「なぜ一人でなのか、或いは一人だから出来たのか」OKAは手ぶらでやってくる La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
なぜ一人でなのか、或いは一人だから出来たのか
東南アジアの奥地にたった一人で飛び込み、子供を人身売買から守りつつ教育を施し、地雷除去にまで挑んだ栗本英世(2022年逝去)さんの足跡を追ったドキュメンタリーです。
こんな困難且つ危険な事を何故一人でやろうとしたのか、或いは一人だからできたのか。栗本さんの子供時代からの軌跡を見る内に少しずつ分かる様な気がして来ます(と言うのも尊大な物言いですが)。「助けようとするのではなく、いつも傍に居る事が大切」の言葉にはハッとさせられます。「日本人ファースト」を唱える人々からは出て来ない言葉だろうな。一方で、彼が抱えていたであろう深い孤独感にも思いが到ります。
本作の挿入歌を歌われている友部正人さんの元気なお姿を上映後トークで久しぶりに拝見できたのも嬉しかったな。
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