ナタ 魔童の大暴れのレビュー・感想・評価
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大衆向けバトルアニメなのに、パレスチナ問題を反映させながら、中国政府批判もしているのが凄い
当然の如く、前作は未見。
現時点での前作鑑賞難易度、高すぎ。
冒頭にあらすじ紹介ナレーションが流れるが、字幕が漢字の専門用語だらけで頭が混乱した。
ガザ地区みたいな周囲を敵に包囲されて襲撃を受け続ける村があり(薬が不足しても村の外に出してもらえず、補給しに行くことができない辺りがガザっぽい)、そこの村出身のパレスチナ人青年と、友人のイスラエル人青年が力を合わせて事態を解決するために奔走する、今年公開された『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』みたいな話と認識(『ノー・アザー・ランド』の舞台は正確に言えばガザではないけど)。
ただし、空気感は週刊少年ジャンプ。
主人公チームも敵チームもそれぞれが何かしらの特殊能力を持っていて、お互いの能力を駆使してド派手なバトルを展開。
『ONE PIFCE』などの少年漫画内の格闘バトルシーンを連想。
日本でも『鬼滅の刃』映画版が国内興収を塗り替えるぐらいの超絶大ヒットをしたことを考えると、中国で社会現象を巻き起こし、アニメ映画の世界歴代興収1位を獲得したのも納得かも。
主人公のナタはクソガキではあるが、『クレヨンしんちゃん』みたいな「エロ」ではなく、「汚物」で笑いをとりにくるところは、日本では珍しい気がした。
思いっきり子供向けだが、正直ちょっと笑ってしまった。
終盤に「怒りが頂点に達してスーパーサイヤ人に変身」みたいな展開があり、ベタな気もするがやっぱり観ていてテンションが上がってしまった。
そこの泣かせ演出は個人的には好みではないが、一般客層ならイチコロだと思う。
映像のCGクオリティは、少なく見積もっても日本映画の技術は余裕で超えてるレベル。
終盤の戦争シーンでは、一億人ぐらいの人が戦っていたのではないかと思えるぐらいの、凄まじい物量だった。
敵側の思考が「平民は強い奴の言うことを聞いていればいい」で、主人公たちはそういうことを言っていた奴らをやっつけてしまうわけだが、それって中国政府批判になっているのでは?と思った。
エンドロール中のおまけとして出てくる顔認証ギャグは、シュールなコメディとして機能しながら、悪人への罰にもなっていて、作りとして上手いと思った。
駒落ちや乱れが一切ない凄まじい動画
1を見てないので最初はチンプンカンプンで、しかも中国特有の小難しい漢字の固有名詞がいきなりバーッと字幕で流れていくので、正直前半はかなりの苦痛を感じました。
それでも、壮大で力業とも言えるCGと決して単純ではない物語にかなり惹かれていき、圧巻だったのはアクションやバトルでの動画で、めちゃくちゃ複雑で素早く動き回るのに絵の乱れがないそれには驚愕しました。それがあるが故に、平常時の絵があまりにのっぺりとして見えたほどです、決して手を抜いたCG出はなかったのですが…でもあまりにキレイに作られすぎていた感はありましたが─。
ちょっと長い感じはありましたが、その分の爽快感は十分あったので、みてよかったかなと─。
バトルは続く
育て上げれば仙人となるはずのナタは、世を混乱させる魔王となる宿命を背負い生まれた。両親に愛情を注がれ、少しずつ成長していくナタ。やがて彼は東海竜王・敖光の息子・敖丙と唯一無二の親友となった。だがそんな2人が・・・という話。
以前観たナタ転生が面白かったので、てっきりその流れだと思ったのが間違い。
冒頭ざっとこれまでの要約のような説明はあるが、情報量が多く頭に入りきらない。ナタ転生と関係ないとわかったのは観終わってから。そして、2、って何?1は?
絵は綺麗だったし、バトルは迫力あったが、いかんせん予習せずにいきなり鑑賞したのでは理解が追いつかない。
どうも、1は日本未公開らしい。
なぜ1を公開せず本作の公開に踏み切ったのだろう?
すごく疑問だった。
最近見た映画の中で最高の作品
映像は必見
映像は本当にすごいです。
絶対にスクリーンで見た方がいいですね。
見たことのある構図も、そうでないものも迫力満点です。
もうすっかり世界の最先端に近いところまで行きましたね。
ストーリーは後出しじゃんけんや「なんでそれ先にやらなかったの?」とかいろいろ気になるところがあり。
ただ、このアニメもやっぱり理不尽な権力と戦う話で、明らかに中国共産党批判にもなってるんですけど、検閲は通るんですね。
ところで、事前に聞いて覚悟してはいましたが、ギャグが古くて寒くて本当に一つも笑えませんでした。
ストーリーに関係ないのに挟む必要ある?と思えるものばかり。
そばに座ってた中国の家族は笑ってました。笑いというものは場所と時間を超えないということを改めて認識しました。
後半の盛り上がりが良かった
14億人の国の本気
良く言えば
ここ2、30年中国も経済バブル真っ只中で、お金の動きも大きいんだけど、アニメ映画もココまで行っちゃったか!
