ベスト・キッド レジェンズのレビュー・感想・評価
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40年前に夢にも思わなかった奇蹟の共演が胸アツ
今から約40年前、1985年の劇場公開後に地上波テレビ放映かレンタルビデオで見た「ベスト・キッド(1984)」。いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が、日系2世の空手の達人ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)と出会い、カリフォルニアの夕陽を背に浜辺で修行するダニエルの印象的な姿が、まだ少年だった筆者の心に今もずっと焼きついています。
オリジナル版で高校生ダニエルを演じたラルフと、リメイク版「ベスト・キッド」(2010)で師匠ハンを演じたジャッキー・チェンが初競演し、空手とカンフー、2つの“ベスト・キッド”の世界がニューヨークで一つになるという奇蹟が実現。ラルフとジャッキーが同じスクリーンのフレームの中におさまる日が来るなんて、40年前には夢にも思いませんでした。
新たな極みに挑戦し、今の自分を超えようとする姿は、国や人種、時代を越えて、勇気と感動を与えてくれます。物語と同様に、本シリーズの魂を受け継ぐ作品です。
80年代の僕らが想像し得なかった共演
たしか80年代末の『ベストキッド3』が練られる際、作り手たちの間で「数百年前の中国で目覚めたミヤギが、流派のルーツに迫る」という幻想と武道の間をゆくプロットが検討されたこともあったとか。それとの関連性は分からないが、15年ぶりの新作が「一つの起源、二つの流派」という要素を掘り下げているのを興味深く感じた。それも単にルーツに触れるだけでなく、物語が二国間にまたがり、なおかつジャッキーとマッチオが一つの画角に収まるという、80年代の僕らが想像しえなかった未来がスクリーン上で展開しているのである。せっかく共演するのだからもっとガッツリと観たかったという思いがある一方、あくまで主人公はKIDなので、華麗な身体能力と多彩な演技で魅せるベン・ウォンにたっぷりスポットが当たるのは当然か。お馴染みの筋書きは万人向けで分かりやすい。やや省略を抑え、試合をはじめ細部を丁寧に描いてくれれば、なお良かったのだが。
サクサクと見やすい若者向け青春アクション
スイスイ、サクサクとテンポよく進んでいくのは、ゲーム表現などを取り入れた編集に寄るところが大きい。あっさりしていてもっと粘った演出が見たい気もするが、ティーンが主人公の青春モノである以上、いまの若い世代が安心安全で見やすい作りであるのはひとつの最適解なのだと思う(すごくセンスのいい引きの画があったりもしたので、実は硬軟使い分けられる監督なのだとも思う)。ジャッキー・チェンとラルフ・マッチオの共演!と過去の『ベスト・キッド』同士のコラボを目当てにするとちょっと肩透かしを喰らい、特にラルフ・マッチオはゲストコーチくらいの扱いなので、ポスターにデカデカと載っているのはいささか誇大広告ではある。むしろ前半を占めているジョシュア・ジャクソン演じる近所のピザ屋のオヤジ(とその娘)との交流パートの印象が良い。この感じで続けられるなら、コブラ会メンバーやジェイデン・スミスらも巻き込んだオールスター総集結祭りみたいなのも一度は観てみたい気がしてきた。
予定調和バンザイ
「ベスト・キッド」がまた帰ってきました。2010年版でジャッキーが師匠役になった時点で時代の流れを感じましたが、今回はさらにその先。もはや“動かない師匠”枠に完全移行でアクションは少なめ。
でも、立ってるだけでかっこいいのはさすがです。
物語は、予定調和どんとこいな展開。今まで以上に今までと一緒でむしろ納得。
主人公の魅力はちょっと弱めですね。初代のダニエルさんのような不器用な力強さ、スミス坊ちゃんのようなリズム感や表情の強さがあまり感じられず、眉の太さだけが売りな感じで少し残念。
とはいえ、過去作のファンならニヤリとできる場面もあり、ジャッキーの“師匠オーラ”だけでも見に行く価値ありです。
評価 ★★★★☆
ダニエルさん、ありがとう✨
流石にプロットを詰め込みすぎ
結論から言うと悪くなかったけど
流石にプロットを詰め込みすぎかと言う感じ。
むしろあれだけ物語をよくまあまとめあげたもんだと感心するくらい。
ただそうは言っても未消化な部分は沢山あって少し雑かなと思うところが出来てしまった。
これはこの作品の1番本質的な問題になると思うけど
元々が空手の作品だったのにそれをリバイバルして
カンフーの作品にしてしまったものだから
どうしても根本に矛盾が出来る。
ただこれはいつか解決しなければいけない問題だったから
こんな形になってしまったのかな?と思う。
あと物語の初めでピザ屋が出てくるわけだが
何故かここで「ロッキー」のオマージュが入ってきて
流石にこれはいらなかったかな?と思う。
とにかくやらなきゃいけなかったこと
やりたい事が沢山あり過ぎてそれの辻褄を合わせに行ったのが失敗だったと思う。
あと最近のハリウッド作品の悪いところだけどポリコレ臭が若干するのも気になる。
しかし何の前提も無しにこの作品だけを見たのなら
それなりに楽しめるのかな?と言う気もするから
まあ3.5くらいにはなるのかな?と言う感じ。
でももう少し丁寧に作って欲しかったなと思う。
ジャッキー・チェンのリバイバルが案外良い出来だったので
あの時に題名をベスト・キッドにしておけば悩まないで済んだのにという感じ。
まあ元々第1作目が大B級作品だった事を考えると
何も考えないで暇な週末の午後を時間潰しするんだったら
まあこれでも良かったのかなと思う。
最後に1つだけ。
途中なんでロッド・スチュアートの「アイム・セクシー」が流れたかが解せない。
これも昔へのオマージュ???
