6時間後に君は死ぬのレビュー・感想・評価
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俳優さん(特に女優さん)に酔える。
予告編を見て(なんか、オモシロイのかも)と全く予備知識もなく観た。
どこかで見たような聞いたような話。
ミスリードも犯人も途中なんとなく分かる。
よくある話の寄せ集め、みたいにしか思えなかったが、
せつなさには酔える。
余韻も素敵であった。
観終わって調べたら、原作は日本人作家で、本作は日本ドラマの韓国リメイク。
韓国版、女優さんの演技に説得力があって退屈しなかった。
これ系は頭の中で色々ツッコミどころを探っていくのも楽しい。(設定も...
主演は人間レッスンの買春斡旋パートナーでケンチャナ!
NCT人気のため主演ぽい宣伝だけど、主演は人間レッスンの買春斡旋パートナーを演じたパクジュヒョンさんだった。コレは嬉しい誤算だった。イケメンは逃走中のJO1級の演技。登場人物も少ないので早々に刑事が犯人と分かるとかは良いんだけど、女刑事のポンコツ具合といい、間延びする感じが最近の韓国映画っていうより、ディズニープラスで配信してるような。ラストで犯人刑事を兄刑事が一緒に逃げるとか、尾行してた刑事は助っ人するわけでも無い謎展開。イケメンも設定なのか、ミステリアスに見えず、下手なのか狙いなのかボソボソ。エンドロール後無い&字幕翻訳者も名前なく結構雑な感じだった。最近の韓国モノだとイケメンは無駄に半裸になるのに、そーゆーのがあればファンは垂涎なのにねー。ラスト横断歩道で60年後、君は死ぬ!も字幕が雑すぎん??と思ったのはワタシだけですかね?エンドロールの音楽がバツっと突然終わって、場内明るくなるという、学生映画のような作りも謎だったー
未來の死から逃れられるか。 ワーキングプア、レンタル彼女、若者も生きずらい今の状況は韓国も同じ。
未来を予知する男に「6時間後に殺される」と告げられた女性が、死の運命を変えるために男と共に犯人を追う。
キャッチーというか既にありがちともいえる未来の死を回避するために、美男美女ペアで挑む。
疑わしい容疑者と意外?な犯人、刻一刻と時間が迫る。
このサスペンスに加えて、「若年化するワーキングプア」「レンタル彼女」「デートクラブ」「警察の腐敗」などの問題を絡めて描く。
2時間ドラマのようでもあり、それなりに楽しめますが何かもの足りない。
そんな中で、生きるのに絶望しながらも「レンタル彼女」の存在に救われて、故郷に帰る青年のエピソードが良かったです。
韓国では「貧しい若者」が問題になっているんでしょうか。
まだ若いのに(こんな美人なのにと言う点は別にしても)未来に絶望して、いくつも兼業しないと、今日明日をも生きられないのでしょうか。
最後に、、、
粗が目立つが切り捨てられない不思議
原作となった小説は読了済みだが、だいぶ前なのでほとんど覚えていない。だから原作にどれほど忠実なのかの判断もできず。あぁそんな話だったなと少しずつ思い出しながらの鑑賞だった。
この話のキモは、6時間後に死ぬと予言された人間がその言葉をどうやって信じるようになるのかと、誰が犯人なのかの2点に思える。前者に関しては、その前に何回か失敗しているくせに、不思議な能力を信じさせるための努力が足りなすぎるだろ!と思う。いきなり前に立ちふさがって「6時間後に君は死ぬ」じゃねーだろ。ここらへんは物語としてのインパクト重視の展開だから仕方ないんだけど。
ただ、誰が犯人なのかについてはかなり不満が残る。ミスリードが下手すぎる。これは映画(映像)としての作り方の問題と感じた。(犯人が誰かなんてことも原作読んでいたのに覚えていなかったけど)原作の問題ではないと思う。中盤くらいで、あぁ犯人がこいつなんてことはないよなと不安に感じていた人間が犯人でとてもがっかりした。深層心理で犯人を覚えていたのかもしれないけど。
犯人の最後の扱われ方もよくわからない。なぜあの人が一人で犯人を車に乗せて去ったのか(しかもわざわさ別の車に乗り換えたように見えた)。逃がすため?殺すため?続編につなげる気か?なんて思ってしまう。
