劇場公開日 2025年5月16日

「これは…美術作品といったところか」無名の人生 きびなごさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0これは…美術作品といったところか

2025年5月27日
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鑑賞方法:映画館

様々な名前で呼ばれる男の人生物語であり社会風刺でもあるけど、観ていくうちに「あぁ、これは美術作品だな」と感じた。
それもダリなどのシュールレアリスムのような、作者の主義主張や内面にある衝動を抽象的に描くタイプの…と、その分野には明るくないのでこれ以上言うとボロが出るからこの辺にしておこう(笑)

内容については、正直観る人を選ぶと思う。
自分のように何にでも理由や必然性を考えてしまう人間には向かないかも…

そんな自分でも一つだけ、主人公のように虚無的かつ自傷的な人生のほうが神は現世での修行を続けさせるのかもしれないな、とだけ解読しました(考えすぎかなw)

ちなみに星を一つとしたのはあくまで自分が理解できなかったためです。
ふだんアニメもほとんど観ないので比較はできないけど、こういうタイプの作品はハマる人には深く刺さるかもしれません。

きびなご