OKAは手ぶらでやってくる
劇場公開日:2025年5月10日
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解説・あらすじ
東南アジアで「ひとりNGO」として活動し、2022年に71歳で他界した「OKA」こと栗本英世さんの足跡をたどったドキュメンタリー。
1980年代後半、日本から東南アジアへ飛び出した栗本英世さんは、ラオスやタイの山岳地帯で売られる子どもを助けようとするが、親が立ちはだかり失敗が続いた。やがて内戦終了後のカンボジアにたどりついた彼は、難民が暮らす地雷原の村々で現地の人たちとともに地雷撤去に奔走する一方で、孤児たちを人身売買から守る「こどもの家」を開設し、識字教育をするため草葺きの寺子屋づくりを始める。いつも一文なしの手ぶらで現れることから、いつしか彼は現地の人々から「OKA(カンボジア語でチャンスの意)」と呼ばれるようになった。そんな栗本さんの人生を、生前の映像や関係者の証言を通してひもといていく。
監督は、主に近畿圏の民俗行事や芸能についての記録映像を制作し、市民活動やNGOを支援するNPO映像も手がけてきた牧田敬祐。シンガーソングライターの友部正人が挿入歌を提供。東京ドキュメンタリー映画祭2024にて長編部門グランプリを受賞した。
2024年製作/90分/日本
配給:ミカタ・エンタテインメント
劇場公開日:2025年5月10日