いろいろと粗が目立つが、駄作と切り捨てられないのが不思議。もちろん名作とは言えないが、それなりに楽しんだ自分もいたりする。高野和明という原作者への思いもあってあまりひどい印象にならなかった可能性はある。他人には勧められないけど。
グダグダの後付け
生活苦で荷物の仕分けとコンビニのアルバイトを掛け持ちしてた女性・ジョンユンは、生きるだけで精いっぱい、将来の事など考える余裕も無かった。彼女は30歳を迎える前日、横断歩道ですれ違った男に声をかけられ、6時間後に殺される、と言われた。そして、自分には予知能力があり、あなたが殺される光景を見た、と言った。ジョンユンは以前デートクラブの客からストーカー被害にあったこともあり、その男とともに犯人探しを始めた。一方、ジョンユンの知り合いの刑事は、最近起こった連続殺人を調べていて、死の予言をしたその男が連続殺人事件の犯人だと言い・・・さてどうなる、という話。
うーん、イマイチだった。
グズグズで緊迫感に欠け、犯人がわかっても、あっそう、という感じ。
連続殺人の動機が弱過ぎるし、どんでん返しといえばそうなんだけど、後付けっぽい。
確かに死を予知する男ジュヌ役のジェヒョンはイケメンだったが、笑顔も無くほとんど歩いてただけの感じ。ラストも胸にあんな鉄板入れてて格闘出来るか?とも思った。
また、死を予告されるジョンユン役のパク・ジュヒョンも美人系でもなく、可愛いとも思えず、冴えなかった。
面白くなかった。
ちょっと雑な感じがもったいない
本作は、日本でドラマ化されたこともある小説を韓国で映画化した作品らしいです。原作未読でドラマも未視聴ですが、おもしろそうな予告と韓国作品への期待感から、公開2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、アルバイトをしながら必死で生きているジョンユンが、30歳の誕生日を翌日に控えたある日、道ですれ違った男ジュヌから突然「6時間後に君は死ぬ」と声をかけられ、「自分には予知能力があり、君が殺される未来を見た」との言葉に動かされ、疑念を抱きながらも犯人探しを始めるが、かつてストーカー被害にあった時に知り合った刑事から「その男は最近起こっている連続殺人の犯人かもしれない」との情報が入る中、タイムリミットが刻一刻と迫るというもの。
原作の持ち味が生かされているのか、それとも映画用にアレンジされているのかわかりませんが、韓国映画らしい緊張感を伴いながら、最後まで犯人がわからず、疑心暗鬼なまま展開していく感じがいいです。情報が少しずつ集まる中で、怪しい人物が少しずつ増えていくのも悪くないです。
また、イケメンと美女を中心に置きながらも、この二人が恋に落ちなかったのもいいです。下手に恋愛要素を持ち込まず、サスペンスに全振りして話を進めてくれたおかげで、最後まで真犯人探しに集中できます。
ただ、全体的にはちょっと雑な感じがしたのはもったいないです。警察の腐敗、女性刑事の排除、班長の不適切行為、ストーカー、貧困、レンタル彼女など、さまざまな要素が一応つながってはいるのですが、なんか浅い感じを受けます。また、事件の背景に関わる部分が、ちょっとわかりにくかったです。今回の犯行が単なる猟奇殺人でないのなら、せめて犯人の動機ぐらいは納得させてほしかったです。総じて、人物の掘り下げが不足している印象を受けます。
というわけで、おもしろくないわけではないですが、手放しで絶賛するまでには至らない、そんな感じの作品でした。
キャストは、チョン・ジェヒョン、パク・ジュヒョン、クァク・シヤンら。
アイドルプロモーション映画だね
韓国映画で、設定が面白そうなので鑑賞。結論としては期待値には届いてなかった。
原作が日本の小説のためか、なんかひねりのないプロット。犯人も割と早い段階で分かってしまうし、動機も単純。
主役のアイドル男優ありきの作品という印象。劇場最前列で観てて終わって後ろを見たら客席ほぼ女性だったので、ああ、なるほどそう言う映画なのねと納得。
邦画なら星2から2.5ぐらいだけどセリフ回しが下手とかわからん外国映画なんで大甘でこの点数。
韓国版アイドル銀幕デビュー作品
とりあえず着替えようか
ポスターのデザイン、題字、キャッチコピー全部ダサい。笑
しかしリメイクなら悪いようにはならないかと鑑賞。
導入、わざわざ道塞いで第一印象悪くする必要ある?
