「彼女の強さと弱さ」リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 kikisavaさんの映画レビュー(感想・評価)
彼女の強さと弱さ
感情的で奔放で骨太なケイト・ウィンスレットがいい。ともかくいい。
煙草をくわえ、弱さや苦悩や後悔やトラウマを腹のなかにおしこめ、攻撃的であり続ける彼女たたずまいの凛々しさよ。
彼女の人生の最後の答えあわせをする演出がとてもうまく、胸をうたれた。
映画『関心領域』とリンクする場面もあり、ああそうか、銃声や断末魔だけでなくにおいもすさまじかったのか、とここで再認識した。
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