私の見た世界

劇場公開日:2025年7月26日

私の見た世界

解説・あらすじ

俳優の石田えりが長編初監督・脚本・編集・主演を務め、日本犯罪史に残る大事件として知られる松山ホステス殺人事件の犯人・福田和子の人生を、福田自身の視点から映画化。

36歳の女は、4人の子どもたちから愛される普通の母親だった。しかし幼い頃に受けた心の傷が、無意識に彼女に影響を及ぼしていた。やがて殺人を犯した彼女は、時効までの15年を逃げ切ることを決意する。彼女は、顔の整形手術を繰り返しながら逃亡生活を続けるが、指名手配書が全国に貼られ、逃げれば逃げるほど警察と世間の包囲網はせばまっていく……。

1982年8月19日に事件を起こし、時効まであと数日という1997年7月29日に逮捕されるまでの14年11カ月10日におよんだ逃亡の日々を、新たな視点から描きだす。大島蓉子、佐野史郎が共演。

2025年製作/69分/日本
配給:トライアングルCプロジェクト
劇場公開日:2025年7月26日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9

(C)2025 Triangle C Project

映画レビュー

3.0 斬新なカメラワーク

2025年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

斬新

松山ホステス殺人事件の犯人・福田和子の人生を、福田自身の目線で映画化。
34歳の女は、4人の子どもたちから愛される普通の母親だった。しかし幼い頃に両親が離婚し、母子家庭での生活で受けた心の傷や、強盗の共犯で刑務所に入ってた時の事件が、彼女に影響を及ぼしていた。やがてホステス殺しを犯した彼女は、逃走を図り、時効までの15年を逃げ切ろうとした。顔の整形手術を繰り返しながら逃亡生活を続けたが、指名手配書が全国に貼られ、警察と世間の包囲網は・・・という、事実に基づく話。

1982年8月19日に事件を起こし、時効まであと数日という1997年7月29日に逮捕されるまでの14年11カ月10日におよんだ逃亡の日々を、彼女の目線で映像化した作品で、本人がほとんど映らない変わったカメラワークの作品で興味深かった。
事実に基づく話だけど、時系列の表示は無く、事前に福田和子を調べてから観る方が良いと思う。そうじゃ無いと、分かりづらい。
特に最初に17歳で強盗事件の共犯者として刑務所に入ってた時の○姦事件の被害者だったということが、警察を信用できなくなった背景にある事が大事な要素だと思う。
評価はあまり高く無いようだが、十分な下調べをしてから鑑賞すれば彼女に感情移入出来て面白い作品だと思う。
もう少し気を使ってもらいたい所として、車の車種が気になった。
逃亡を始めてそんなに経って無い頃に子供が乗ってた車がトヨタ・シエンタだった。あれは2020年以降の車だから1980年代には存在しない。時代考証する人は居なかったのだろうか?
まだまだ未熟とは思うが、石田えり監督の次回作に期待したい。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
りあの

2.0 福田和子の視点で逃亡を追った異色作!!

2025年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

斬新

松山ホステス殺人事件の犯人・福田和子をインスパイアした映画やドラマは「顔」を初め、これまでにも数多く製作されているが、福田本人の視点のみで逃亡を追ったという客観的な部分を一切排除したところがこの作品の独自性であろうか!?
基本的に福田自身の目線で描写されている為、1時間近くも福田(石田えり)の容姿が描かれていない事を善しとするかは観た者の判断も分れるところであろう!?
観客にイマジネーションを委ねるところは異色とも言えようが、自分にとってはこの手の作風、非常にかったるく感じられました!
ただ初監督(長編映画)にしてこの手の実験的な手法を用いた石田えりには拍手しても良いのかもしれません!?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ナオック

0.5 映画的クオリティの低さが圧倒的

2025年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公視点のカメラワークは
俳優の演技が見たい私としては大いに不満。
途中で石田えりが出てくるが、なんとも中途半端。

出演者の演技もわざとらしい。
これも演出なのだろうが、私には違和感があった。
佐野史郎の演技が抜きん出ているだけに余計にそう感じた。

もっとエンターテインメントに振って、
追われることに日々恐怖したり、見つかりそうなスリリングさ等の
演出もできたと思うが、それをやらないのが石田えり監督の
やりたかったことなのだろう。

ただ、私としては映画的クオリティの低さは否めないし
あまり気づきにも学びにも至らなかった作品。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ひでちゃぴん

1.0 撮影される俳優が演技にのれなかったのではないか

2025年8月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ねこたま