そこから服が変わって「別日?6時間経ってるじゃん」からの服購入で「あ、時間戻ってたのね」と…
何故こんな分かりづらい構成にしたのか。
「着替えればいい」と言いつつ何故か着替えないし、0時までは死なないから緊迫感が薄い。
そのせいか人気のない場所ばかり平気で行く。
根拠も薄くミスリード丸出しのストーカー探しは退屈。
というか序盤からずっと一番怪しかった人物がそのまま犯人で捻りナシ。
ジュヌは刺青とか手がかりあるんなら話せよ。
「見張って報告しろ」と言われてた後輩刑事はトイレにでも行ってたんですかね。
刺されて倒れるまでしか見てないなら…と思ったら案の定。
ってことはビジョンを変えられるかどうかも不明なままなのだけど、事件以降は見えなくなったとか。
主人公が困窮してる理由も明かされず、それが改善される結末でもない。
ジュヌも恋人殺されたのは分かったけど、どれだけ好きだったとか犯人を恨んでたみたいな描写は皆無。
女性刑事の正義感や、犯人があそこまでする背景も不明。
人を描こうという意思はまったく感じなかった。
最後に恋愛関係にしなかったことと、「60年後に〜」の台詞はよかった。
(まぁそれだと100歳までは生きられないのだが)
途中眠かったので定かではないが、腕時計が遅れてる前フリあったっけ。
ジョンユンのビジョンだけモノクロだったし、実は刺されるのはジュヌか、とも思ったが何もなかった。
意外性が皆無な上に伏線の見せ方も隠し方もヘタ。
破綻はないけどそれだけ、という印象でした。
評価は低いみたいだけど、個人的には結構楽しめた作品だった。
原作の日本の映画化とは知らず。
邦画版も見たくなった作品。
30歳となったジョンユン。
アルバイトを掛け持ちしながらもギリギリの生活を送っているという設定。
そんな彼女が街中で偶然ジュヌと出会い「6時間後に君は死ぬ」と突然告げられる展開。
まさにジェットコースタームービーの始まり!(笑)
初対面の二人がバディとなって行動する中、多くの謎が散見される感じは残念だった。
初対面なのに見つめ合うシーンが多いのは、二人の間に流れる特別な空気感を表現していたのかも。
殺されると知ってるのに何故、人がいない場所に行くの?
という疑問も残る(笑)
ハラハラドキドキする展開でありながら、少しツッコミどころもある所がこの作品の魅力なのかも(笑)
過去のヤバいアルバイトの話が出てくるのも、ジョンユンのキャラクターを掘り下げるための要素だったかと思いきや、意外な結末の伏線だったのは面白かった!
謎が多い中。最初から犯人を予想して決めつけながら観ていたので、意外性のある予想外の結末が楽しめたのは良かった!
2人がラブストーリーには発展しなかったのは少し残念。
2人の間に芽生えたのは恋愛感情とは違う、もっと強い絆のようなものだったのかもって感じ。
ラストの横断歩道のシーン。
青信号の長さはかなり気になりました( ´∀`)
ゆるゆるのミステリーなので、真剣に謎と向き合っても意味はなさそう
2025.5.19 字幕 アップリンク京都
2024年の韓国&日本合作の映画(90分、 G)
原作は高橋和明の同名小説
日本ではWOWOWでドラマ化済み
死を予告された女が予言者と共に犯人探しをするミステリー映画
監督はイ・ユンソク
脚本はチョンヨン
原題は『6시간 후 너는 죽는다』、英題『You Will Die in 6 Hours』で、「6時間後に君は死ぬ」という意味
物語の舞台は、韓国のソウル
倉庫とコンビニで働いているジョンユン(パク・ジュヒョン)は、ある日街角にて、奇妙な男(チョン・ジェヒョン)から「君は6時間後に死ぬ」と言われてしまう
何かの詐欺かナンパだと思ったジョンユンは男を無視するものの、彼はいくつかの事件を予知したと語り、さらに彼女の祖母が病床に臥していることも言い当てた
ジョンユンは男を信用することにして、どうやって死ぬかを問い詰める
「ナイフで殺されること」がわかっていて、ジョンユンには心あたりがあった
それは、かつてストーカーのように付き纏っていた男(ジョンファン)のことで、彼が自分を殺すのではないかと思い込む
そして、彼のアパートを訪ねることになり、男も一緒に同行することになった
一方その頃、ソウルでは殺人事件が起きていて、班長(キム・ミンサン)を中心とした強行班係が捜査にあたっていた
刑事のギフン(クァク・シヤン)を筆頭に、若手のヨ刑事(イ・スジュン)、ナム刑事(イ・チョル)らが中心となっていて、犯行現場に残されていた奇妙な予言を見つけ出していた
そこには「8時間後に君は死ぬ」と語る男の声が入っていて、警察はその男の行方を追うことになった
