは思いながらまだまだ消化不良状態、もっと言えば『食べたものが原形を保っているくらいの噛み砕き状態』です。
この状態では正しいレビューにはなりそうもないのでこれくらいにして、原作に挑戦するか皆さんのレビューで復習してまた臨みたいと思います。
背中がザワザワする怖さ
初日、ストーリーも知らず先入観なく観てきました
どっしり現実感と安定をもたらす水上さんに清らかなムードの山下さん
皆さん、それぞれうまくて
不思議な怖怖ムードに背中がザワザワ…
途中、戦死された方がそんな呪うか?と少し不満感を持ちましたが
キィワードは「執着」
生きたい!帰りたい!と思う悲し過ぎる執着と自分勝手な悪意しかない執着
そして美しい愛という執着
観終わった時、まだ少し気持ちが落ち着かず、一夜明けて脳がやっと全体を受け入れて着地して
ゆっくりと面白かったな、と思い出している不思議な映画というのが今の感想です
宮舘涼太さん
すごくミステリアスな、信用していいのか悪いのか判断出来ない雰囲気を出して上手かったです
良い俳優さんを発見した気分で、これも星に反映してます
全125件中、81~100件目を表示
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