「国か、仲間か、自分か」プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第4章 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
国か、仲間か、自分か
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企画が頓挫したかとハラハラしてたので、公開が決まったときはめちゃくちゃ安心した。
というか前作の引きから生殺し過ぎますよ。
そして、ここにきてまさかベアトがメインの話が、しかも背景や体格まで活かした形で来るとは。
話としては、思いのほかアッサリ解放されたものの、二重スパイとして常に緊張感の漂う展開。
その中でもドロシーのサバ読みでクスッとさせる。
そしてベアトがかわいい。
偽札工場の話はシンプルながら、ターナーはイケオジだし、最後は本作らしいビターな後味。
(腕を撃たれた時点で読めてしまったのが少し残念だが…)
キャスト陣が毎回口にするように、シビアな展開も多いためメインキャラ退場の可能性も未だ捨てきれない。
あくまでスパイで、戦闘能力は刀を持ったちせ以外は大したことないのもスリルを引き立てている。
そしてベアトがかわいい。
話に限らず作画・演出面でもやや地味ではあるが、カーチェイスでの光が素晴らしかった。
民家のオレンジも綺麗だったが、車の白い光の描写は見事と言うしかない。
画変わりすらないのはやや寂しいが、OPもEDも大好きなので、劇場でこれが観られるのも楽しみのひとつ。
ここから後半突入ということで一気に“転”に移るかと思えば、アーカム公関連はほぼ進展ナシ。
残り2章でどんな展開を見せるのか想像がつかない。
高いクオリティで楽しませてもらってるので贅沢は言えないが、ここからクライマックスまで一気にいってほしい。
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