映画は、奇妙な男ことキム・ジュヌとジョンユンが未来の殺人犯を追うと言う展開と、警察が現在進行形の犯人を追う様子が同時進行で描かれていく
そのために、どのように捜査と探索が進んでいくかわかるのだが、犯人の具体的な目星がつく前に、ある程度想定がついてしまう
この方法が良いのかはわからないが、もう少し捻ったシナリオにした方が良かったと思うし、ラストの予告時間の展開もグダグダすぎて脱力してしまう
結局のところ、ジュヌの恋人がジョンユンと同じ職場にいて、その店(デートクラブのようなところ)が未成年を雇ってしまったことで閉業に追い込まれていた
その店の利用客の中に警察がいたのだが、それだけの理由で「元従業員を殺す」と言うのは無茶としか言いようがない
そこで何が行われて、どんな因果が起こったのかと言うのは想像にお任せしますレベルで、感覚的には「班長が未成年を買っていたので証拠隠滅」のように思えてくる
実際にどうだったのかはよくわからない部分があり、かなり端折られて作られている
エンドロールには多くの配役があるのだが、出てきたっけ?と言う感じのキャストも多く、警察と店の癒着か脅迫絡みで登場したであろうキャストが載っていたように思う
また、デートクラブの実態と言うのもそこまで詳細に描かれず、ジョンユンはストーカー君と3時間時間を過ごしたくらいで、班長がどこまでの行為に及んでいたのかはわからない
どうやらサラと呼ばれていた女がジュヌの恋人チ・ソヨン(ウンセ)のようで、班長がピンチなのでギフンがソヨンを始末したのだと思う
そのあたりの因果はわかるが、直近で殺されたソヨンの友人ヘジ(キム・ミンヨン)まで殺す必要があるのかはわからず、さらに無縁のジョンユンが狙われる理由も意味不明のままだった
一応は、ギフン自身の正義感と職業貴賤からデートクラブで働くような女はゴミだと思っているところがあって、それが今回の一連の事件を引き起こしている
そして、その価値観と真逆なのがジュヌだった
彼は「3時間幸せにすることに意味がある」と言い、ジョンユンの過去を肯定するのだが、おそらくは彼自身もソヨンとそこで出会って、幸せな3時間を経験したのだろう
だが、そのあたりの因果関係は「想像にお任せしますレベル」なので、それで良いのかは疑問だなあ、と思った
いずれにせよ、過去の殺害シーンも緩いし、緊張感もほとんどないまま進んでいくので、ついウトウトとしてしまう
登場人物を登場させる順番とか方法もスマートではなく、冒頭で告知があったところから、いきなり過去に戻って告知まで描くと言うのは要らなかったように思った
解決編に至っても、時計とスマホが1分ズレていたと言う実にくだらないもので、運命決定論的にその時間に殺そうとする犯人も不思議な行動になっていた
個人的には、ジョンユンがギフンに気があるように描かれていたので、警察だから信用すると言う一歩上の信頼がジュヌの予言を邪魔するのかと思っていた
だが、そう言った恋愛的な要素はそこまでなく、ジョンユンの想いが砕け散ると言うこともない
全体的にすごくゆるゆるな話なので、楽しめるのは主演のファンだけのように思う
彼のドアップは思った以上に多いし、鑑賞後には特典も貰えたので、そう言った層向けのアイドル映画だとすれば及第点なのかもしれません
映像で遊んでくる
映像が面白いんだよね。
ヒロインは青色と水色の間みたいなワンピースみたいなの着てて、ちょっとヒロインの衣装って感じじゃないんだよね。
コンビニバイトでは深緑のスウェットみたいなの着てるし、寒色系なの。
途中のデートクラブのシーンではピンクっぽいの着てるから、なんか色で分けてたのかもな。
それで前半は、被写界深度が浅いっていうんだっけ、ピントの合う場所が少ないの。
だから背景がぼやけて見える。
それでずっといくんだよね。
殺害現場に行くシーンでは右から左に歩いてたと思ったら、次のカットで左から右に歩いてたりしてんの。
病院で向き合って話してるんだなっていうカット割りしてると、突然、横向いて、なんだ二人並んでたのかってやるしね。
そういう映像の遊びが面白かったな。
ヒロイン役のパク・ジュヒョンいいね。蓮佛美沙子に似てる。
主人公のジェヒョンは宮沢氷魚に似てるね。
そう思ったら、もう蓮佛美沙子と宮沢氷魚が演ってるようにしか見えない。
話はまあ、色々あって、辻褄合うようにできてるね。
この設定できたら、犯人はアイツだなと思うと、その通りになるし。
全体的に標準的なできあがりで、映像と蓮佛美沙子と宮沢氷魚を面白く観てたから楽しめたよ。
韓国映画らしからぬグダグダ感
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