解せない。
観やすい
展開がさくさく進む感じや、音楽や編集が今風という印象で全体的に観やすかったです。
序盤で一瞬みたカラテの人が急に出てきた!と思いましたが、2人の師に過去の物語があったんですね‥!
それぞれの映画を観てからここに来るべきだったと後悔しました。
色々な要素が組み合わさっており、やや無理やり感がありましたが、過去作の延長線と考えればすんなり観れるのかな?
素朴な感じの主人公もいいですよね。格闘家としての資質を感じる一方、年相応の幼さや無邪気さが出ており良かった。
ぶれない芯とヒュンヒュンと飛び回る身軽さを兼ね備えたカンフーかっこよすぎました!
通算6作目でこの完成度みやぎさんのオマージュが最高でした!🤔🤣😅😃
本日病院受診してからTOHO新宿にて鑑賞しました。
ここからネタバレします。
通算6作目?で全作鑑賞済みです。
今回のストーリーは、リーがアメリカに引っ越ししてカンフーだけでなくて空手の師匠のダニエルからも修行する話しです。
いや、テンポが良すぎてあっという間にエンドタイトルでした!
みやぎさんへのオマージュ映画かなあ〜!
アクションが少しコマどりしてる感じしました。
バイク🛵シーンもCGですよね!
ラストバトル会場も小さいし、、、🥹😅🤣😃
予算が少なかった中良くできてました。
空手もオリンピック競技になりポイント制が世界🌍に広まったので試合結果がわかり易くて良かったです。
6作目としては、良くできていました。
今回はヴィクター・リパーニが良かったです。
父親役から一転して格闘技の試合に出て
試合に負けて、勝負では勝っていた?
その後はまた父親役に戻りながら弟子といった感じで良かったです。
美味しい役を上手く演じてました。
この映画の関係者様の皆様お疲れ様です。
ありがとございました!
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪👍😅😃
刺さるのは、おじさんだけかな
ジャッキーなので
ある程度カンフーができる主人公が「師匠」と「先生」にごく短期間、指導されて(ストリート?)空手のチャンピオンになるのはストーリーがかなり安易。敵役を強く見せるイベントも学校と道場だけと少ない。さらに、特訓だけでなく、恋愛やコーチ業まで詰め込んでいるのに90分しかないのでストーリーは少し希薄。期待していたNGシーンもなかった。ただ、ジャッキーとラルフが二人で主人公を教えるシーンで、ジャッキーが繰り出す技が昔を彷彿していて、それだけで既に☆5です。
素直にヨカッタとは言えんのよ…
観ていくうちになんとなく筋が読めてきて、あ〜きっとこんな感じで勝つんだろうなって思ってたらやっぱり予想通りな勝ち方だった。
観てない人には何のこっちゃって感じだけど、簡単に言えば主人公の坊主がGFの借金持ちの父親のために大会に出て賞金をGETするっていう話。主人公には兄がいて暴漢に襲われた時に兄を助けられなかった負い目、またGFの父親をケガさせてしまったことが兄にオーバーラップして体が動けなくなったりして、そういうことを克服して試合に勝つっていうのが話に厚みを持たせているんだけど格闘シーンの見せ方がなぁ、ちょっと残念。蹴りを寸前でかわすところとか拳が当たって顔が歪むところとか昔のジャッキーの映画だったらスローモーションで見せたりしてたけどそういうのが全然なくて普通に撮っててもなぁ。単純なストーリーだからこそ見せ方を工夫してほしかった。過去のベストキッド関連の映画はちゃんと見たことないけど格闘シーンってどうだったんだろ?大会の決勝の相手が主人公と同じ体格で、それも主人公より大柄だったら倒した時の爽快感もあったかも。言いたいこと言ってますが年取ってもジャッキーはスゴいなぁとただただ感心したひとときでした。
さすがにペンキ塗りはなかったね。
奇跡の続編!
引っ越しから始まる、オリジナルを踏襲した物語はリメイク的でもあるが、敢えて変えない姿勢が良い!敢えてシンプルな物語だからこその感動がある。
また、何と言っても、リメイク版の師匠ジャッキーと、オリジナルの主人公ラルフ・マッチオが出て来るんだから堪らない!2人が並び立つ奇跡!
続編の鏡!
そして、何よりもしっかり新しい主人公のリーが、それに負けずに魅力的!彼を応援したいという気持ちと彼を取り巻くミアとヴィクター親子との関係性が物語の主軸になっている。
レジェンズでありながらニューヒーローな物語!
しかし、最近この作りの映画が多いなぁ。「トップガン」とか「ゴーストバスターズ」とか。
#ベストキッド
#ベストキッドレジェンズ
良かった。ベン・ウォン!
夢のクロスオーバー!
「主人公の成長」
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