世界一の興行収入アニメだけあってド派手にファミリー視聴にチューンされた大作でしたよ。
・・・てもね、世界中の有名アニメを引用?どっか見た感じの絵作り、演出、設定。
ドラゴンボールに新海誠、ピクサーにドリームワークス、その他モロモロ。
良く言えば作ったヤツは研究熱心で、世界中の良いアニメ作品を見てるんだろう、あの規制厳しい中国で。
夢にまで見たあの憧れアニメを作ってみたかったのかも知れない。確かにバトルシーン、背景技術、多数の神が集まり、桜の花のように見えちゃうアイデア、ハスの花へのシンボリックな演出信頼。
良いトコも多く見られましたよ。
てもなあ、、やっぱココ一番でヘタクソだよw
物語確信、心理描写になると全部セリフ説明しちゃうのは良くない。
人間が自分で思ってる事全部言葉説明する訳無いじゃんww
俺は怒っている!何故なら理由はコレとコレでこうだからだー!!
とか言う???
俺も人生でそんな言葉説明した事無いし、俺の彼女だって怒ってる時程「怒ってない!」て言ってたぞw
人の心、思い本心って態度や行動に出るもんじゃん。
物の例えだけど、「愛してる」って歌詞使わないで愛してるを表現するのが優れたラブソングな訳ですよ
ダメだよやっぱ、セリフ説明は客バカにしてるか、作るのめんどくさくなったかのどっちかだよw
まだ足りて無いな、中国アニメ。
ま、良く言えばまだまだ
伸びしろが有るってコトですよ。
次も見たいからまた作ってよ。
これはまさにレジェンド級の王道バトル作品!
カッコイイ!
ベースになる知識が必要か?
ロードオブザリングのアンチテーゼみたいな世界観
原題の最後のほうに「2」とあるのは何故かと不思議に思い調べましたところ、実は日本では劇場公開されていない「1」があることが判明しました。「1」は劇場公開されていないだけでなく、現時点で日本国内では配信などでもされてなくて、日本語字幕版を観賞する手段が全くありません。
そんな中、本作2の冒頭の前作ダイジェストで設定、人物相関などを大幅に端折って頭の中に突っ込んで観賞を始める・・・まさにロケットスタートの序盤となりました!(笑)
次々に登場する人物の設定、関係性を彼らの発言、態度などから推測していきなんとなく仮組し後々再確認する・・・いう地道な脳内作業を序盤は強いられました。ちょっといくらなんでも不親切で説明不足よな、と思いましたね。
その間もモブキャラ含めて登場人物は増え、ストーリーはガンガン進みますが、ハイスピードで情報密度が高く、かつダイナミックなアクションシーンはかなりのハイレベル・・・見応え抜群です!序盤の中ボス戦くらいから普通に、一般3Dアニメのクライマックスの数段上っていう完成度でした。だだ、映像処理において人物の3Dモデルが適度にデフォルメ単純化されて情報量が少なくなった部分の恩恵を、映像フレームレートに全振りした様なイメージではありました。
また頭ん中で仮組みした世界観をざっくり一言で説明するなら「劇場版ロードオブザリングのアンチテーゼ」って感じでした。
少なくとも西洋キリスト教に代表される善悪二元論では解説出来ないところが沢山あって、日本人の私にはむしろそこは馴染み易かったです。
続編3を期待します!というか1は?(笑)
アクションは見応えあるが総じて退屈
子ども映画じゃないよ これは。
英語 中国語バージョンを 大画面で観た。
今度日本語字幕で上映されるようなので
笑いの起こった場面
国民性の違いを みてみたいと 思った。
美女の顔面に 口吹いたッて オシッコ入った水 ひっかけたら、
日本人なら ブーイングじゃない??
ドリフの笑いよりちょっとな、原始的笑い もあり。
中国人観客主体の前評判だったけど、危惧したマナーの問題もなく、
混雑しない客席はかえって快適でした。
中国語の洗礼は 高齢者脳は、ついていけず、途中字幕読むのやめたけど
話は勧善懲悪 単純なので画面だけでも充分楽しめました。
日本語字幕でもう一度観てもいいかなと思ったけど
上映時間が大人時間じゃないのよ。
LED青の光あふれる画面は 大人脳にも良い 快楽エンドルフィンなのにね。
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