「砂」夏の砂の上 またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
砂
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公開記念舞台挨拶の抽選に当たって2列目(の端っこ)で鑑賞。鑑賞後にオダギリジョー、髙石あかり、玉田監督の挨拶があり、鑑賞直後の曖昧な感想が補完される体験となりました。オダギリジョーは色々笑わせてもくれ、司会奥浜レイラさんは今回も落ち着いて的確な制御でした。
本作は2022年に田中圭と山田杏奈が出た舞台を見ていたのだが、ちょっとはまりきれておらず、今回街や家屋の中で制御された画角でアップも含む表情がよく見える形(映画という意味)で展開された本作を見て、自分は映像化に向いている作品だと思った。
しかし松たか子は松たか子であるが故にどこかいい人であって欲しいと潜在的に思ってしまう自分がおり、それだけにラストの表情は完全に悪者で、いい意味でやられた感。
で、タイトルの砂とは何と解釈するべきなのか考え中。
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またぞうさんのコメント
2025年7月6日
コメントありがとうございます。砂は直接出てこなかったので、簡単に崩れてしまうことの象徴、あるいは長崎被爆を象徴してるのかと思いましたが、後者は考えすぎですかね。