「Re:surge」プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第4章 ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Re:surge
まさかの3章から2年空いてのようやくの4章…。
ガルパンよりかはまだマシな間隔なのかもしれないんですが、こうやって1から追っているOVAは初めてですし、コロナ禍の延期含めたらクラウンハンドラー自体5年経ってるんですよね…OVAはこれが中々に歯痒い。
特典は色紙でベアトリスでした。
最近ファングッズではキャラクターの描いてある色紙がとても好みです。
3章で囚われの身になったチーム白鳩でしたが、割とあっさりの解放、その代わりにニ重スパイを演じる事になっての潜入任務、その中でベアトリスにフォーカスを当てるといった感じの作品で、物語が動き出しそうでそこまで動かないといった閑話休題の回でした。
ベアトリスが任務対象のターナーと接触しつつ、ターナー自身はベアトリスの身を守ろうとする姿がイケオジさを増していてとても良かったです。
しっかりとスパイ活動しつつも仕事をしつつという感じで、アンジェが軽口叩くシーンはなんやかんや好きなので観れて良かったです。
閑話休題といってもヘビーっちゃヘビーですし、今までのプリプリには少なかった直接的な痛いシーンも含まれているのは印象的でした。
王国と共和国、どちらに味方するのかという辛い選択肢が迫られたり、ターナーの身を隠すためとはいえ腕を切り落とさなければならなかったりと、少女たちが背負うには大変なものが多く詰め込まれていました。
改めてTVシリーズ向きだよなとはなりましたが、中々にシリアスしていて良かったです。
あとプリンセス関係になるとどうしても揉めてしまう流れ、TVシリーズから一緒なのでここら辺の変化も欲しいところだったんですが、ちょっと期待しすぎだったかもでした。
ストーリー重視の章になっていた代償としてアクションシーンがとっても少ないのは残念でした。
ちょっとしたカーチェイスと撃ち合いがあるくらいで、Cボールも斬撃も出番がなさすぎて、映画館で観るという特別感があまり感じれなかったのが残念でした。
音響の良い環境だったからこそバチバチのアクションを味わいたかったです。
5章からは流石にガラッと動きそうな感じで、政府側がどうアクションを起こしていくのか、期待の持てる終わり方ではありました。
満足度こそ高いんですが、制作の都合がありつつも2年待ってそんなに進まないのか…という肩透かし感はどうしてもありました。
特別料金に持って行くがためにギリギリ60分に収まる時間にしているのも、ムビチケ販売が無かったのも、確実に年内に5章はやらなさそうなのも、制作や運営側への不満が募ってしまうのだけが残念でした。
あと2章、なんとか最高の形で終えてくれる事を願っています。
鑑賞日 5/24
鑑賞時間 11:05〜12:15
必要性をあまり感じないのに蓮っ葉キャラのカバーが多いの、意外とアンジェは気に入ってるのかも。笑
ベアトがお気に入りなので、今回嬉しかったです。
進行に対する焦れったさは感じますが、あと2章、気長に待ちましょう。
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