「暑さが伝わってくる」夏の砂の上 くろくるりんさんの映画レビュー(感想・評価)
暑さが伝わってくる
気になってた映画で好きな俳優も出ていたので鑑賞しました
雨が一滴も降らない、からからに乾いた夏の長崎。
幼い息子を亡くした喪失感から、幽霊のように坂の多い街を漂う小浦治。
妻の恵子とは、別居中だ。この狭い町では、元同僚の陣野と恵子の関係に気づかないふりをするのも難しい。働いていた造船所が潰れてから、新しい職に就く気にもならずふらふらしている治の前に、妹・阿佐子が、17歳の娘・優子を連れて訪ねてくる。おいしい儲け話にのせられた阿佐子は、1人で博多の男の元へ行くためしばらく優子を預かってくれという。こうして突然、治と姪の優子との同居生活がはじまることに……。
高校へ行かずアルバイトをはじめた優子は、そこで働く先輩の立山と親しくなる。懸命に父親代わりをつとめようとする治との二人の生活に馴染んできたある日、優子は、家を訪れた恵子が治と言い争いをする現場に鉢合わせてしまう……。
というのがあらすじ!
観てるだけで暑さが伝わってきましたね…
夏だからなのかもしれないですけど…笑
この時代にエアコンが壊れるのはほんとに命の危機です笑
そして長崎の街並みがよかった!
一回だけ長崎には行ったことあるんですけど見たことある景色があってちょっとテンション上がりました!
もう一度行ってみたくなりました😊
小浦治が前を向いて進んでいくまでの物語だったように思います
優子と少しずつ心を通わすところがよかったですね
たくさん会話をするわけではないですが雨の降るシーンで一気に距離が縮まった気がします
優子が消えてしまいたいって言ってたけど気持ちわかるなって思いました
そして治はいろいろ失っていましたね
子どもに仕事、妻に友人、最後は指までも…
葬式のシーンなんて陣内の妻が怒る人間違ってるなって思いましたもん笑
怒りの矛先は旦那と治の妻に向けるべきだと思っちゃいましたね…
しかも妻の恵子は式場に向かったけどどうなったのか気になる…笑
指を切ったシーンはその前から危なそうって思ってたから
案の定と思いましたけどかなり痛そうでした…
でもあんまりショックな感じが見えなかったような気がします
意外とあっさりしてましたね
みなさんの演技がとてもよかったです!
いい映画をありがとうございました!