「『火の鳥・未来編』のような結末にだけ意味を感じた」無名の人生 てつさんの映画レビュー(感想・評価)
『火の鳥・未来編』のような結末にだけ意味を感じた
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アニメーションの割に、絵が不鮮明で動きが乏しかった。序盤はナレーションで説明が続き、途中から登場人物の台詞で進められるが、時間設定に飛躍があり、訳がわからない感じで進められていく。カリスマ的父親が薬物中毒で死に、残された息子を祖父母が引き取りに来る。父親と縁のある芸能プロデューサーがその息子を親友たちとともにオーディションに招き、できはさんざんなのに採用する。デビューに際しては、支配権を主張し、息子だけ反抗してそのプロデューサーを叩きのめして自分だけ拒否し、袋詰めにされて廃屋に放置される。いつの間にか這い出して、野生の猪等の獣を狩って食いつなぎ、冒険に来た少年たちに発見され、脚光を浴びて単独で芸能界にデビューし、偽の父親に感動の対面を設定される。戦争が起こり、息子だけ匿おうともちかけてきた男性がいて、また別の男性が一緒に逃亡しようとして殺される。息子は、インタビューした女性と一緒に逃亡する。逃亡した先で新しい家庭生活が始まるが、幸せは長くは続かない。女性も死んでしまう。周囲の人々は、顔のない丸い形で表され、息子だけ歳を取って、漫画『火の鳥・未来編』の水槽にはいり、顔のない一人が這入りこんで命を吹き込み、息子は水槽を飛び出して走り出す。そこだけ意味を感じた。全般的に訳がわからない。
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